白雲去来

蜷川正大の日々是口実

「イラレ」に「アドビ」に「コストパフォーマンス」???

2012-06-18 22:33:46 | インポート

六月十七日(日)晴れ。

 午後から愚妻や子供たちは元町へ。お世話になっている方が子供の入学祝に「フクゾー」で洋服を買ってくれるとのことで、嬉々として出かけて行った。横浜の女の子なら、一度は「フクゾー」の洋服に憧れるのではないだろうか。トレードマークの「竜の落とし子」にタータンチェックの巻スカートは、そのお店の定番だ。ここの服を着て、ミハマの靴を履いて、キタムラのバックを持つ。これがヨコハマ・トラディショナル。すなわち「ハマトラ」である。しかし値段が高いのが玉にきず。

 三時に、家族と合流して横浜駅の西口にあるヨドバシカメラへ。会社で仕事用に使用しているパソコンがそろそろヤバイ状態になっている。もう六年ぐらいは使っているのだが、愚妻曰く、「完全にダウンする前に交換しよう」とのことで、出かけた。機関誌や「大吼」などの編集用に使っているので、壊れてしまっては仕事にならない。

 ヨドバシで、スタッフの説明を聞いてたら、若い子なのにとても親切丁寧にアドバイスしてくれる。ソフトのフロアーにいたのに、わざわざパソコンの所まで連れて行ってくれて、適当なものを紹介してくれた。ただ、その青年、パソコンにめちゃくちゃ詳しいのだが、やたらに言葉を略したり横文字を使用するので、おかしくて笑をこらえるのが大変だった。たとえば、「イラストレーター」は「イラレ」で、デジタルメディアを制作するソフトは「アドビ」。値段は「コストパフォーマンス」とか、ついて行くのがやっとだった。でもとても感じのいい青年だった。

アドバイスに従って、使用しない余計なソフトが入っていないで、必要なものだけを入れて、値段を抑えた「デル」のディスクトップを購入した。まあ、今の若い人たちには、上記のことのような用語やパソコンの選び方など当たり前のことなのだろう。愚妻は、さすがに言葉のキャッチボールをしていたが、私は三分の一程度しか分からなかった。せっかく買っても納品は二週間後との事。

夜は、我が酔狂亭で、いつもの仲良しさんたちとの一献会。自宅で飲むのは安上がりでいい。十一時前に解散。

 


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友人の奥さんの通夜に出席。

2012-06-18 22:05:15 | インポート

六月十六日(土)曇りのち雨。

 三時まで、自宅でのんびりしていた。三時前に松本佳展君に迎えに来てもらい。一路、千葉県の鹿島へ向かう。古い友人でもあり、個人的にもお世話になっている本宮浩行氏の奥さんが亡くなりその通夜式に出席するための鹿島行きである。

 四十四歳と言う若さで幽明境を異にした。何年か前の佐原のお祭りに行った際は、元気だっただけに、その死が未だに信じられない。通夜には、何人か知った人たちが出席していた。焼香を済ませ、本宮氏やご家族にご挨拶をして戻った。

 帰りは、松本君の友人たちが川崎で一献会を催すとのことで、その前哨戦に出席。お店は、川崎駅の駅前にある「磯丸水産」という居酒屋に行った。ここは、以前から「安くて、おいしい」との評判が高く、カメ&アコちゃんやヒデちゃんたちが先乗りして店に行った。しかし、生憎満席で十五分ほど外で待ってからようやく店に入れたとのこと。私は、松本君に店に向かう途中でオウムの高橋が住んでいたマンションや新聞を買ったコンビニ、お金をおろした信用金庫などを、教えて貰った。本当に川崎駅のすぐ近くに住んでいたことに驚いた。

「磯丸水産」にて皆と合流。ゲンピン君や小枝ちゃんたちも参戦。私は初めての店だが、カニ味噌の甲羅焼が絶品で、三つも食べてしまった。二次会に行くと言う若い人たちを残して、カメちゃんと横浜に戻り「やまと」にて〆。


