白雲去来

蜷川正大の日々是口実

明日から台湾です。

2015-04-15 09:13:56 | 日記
四月九日(木)晴れ。両陛下ペリリュー島を慰霊訪問。

明日から台湾行きである。初めて台湾に行ったのはもう二十年も前だ。初めてなのに観光ガイドも付けずに適当にぶらぶらしていたので、あまり印象に残っていない。思い出と言えば蒋介石総統の祈念堂ぐらいか。当時は、デジカメなどなくすべてフィルムだった。それでも記念写真の好きな私は、当時から「一旅一冊」の旅のアルバムを作っていた。それがデジタルカメラになってからパソコンに項目別に保存するようになってからは写真アルバムを買わなくなった。どちらが便利なのか良く分からん。

その後、私が役員の末席を汚している大行社が台湾の桃園県、虎頭山という所に建立した蒋介石総統の銅像の記念式典に出席するために、平成十八年から三年連続で台湾を訪れた。パソコンを開いてみると、一緒に旅し、若くして亡くなった日本同盟・郷士会の清水常二氏の顔があった。今回は、七年ぶりの訪台となる。仕事が片付かず、今日は徹夜になるかもしれない。

両陛下がペリリュー島を慰霊訪問。サイパン、テニアン、グアムへは幾度か訪れたことはあるが、パラオ、ペリリューはまだ行ったことがない。直行便がなかったこともあるが、一度私も彼の地を訪れてみたいと思っている。

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股で酒が飲めるか。

2015-04-10 00:58:35 | 日記
四月八日(水)雨。

花散らしの雨か。桜は悲しいものだ。一年に一度しか咲かないのに、風雨に影響され、あっと言う間に盛りが過ぎてしまう。野村先生の句ではないが、あと四、五日もすれば「葉桜の風の言葉は独り聴く」という風情になってしまう。そう言うことが「寂しい」と感じるのも歳のせいなのかとしみじみ思う昨今である。

昨日は名前だけ立派な「蜷川政経懇話会」を野毛の「弥平」にて開催した。ここのオヤジは中学の同級生である。私は、横浜の下町、南区の共進中学に入学した。昭和三十八年の春である。第二次ベビーブームということもあって、一クラスは五十人。それも十二クラスもあった。ちなみに私の娘の中学は二十五人で四クラスしかなかった。

「蜷川政権懇話会」といっても月に一度、私の応援団の人たちが集まるただの飲み会である。しかし私は、この人たちによって支えられている。浪人生活ゆえいかに支援してくれる人を集められるのか・・・。それが私の評価でもある。もちろん長い付き合いの中には、去って行く人もいる。私不徳のの致すところかもしれない。それでも応援してくれる人がいる以上、その期待を裏切らないような生き方をしなければと思っている。

「弥平」は神奈川の、それも三浦の魚と肴にこだわっている。オーナーの高杉氏は中学時代剣道部の主将だった。酒を飲まないのが残念だが、飲まない分、あちらの方はほとんど現役である。この店に、古い友人や同級生が集まる。楽しくて仕方がない。思い出話に花が咲き、飲んだ酒が五万本。とつい甘えてしまう。終了後に関内に転戦。金もないのに、飲めば気が大きくなって、閉店後に近くの「ビートレ」というイタメシ屋に紅灯の白粉を連れてアフター。

妻は病床に臥し、児は飢えに泣くとも、ひたすら悲憤慷慨の酒に酔う。梅田雲浜ファンの酒友、松本洋三さんに怒られそうだ。酔って自宅に戻れば鬼嫁とガキどもが、日頃の恩を忘れて、「とーたん。また飲んでんの」。すかさず私は、「バカヤロウ。股で酒が飲めるか」と言いつつ、そっと布団に入る。こんな虚しい夜を幾度過ごしたか。残念ながら私の門下生、志村、松本、梶浦、湯浅、石澤にはこの修業が足らん。

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分かってくれる人もいれば・・・。

2015-04-10 00:49:03 | 日記
四月七日(火)雨。

朝食は、昨日の残りのマグロの刺身を「漬け」にして食べた。大した金額ではないが、朝から贅沢な食事だ。最近ふと考えるのだが、友人や友達の少ない人はしみじみ不幸だと思う。フェイスブックなどで一度も会ったことのない人の「友達」の多さに満足している人もいるが、そんなものは所詮バーチャルな世界で、たかが「いいね」やコメントを貰って喜んでいる人たちの気持ちが分からない時がある。

まれに政治を批判し、同志を批判する人がいるが、そう思ったら自分が行動を起こしたら良いのにといつも思う。私たちに期待されても迷惑なだけだ。まず自分が先頭に立って見本を見せてから後輩をリードすべきではないか。それも刑務所どころか留置所さへ入った経験もないのに人の批判をしたり世を罵る。思わず笑ってしまうが、それはそれで自分がいっぱしの国士と任じているのだから罪がない。

