五月十一日(水)曇り。
私の悪い癖で、新聞記事の中に、原稿の資料にしようと思うものがあると、つい「後で」切り抜いておこうと、そのままにしてしまう。三日四日が過ぎ、そのまま忘れて二週間ぐらいが過ぎ、ハタと気がつき、慌てて探すが、いつの日の新聞だったか記憶にない。古新聞を入れてあるボックスから取り出して、山のようになった中から探すが、結局は見つからない。ひょっとすると、新聞ではなくて週刊誌だったか。と記憶も曖昧だ。
ありがたいことに、贈呈される週刊誌は五誌。自宅では読みづらいグラビアの多いものは事務所に送って頂く。合わせると十誌にもなる。忙しいときは、読むのも大変である。読み終えてまとめてあるヒモを解いて、探すのだが、その内にイライラしてきて、結局やめてしまい、見つからずに終わってしまう。そんな記事に限って、原稿に必要で、そこで筆が止まってしまい後悔する。こんなことを幾度繰り返しただろうか。原点に帰らなければと反省をした次第。
「大吼」の夏号と、「燃えよ祖国」の次号の編集に追われている。その間に、連載させて頂いている二本の原稿も書かなければならないし、プロの作家の脳みそと交換してもらいたいものだ。
そんな訳で、真面目に生活しています。酒ですか・・・。もちろん控えて、ロックで二杯だけにしました。