六月十七日(日)晴れ。
午後から愚妻や子供たちは元町へ。お世話になっている方が子供の入学祝に「フクゾー」で洋服を買ってくれるとのことで、嬉々として出かけて行った。横浜の女の子なら、一度は「フクゾー」の洋服に憧れるのではないだろうか。トレードマークの「竜の落とし子」にタータンチェックの巻スカートは、そのお店の定番だ。ここの服を着て、ミハマの靴を履いて、キタムラのバックを持つ。これがヨコハマ・トラディショナル。すなわち「ハマトラ」である。しかし値段が高いのが玉にきず。
三時に、家族と合流して横浜駅の西口にあるヨドバシカメラへ。会社で仕事用に使用しているパソコンがそろそろヤバイ状態になっている。もう六年ぐらいは使っているのだが、愚妻曰く、「完全にダウンする前に交換しよう」とのことで、出かけた。機関誌や「大吼」などの編集用に使っているので、壊れてしまっては仕事にならない。
ヨドバシで、スタッフの説明を聞いてたら、若い子なのにとても親切丁寧にアドバイスしてくれる。ソフトのフロアーにいたのに、わざわざパソコンの所まで連れて行ってくれて、適当なものを紹介してくれた。ただ、その青年、パソコンにめちゃくちゃ詳しいのだが、やたらに言葉を略したり横文字を使用するので、おかしくて笑をこらえるのが大変だった。たとえば、「イラストレーター」は「イラレ」で、デジタルメディアを制作するソフトは「アドビ」。値段は「コストパフォーマンス」とか、ついて行くのがやっとだった。でもとても感じのいい青年だった。
アドバイスに従って、使用しない余計なソフトが入っていないで、必要なものだけを入れて、値段を抑えた「デル」のディスクトップを購入した。まあ、今の若い人たちには、上記のことのような用語やパソコンの選び方など当たり前のことなのだろう。愚妻は、さすがに言葉のキャッチボールをしていたが、私は三分の一程度しか分からなかった。せっかく買っても納品は二週間後との事。
夜は、我が酔狂亭で、いつもの仲良しさんたちとの一献会。自宅で飲むのは安上がりでいい。十一時前に解散。