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「文春」以外のマスコミが黙殺しているのが不思議だ。

2012-06-16 13:25:05 | インポート

六月十五日(金)晴れ。

 まだ今週の「週刊文春」を読んでいないが、何でも小沢一郎が糟糠の妻から三下り半を突き付けられたとか。ネットで、女房が支援者に宛てた、件の手紙を読んだが、もしこれが本当なら、小沢一郎という男は、政治家どころか人間として失格である。そう思うのは私だけではあるまい。一時期、旬をとうに過ぎた女性タレントが、自分の過去を赤裸々に書いた、いわゆる「暴露本」がブームになったが、その時は、つくづくこの人たちは「恥」を知らない、また「誇り」と言うものを持ち合わせていない下種だと思っていた。それでも、最終的には裸を売り物にするくらいだから、特殊な人たちと思って、心の中で「バーァーカ」と蔑んでいた。

 しかし、今回は、バカタレントとは違う、いやしくもかつては様々な政党で代表や幹事長を務め、総理候補とまで言われた男の妻の「離縁状」がマスコミに掲載されたのである。

便箋11枚にも及ぶ長い手紙の中で、夫人は、昨年3月の東日本大震災後の小沢の言動について触れ、「このような未曾有の大災害にあって本来、政治家が真っ先に立ち上がらなければならない筈ですが、実は小沢は放射能が怖くて秘書と一緒に逃げだしました。岩手で長年お世話になった方々が一番苦しい時に見捨てて逃げだした小沢を見て、岩手や日本の為になる人間ではないとわかり離婚いたしました」と書いている。

さらに、小沢の愛人や隠し子の存在についても触れている。 八年前に隠し子の存在がわかったとき、小沢元代表は和子夫人に謝るどころか、「いつでも離婚してやる」と言い放ち、和子夫人は一時は自殺まで考えたとも記している。

 「それでも離婚しなかったのは、小沢が政治家としていざという時には、郷里と日本の為に役立つかもしれないのに、私が水を差すようなことをしていいのかという思いがあり、私自身が我慢すればと、ずっと耐えてきました。
ところが三月十一日、大震災の後、小沢の行動を見て岩手、国の為になるどころか害になることがはっきりわかりました。国民の生命を守る筈の国会議員が国民を見捨てて放射能怖さに逃げるというのです。何十年もお世話になっている地元を見捨てて逃げるというのです」。「かつてない国難の中で放射能が怖いと逃げたあげく、お世話になった方々のご不幸を悼む気も、郷土の復興を手助けする気もなく自分の保身の為に国政を動かそうとするこんな男を国政に送る手伝いをしてきたことを深く恥じています」。

 この手紙が、もし偽物だったら、大騒動だ。もちろん本物であると思っているが、「文春」以外のマスコミのすべてが無視、あるいは黙殺しているのが少々不気味でもある。あれだけ小沢叩きに目の色を変えていたマスコミが揃ってだんまりを決め込んでいる。ひょっとすると、と思うのは、野田と自民党の野合による「消費税増税」法案に反対している小沢一郎とそのグループに対して、余りにもタイミングが良すぎるからだ・・・。

夜は、「颯」から「やまと」に転戦。早めに自宅に戻った。


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「地球防衛軍」を見た。

2012-06-15 10:25:00 | インポート

六月十四日(木)晴れ。

 朝から、手紙ラッシュ。決して手紙マニアではないのだが、様々なものを送って頂いたことのお礼状や沖縄行きの際にお世話になる人たちへの手紙など十五通ほども書いたら手首が痛くなった。

 夜は、早めにシャワーを浴びて、カメちゃんの奥方のアコチャンが法事で北海道へ帰っており、海の幸を沢山送ってくれた。これは何処にも出かけずに家で一杯やるしかないと思って、六時半から酔狂亭を店開き。最近は、テレビをほとんど見ない。見るのは、ニュースに映画ぐらいなものだろう。先日、鈴木邦男さんとお話した時に、「これからテレビは益々売れなくなるだろう」と話していた。その理由として、どこのチャンネルを回しても、出ているのは下らん「お笑い芸人」ばかりで、仲間しか通じないようなバカ話で盛り上がっているのを垂れ流している。こんな番組ばかりでは、良識と常識のある大人は、テレビを見なくなるのは当然のこと。と話していた。ナルホド。