フェイスブックやブログで世を罵り、悲憤慷慨するのも酒の肴程度で、本当に日々行動している人達にはかなわない。街宣だって誰も聞いている人がいなくとも、天に向かって獅子吼する。人に聞かせるのではなく、自分のために行っていると言う自覚と自負が無ければ、虚しいもののなってしまう。それでも存在価値はある。何もやらない人よりも、やっている人たちがいるからこそ、やらずにいる自称右翼の存在感もある。自身の反省材料として思うが、フェイスブックやブログほど安易で無責任なものないと思っている。不特定多数の人たちにアピールするのだから、せめてどこの誰だか、自分の顔を晒すべきだと思う。そんな覚悟さえない人に政治の批判や個人攻撃が出来るのか。気楽なものよと笑ってしまう。組織を維持する、自分の立場を鮮明にする、ということはリスクが伴うものなのだ。

私はもう若くはない。めんどくさい「友達」など欲しくはない。私のことを思ってくれる、野村先生のことを思ってくれる人のみとお付き合いをすることを楽しむと言うのが六十五歳になった私の心境である。分かってくれる人もいれば、分かってくれない人もいるも。分かってくれない人に媚びを売ることなど、そんな努力などしたくもない。少々愚痴っぽくなったが、酒のせいもある。いいや本音です。

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清明の時節、雨、紛紛。

2015-04-09 12:46:19 | 日記
四月六日(月)晴れ。

今日は、上の子供は大学へ初登校。これまでと違って私服で行くので、どうも学校へ行くと言う感じがしない。下の子供は高校の二年生となった。玄関で恒例の写真を撮る。これも我が家の恒例の行事で二人の子供が幼稚園の頃から続けている。

家族が出払った後は、久しぶりに一人になった。家の片づけを済ませてから、十一時半のニュースの時間まではラジオを聴きながらのんびりとコーヒータイム。朝刊に目を通してから、PCに向かい、メールやFB、好きなブログをチェック。十一時半になるとフジテレビのニュース、そして正午にはNHKのニュースを見る。その後は事務所へ。もう少し暖かくなったならば歩いて行くのだが、まだ花粉が飛んでいることもあって車で行っている。

事務所に行くと、まずため息が出る。あれもやらなければ、これも・・・と、やることや、やらなければいけないことが多すぎて、ため息の中に埋もれてしまい。結局大したこともせずに時間が過ぎて行く。「少年老い易く」と言うが、もうとっくに老いているのだから、ジタバタしても仕方がないが、やるべきことはやらなければと、いつも決意表明だけはしているのだが。

そう言えば、昨日は「清明節」か。資料によれば、清明節は毎年、 四月五日前後である。この日は、人々が墓に参って先祖を祭り、野山に出かけて春の遊びをする民間の祭日である。清明節は農暦(旧暦)の二十四節気の一つ。春風が吹き、暖かくなると、空気は新鮮で爽やかになり、天地は明るく、清らかになる。このため「清明」と呼ばれる。私は、「清明」と聞けば、杜牧の「清明」が浮かぶ。

清明の時節 雨 紛々
路上の行人 魂を断たんと欲す
借問す 酒家は何処に有る
牧童 遥かに指す 杏花村

「(一海知義「漢詩一日一首」からの引用です」清明は春分の日から十五日目、花の季節であるが、雨が多い。清明の時節に、しきりに降る雨。雨の降りしきる道を、ひとりの旅人がゆく。ただひとり旅ゆく人の胸は、かえってさみしさにしめつけられる。
せめてこのさみしさを酒にまぎらわそうと、借問す、ちょっとたずねてみる。居酒屋はどのあたりにあるのかね。牛の背にまたがった牧童は、黙ったままゆっくりと指さした。それは杏の花咲くかなたの村だった。
この詩を、ベトナムの故ホー・チー・ミン大統領は、ベトナム独立同盟から使命を託されて中国に入り、蒋介石の軍に捕らえられて牢獄に繋がれたとき、次のような戯作に詠みかえている。

清明の時節 雨紛紛
籠裏の囚人 魂を断たんと欲す
借問す 自由 何れの処にか有る
衛兵 遥かに指す 弁公門

ちなみにホーチミンの漢字は、胡志明と書く。

夜は、久しぶりに松原商店街へ行き、魚幸にてマグロを買い求め、酔狂亭で月下独酌。

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何だかんだと出費がかさむ。

2015-04-09 12:32:07 | 日記
四月五日(日)晴れ。

朝食は、赤ウインナー、キャベツの千切りに目玉焼き。私が好きな、私の為の朝食である。これに昔のプレスハムがあれば良いのだが、最近はとんと見かけなくなった。

ニュースは、維新の党の上西何とかいう女性議員の話題でもちきり。まあ本人もこんなことでしか世間に注目されないのを知っているから、ひょっとして喜んでいるかもしれない。しかし日本は平和だとつくづく感じてしまう。どうでもいいけれどね。

午後から、上の子供のお付き合いで、横浜駅西口にあるビッグカメラへ行った。何でも大学生になってモバイルが必要になるとのことで、買いに行ったのだが、大学生になったらプレゼントしてあげる。と約束していたので、仕方がない。入学金や学費など何だかんだと出費の多い今日この頃。

私もモバイルを持っていないので欲しいのだが、どれも十四、五万円もする。当分お預けか・・・。夜は、久しぶりにカメ&アコちゃんたちと「やまと」へ。しばらく飲んでから「一休」へ転戦。

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