白雲去来

蜷川正大の日々是口実

蚊の中国語。

2023-05-22 15:49:23 | 日記

5月13日(土)雨のち曇。

朝食は、中華ちまき2個に小カップ麺。昼は抜いた。夜は、アスパラガスのフライ、「梅や」で買った鶏の手羽を揚げた「チキンカツ」、キャベツの千切り。お供は、「三岳」。酔狂亭にて独酌。

折角買ったのに積読状態の本が15冊ほど溜まったしまった。バックや鞄を持って出かける習慣がないので、ハードカバーの本は持ち歩かない。電車で東京などに行くときは、背広のポケットに入る文庫本を持って行くのだが、視力が落ちてきたので、小さい字が見えづらくなった。テレビの通販で、老眼鏡ではなく「拡大鏡」を買ったのだが、本や新聞を読むのには重宝している。

読書と言っても、最近は勉強のために本を買うという事をほとんどしなくなった。読みやすい本ばかり選んでいる。先日も、飛び込みで入った書店で崔岱遠さんと言う人の書いた『中国くいしんぼう辞典』(みすず書房)を買った。税抜き三千円もしたが、本の帯のコピーと、パラパラッと頁を捲って拾い読みをしたら面白そうなので、エィヤットと買ってしまった。「吃貨(チーフォ)」とは、中国語で「くいしんぼう」の事らしい。その彼らの『胃袋をとらえた垂涎必至の絶品エッセイ」。しかしまだ読んでいない。次から次へと面白そうな本を買ってしまうので、中々手を付けられずにいる。

中国語と言えば、何年か前に、阿形先生らのお世話で中国に行った折に、正気塾の若島和美先生に大うけした、私が唯一知っている中国語を教授したことがあった。「若島先生。蚊のことを中国語で何というのか知っていますか」、「?」。「蚊は中国語で『チースウ(血吸う)』」もちろん冗談です。帰国するまで、その「チースウ」が大流行り。

 


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木鶏。

2023-05-22 15:34:59 | 日記

5月12日(金)晴れ。

朝食は、チャーハンに小松菜のスープ、味付けは「ウェイパー」。昼は抜いた。夜は、清風楼のシュウマイを蒸したものと揚げたもの2品、伊勢佐木町の横の吉田町の「梅や」で買った「手羽餃子」の蒸し物とレタスのゴマの油和え。お供は「黒霧島」。酔狂亭にて独酌。

玄関に、木彫りの鶏を置いてある。確か平成3年に野村先生のお供をしてマニラに行った折に「みやげ屋」で買ったものだ。木彫りの鶏、いわゆる「木鶏」である。中国の故事、「荘子」に「強い闘鶏は、木彫りの鶏のように動かず泰然としている」とある。横綱双葉山は、連勝が69で止まった時、「イマダモッケイ(木鶏)タリエズ」と我が国の陽明学の泰斗、安岡正篤に電報を打った。白鵬もまた、自身の連勝が33で止まった際に支度部屋で「いまだ木鶏たりえず、だな」と話したと聞く。その故事を知らなければ、そんなものを買ってこなかった。


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