白雲去来

蜷川正大の日々是口実

泰然院孝岳勉道居士。

2020-10-28 13:07:18 | 日記
10月11日(日)雨のち曇り。
日曜日は、私以外の家族が昼近くにのそのそ起きてくる。とりあえず、皆さん仕事をしているので(下の子供はバイト)一週間の疲れを取ってもらおうと、無理に起こさない。家族が揃ったところで、昼食を兼ねた朝食。メンチカツ、ハムカツ、キャベツの千切り、納豆、韓国海苔、「お椀ヌードル」。脈絡のないおかずだが、家族それぞれ好みが違うのだから仕方がない。


夜は、北海道の後輩から届いた特大の秋鮭(大きすぎて発泡スチロールに収まらず、穴を開けたところから鼻先が出ていた)三枚におろすのも力が入った。頭は、強めに塩を振って焼いた。骨の部分はジャガイモを加えて味噌汁に。身は、バターをたっぷり使ったバター焼き。レモンを絞って、洋風に。残ったものは冷凍にした。暫くは楽しめそうだ。肴に合わせて白ワインを二杯飲んでから、「黒霧島」へ。酔狂亭に北海道がやってきた。

今日は、平成11年に53歳と言う若さで亡くなった阿部勉さんの命日である。お元気ならば73歳か。戒名は、泰然院孝岳勉道居士。いい戒名である。故郷の秋田は角館のお墓に眠っている。納骨の時に、同志の皆さんと訪ねたきりになているので来年にはお墓参りに行こうと思っている。

阿部さんに関しては2004年に、山平重樹さんが「ジェイズ・恵文社」より上梓した『最後の浪人阿部勉伝―酒抱きてけふも堕ちなん』がある。(現在は手に入りにくくなっている)今年は、三島由紀夫、森田必勝両烈士の没後50年である。書店に行けば三島先生に関する新刊本が並んでいる。三島先生が創設した楯の会の一期生であった阿部さん。今からでは遅いかもしれないが、その本の表紙を楯の会の制服に身を包んだ阿部さんにして、『楯の会一期生・阿部勉伝』とかに改題して再販してもらいたいと思っている。 

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学術会議何てどうでもいい。

2020-10-28 11:39:52 | 日記
10月10日(土)雨。

朝食は、昨日の残りのカツオとマグロの刺身。野菜スープ。冷蔵庫の「チルド」は心なしか生物の保存状態が良いような気がする。好みの問題もあるのだろうが、朝食の刺身は何かとても贅沢気持ちになる。旅先の旅館の朝食のような気持になるのだ。それも、安旅館のものではなく、今日のように良い刺身があると、朝から林真理子ではないがルンルン気分になる。(古いか)

昼は無し。夜は、ジャガイモ、ソーセージ、人参、キャベツをたっぷり入れたポトフ。ブリの照り焼きに冷奴。雨音にショパンの調べは聞こえないが、酔狂亭にて「黒霧島」をお供に独酌。

日本学術会議とやらの新会員候補の6人の任命を見送ったことでアホな野党は、手ぐすねを引いているようだが、つくづく、どうしょうもねぇなーぁーと思う。その学術会議の問題がなければ、野党は他に政府を追及し、糺すことが何一つとしてないということの証ではないか。任命の見送りに対して「国民はこの問題を重視している」とか言っているおっさんがいたが。嘘言うなよ!そんなことを重要視している国民なんかほとんどいる訳がない。大体、こ問題がなければ日本学術会議の存在すら知らなかった国民が大多数ではないか。それに10億円もの税金が投入されていることも・・・。そのお金と、下らん権威にしがみついている、早い話が曲学阿世の輩の集まり、と言っては失礼か。さっさと失くして下さいな。

JALやANAに代表される航空会社の危機。おさまらないコロナ。飲食店などの不況・・・。野党はこういった問題に対して、与党に代わる代案を示し、国会で論戦してもらいたいものだ。まつたく、国民の空気を読めない人たちが多すぎる。

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セコイなぁー。

2020-10-26 10:33:23 | 日記
10月9日(金)雨。

今日も雨か・・・。秋の雨にはどんな表現があるかとチト調べてみた。

秋雨(あきさめ) 秋時雨(あきしぐれ)秋湿り(あきしめり)秋驟雨(あきしゅうう 秋微雨(あきついり)秋霖(しゅうりん)すすき梅雨(すすきつゆ)白驟雨(はくしゅうう) 冷雨(れいう)。日本語は美しいなぁー。

