冬の交通身の安全運動

凍っていますよ。
透明で何も無いように見える所、
そこは凍っていますよ。

※

朝一番、犬の散歩に出た。
ドッグランに犬を放してやると、
別段はしゃぐというほどのことも無く、
いつも通りに走っていた。

去年の冬は雪が積もることは無かった。
広島の保護施設にいた時に、雪は経験していたのだろうか。
山陽の山間の気候を私はまるで知らない。

四囲のフェンスに雪が積もっている。
樹氷ならぬフェ氷ってとこだ。

「ふぇひょう」って発音、サラッとできますか？
私は夜明けのドッグランで、ひとり発音してみた。
「ふぇふょう」
言い直してやっと「ふぇひょう」と言えた。

なんのこっちゃい

※

毎朝の犬の散歩に、冬場は登山靴で出かけている。

犬と深大寺界隈を歩くには、スニーカーでは間に合わない。
草むらを行けば靴はビショビショに濡れる。

色々な長靴を試した。
しかし、冬は足先が冷えてかなわない。
インソールを重ねて入れたりもしたが、
どうにも足が冷えて、しもやけになってしまう。

登山靴のほうがマシだ。
底がしっかりしているので、冷えがのぼって来ないのか。

※

適当な雪道用の鋲を準備していない。
アイゼンは有るんだけどな。
さすがに大袈裟だわな。

※

横断歩道を渡ろうとして、ツルッと滑った。
転ばなかったけれど、足がすくわれて妙なステップを踏んだ。

冷えた体で滑って転ぶと、どんな怪我をするかと怖い。
しかしあんまり怖がるとこれまた体がこわばって動きが悪くなる。

重心を丹田に置いて、関節はやわらかく、
ふんわり歩きたい。
と思うけれど、足場が悪くてうまくいかない。

犬はいいやね。
四輪だし、グリップの良いしなやかな底だし、スパイクも付いている。

見ていると、片方の後足がツルッと横滑り、なんてことはちょいちょいやっているが、
全体としては揺らがない。

※

横断歩道があれだけ凍っているということは、
交差点付近は危ない。

以前、雪の翌日に運転していて、右折時にヒヤッとしたことが有る。
後輪が滑って、ハンドル以上に車体が回る。
ハンドルをいつもよりも早く戻しながら、
曲がった先の道の車線に車を合わせた。

ちょっと間違ったら、対向車か沿道に突っ込みかねなかったと思う。

※

みなさんお気を付けてお出かけなさいまし