 活字を追うのには少々酔いが回ったので、私のビデオコレクションの中から、久しぶりに「地球防衛軍」を見た。「地球防衛軍 」は、昭和三十二年に公開された、東宝制作の特撮SF映画。特撮ものとしては初めてワイドスクリーンを採用した作品。日本初の宇宙人による侵略ものであり、巨大ロボットが登場する日本初の映画。また、地球人と宇宙人の結婚を最初にとり上げた世界で最初の映画でもある。

 私は、このSF映画が好きで、何回も見ている。デジタル画像が普及していない時代に、良くここまでの映画を作ったものだと感心してる。テーマ音楽も好きで、何か、ドキドキ、ワクワクするような曲である。出てくるロボットや飛行機も、何かブリキのおもちゃをほうふつさせて楽しい。あのロボットのおもちゃを売っていないのかなぁー。気がついたらウトウトしていた。

200pxchikyu_boeigun_poster1※「地球防衛軍」の映画ポスター。


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沖縄行きの段取りが終わった。

2012-06-14 11:30:19 | インポート

六月十三日(水)曇り。

 あーあまた曇りである。貧乏人なので、曇りの日は何となく憂鬱になる。金がなくとも、朝目を覚まして、「まぶしい」と思う日が何ともなく嬉しく感じる。

 所帯じみた話で恐縮だが、我が家は、玄米を精米器で精米してから炊く。当然、米ぬかが出るので、ハタと思いついて「糠床」を作ってみた。捨て野菜で調整しながら一週間ほどしてキュウリを漬けてみたが、これがしょっぱくて参った。まだ糠がなじんでいなかったのだろう、我慢して食べていたが、漬けてから十日が過ぎて、ようやく美味しいと思うような物が出来た。ミョウバンを買って茄子を漬けたり、山芋、人参、大根と朝飯が待ち遠しい。ちなみに、どうしても太る体質なので、炭水化物は朝食のみにしている。従って、「糠漬け」のおしんこをおかずにして食べる朝食が一番待ち遠しい。俗に「男子厨房に入らず」などと言うが、私は、厨房はもとより閨房に入るのも好きである。ふふふ。

 今日は、一日、月末に行く沖縄の段取り。さすがに三十四人もの人たちと共にする旅の段取りは大変だった。こちらで旅を組むのではなく、旅行会社の安い商品を選んでの旅行であるから、人が増えたり減ったりする度に旅行社と打ち合わせをしなければならない。簡単に「一人追加」とは行かないのである。その他、飛行機の座席やホテルの部屋割り、神社や観光バスの手配など使命感がなければ、とってもやっていられない。しかしそれでもお陰様で、隠岐、大熊の両社友や、現地の新垣、林、金城の諸氏の力添えもあってようやく段取りが終了した。

 とりあえず、参加する人たちに沖縄でのスケジュールや事前に見て貰いたい資料映画二作品をセットにして発送した。その二作品とは、沖縄戦を描いた昭和四十六年東宝系で公開された岡本喜八監督の「激動の昭和史・沖縄決戦」である。もちろんこの映画が我々、とりわけ民族派の思いをすべて体現しているとは思わないが、「沖縄戦」と言うものがどのような戦いであったのかと言う基本的な知識を学ぶには良いと私が判断した。

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この映画と、私が個人的に好きな長澤まさみと妻夫木聡が主演した平成十八年にやはり東宝系で公開された「涙そうそう」である。沖縄観光の定番である国際市場や農連市場などがロケに使用され、内容も純愛でいい。まあ陳腐と言われてしまえばそれまでだが、沖縄の戦前戦後が良く分かる映画だと思って資料映像にした。

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夜は、我が酔狂亭で月下独酌。頂き物のホワイトアスパラ を茹でてから、オリーブオイルとニンニクで炒めてからレモンを絞って食べたが美味しかった。


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