ニュースでは、何でも、ポイントの還元?のために、店に予約を入れて、一番安い焼き鳥一本で帰る客がいるとのこと。良く分からんがセコイなぁー。店の迷惑とか全く考えずに、自分さえよければ人の迷惑など関係ないという人が増えているのは、情けないことだ。でも、そういったずるくてセコイ奴が案外、IT関連の分野で成功して、ドラえもんと似たような名前の男のように「勝ち組」となって偉そうに倫理を説いたりするようになるんだろうなぁー。何かが間違っていると思わんかね。

秋雨の朝の食事は、珍しくトースト二枚。昼は、昨夜の残りの豚鍋にうどんを入れた。夜は、一日酒を抜いたので、近所の魚屋に行き、マグロ、カツオを仕入れて、「三岳」をお供に独酌。


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先人の思いを知る本。

2020-10-26 09:24:40 | 日記
10月8日(木)雨。

一雨ごとに寒くなってくるこの時期。しかしまだ衣替えをしていないので寒さが増すと着て行くものが無い。何をするのにも億劫な今日この頃である。

朝食は、鶏のから揚げにとろろこぶのスープ。昼は、ソースチャーハンにウェイパーを使った玉ねぎのスープ。夜は、寒いので「豚肉の鍋」を家族で囲んだ。さすがに、旅酒の疲れが取れていないので、ノンアルのビールを二本だけ飲んで早めに布団に入った。

パソコンの修理中に、読書に専念した。と言っても最近は多少のボケ防止になるかもしれないと思い難しい本は避けて読みやすい本ばかり読んでいる。活字を追うことも頭の体操になると自身に言い訳をしながら・・・・。

現在読んでいるのは、真珠湾攻撃の折の航空参謀てあった源田実の『風鳴り止まず』(PHP)という本。これが面白くて、面白くて、勉強、参考になって読んでいて楽しくて仕方がない。真珠湾攻撃に至るまでの空母や飛行機の用法についての詳細な研究と解説。例えば、雷撃機(魚雷を抱いた飛行機)の航法や真珠湾のような浅い水深の海における魚雷の発射の研究。ワシントン軍酌会議における米・英・日の5・5・3の割合がいかに日本にとって不利なものなのかが、とても分かりやすく書かれている。

まあ、今の生活に何のかかわりあいもないが、当時の人たちがいかにこの小さな島国を欧米列強に劣らぬ国とするために努力して来たかが知られ、言い知れぬ感動に包まれる。ブックカバーは、「面白い本」に与えられる、文明堂のカステラの金の包装紙にした。

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起きた。飲んだ。帰った。

2020-10-24 13:23:29 | 日記
10月7日(水)晴れ。

六時に目が覚めた。カーテンを開けると、京王プラザから見慣れた札幌の町並みが目に映る。さわやかな秋晴れである。八時半にロビーで待ち合わせなので、のんびりと風呂に入って昨夜の酒を流す。ホテルの風呂は、ほとんどがシャワースタイルなので、肩まで浸かってのんびりすることができない。札幌はグランドホテルの風呂が深くて好きだ。

朝食を取らずに小樽へ。大好きな「青塚食堂」へ。ここに初めてきたのは平成二年のこと。田中清元和尚の門下生の方につれて来て頂いた。以来、札幌に来るたびに足を伸ばした。家族で泊ったこともある。新鮮な海産物を肴に昼から酒。二時間ほど飲んでから千歳へ。

酔っていることもあって友人らが気を使いFクラスの席を用意してくれた。余市に戻るという友人らと分かれて、フライトまで、また「ライオン」にて酒。考えてみれば、いや深く考えなくても、札幌に滞在中、ずーっと飲んでいた。有難や、有難や。皆の万歳に送られて(本当です)機中へ。さすがにFクラス、食事やドリンクも付いている。それでも一時間余のフライトだったので、缶のウイスキー・ソーダーを二本飲んだのみで羽田着。

自宅に戻ったら、へろへろですぐに寝た。



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