[あらまし] 6月末に同居の母87歳要介護5パーキンソン病ヤール4度が
特別養護老人ホームに入居した。
8月末に飼い犬ジーロくん慢性腎不全癲癇の既往有りが
15歳と1ヶ月で息を引き取った。
10月頭に保護犬ウーゴくん4歳を引き取った。
子どもの頃、そこいらの犬と言えばだいたいが雑種犬で、
雑種と言えば柴かテリアがベースであった。
コリ―が流行ったり、「お座敷犬」という言葉とともに小型犬が流行ったり。
シベリアンハスキーのブームが有ったり、
ゴールデンレトリーバーが流行したりした頃には、
近親交配による弊害が言われるようになった。
言われるようになったと言ったって、んなこと言っているのは一部のようで、
日本では相変わらず生体売買は続いているし、
ホームセンターにはペットショップが当たり前のように有る。
買う人がいるから売る人がいる。
誰も買わなきゃ売れないから商売として存在しなくなるはずだ。
犬を店で買うことが、犬全体にとっては苦難のもとになっているわけだ。
だから、犬を店で買う人が犬好きとは私は到底思えない。
そんな思いを抱えつつ、ホームセンターでメダカを買ったりしている。
困ったものだ。
※
さて、ザ・雑種犬ウーゴくんは、柴犬ベースの犬である。
立ち耳、巻き尾、柴らしい足、柴的サイズ、
鼻面と耳が黒い。
嗚呼雑種。
先代のきょうだい犬は、
垂れ耳、直尾、スラッとした体形、白地には細かい斑が出て、
ポインターのような猟犬の趣きの有る、
雑種だった。
晩秋の今、大きな違いを感じている。
ウーゴは寒さに強い。
※
東京(深大寺)でも、かなり冷え込む日が出てきた。
けっこう寒い日なのに、ウーゴは丸くならないで、
四肢をドバーンと伸ばして寝ている。
日中でも角度の低い太陽の光が室内に差し込む。
日向ぼっこが良かろうと思うのだが、
どうやら暑いらしく、日陰の板の間に寝ていたりする。
寒くないのか。
寒くないのだろう。
※
散歩に出る時には、ハーネスを着ける。
着けてやる時に、わきの下に手が入る。
すごく、温かい。
頭や背などを撫でてやっても、そんなに温かくはない。
わきの下や腹などの、毛の薄いところを触ると、とても温かい。
つまり、毛が断熱しているのだ。
しっかりと断熱して、温かさが体にこもっているのだ。
だから、寒さに強い。
※
先代の犬は、ポインターっぽい毛並みだった。
寒さには弱かった。
ちょっと気温が下がると、カタカタ震えた。
ストーブを出すと、その前にへばり付いた。
あれ?あんな所にあんな色のブチが有ったかいな、と思うと、
毛が焦げているのだった。
あぶないぞ。
※
イタリアングレイハウンドとやらいう犬種が有る。
ツルッとぬめらかな短毛である。
触るとすべすべしているほどだ。
細い体形とあいまってすらりとしている。
そして、とても温かい。
撫でるととても温かい。
それはつまり、体毛で断熱できていない、ということだ。
※
老人ホームの内部はさぞ暖かいのではないかと思う。
スタッフは冬でも半袖で働いている人もいる。
それでも老人は冷えているかもしれない。
動かない、血が巡らない。
ホームのスタッフさんから、母のメモがメールに添付されて送られてくる。
原稿用紙や修正ペンといった文房具の要求や、
チョコレートやあんこの菓子やクッキーなどといった砂糖依存の要求と並んで、
冬物の衣服の要求が有った。
その中に「厚手のオーヴァーコート」というリクエストが有った。
オーバー。
外出する時に着るものだろう。
老人ホームでの生活では、ことに新型コロナ流行の今、
外出することはまず無い。
なぜ必要としているのか。
「なぜ」と問うことに意味は無い。何も産まない。
必要だと思うから必要なだけである。
必要だから必要だと思うのではない。
必要と思うから必要なのである。
いいから持って行こう。
という結論に至る。
※
先代犬のような被毛をシングルコートといい、
ウーゴのような被毛をダブルコートという。
寒さに強いウーゴは、夏はどうだろう。
興味深い。
※
犬の毛がよく抜ける時期が来た。
柴系の毛の抜け方は楽しい。
細くてホヤホヤの短い毛が抜けて、
まとまって浮いてくる。
白っぽい塊になっているのをつまんで引っ張ると、
「ポコッ」と抜ける。
この感触がたまらん。
今まで、柴系の犬に会うと抜かせてもらって楽しんでいたが、
今年からは自分の犬で味わうことができる。
せいぜい抜かせてもらうぜ。
特別養護老人ホームに入居した。
8月末に飼い犬ジーロくん慢性腎不全癲癇の既往有りが
15歳と1ヶ月で息を引き取った。
10月頭に保護犬ウーゴくん4歳を引き取った。
子どもの頃、そこいらの犬と言えばだいたいが雑種犬で、
雑種と言えば柴かテリアがベースであった。
コリ―が流行ったり、「お座敷犬」という言葉とともに小型犬が流行ったり。
シベリアンハスキーのブームが有ったり、
ゴールデンレトリーバーが流行したりした頃には、
近親交配による弊害が言われるようになった。
言われるようになったと言ったって、んなこと言っているのは一部のようで、
日本では相変わらず生体売買は続いているし、
ホームセンターにはペットショップが当たり前のように有る。
買う人がいるから売る人がいる。
誰も買わなきゃ売れないから商売として存在しなくなるはずだ。
犬を店で買うことが、犬全体にとっては苦難のもとになっているわけだ。
だから、犬を店で買う人が犬好きとは私は到底思えない。
そんな思いを抱えつつ、ホームセンターでメダカを買ったりしている。
困ったものだ。
※
さて、ザ・雑種犬ウーゴくんは、柴犬ベースの犬である。
立ち耳、巻き尾、柴らしい足、柴的サイズ、
鼻面と耳が黒い。
嗚呼雑種。
先代のきょうだい犬は、
垂れ耳、直尾、スラッとした体形、白地には細かい斑が出て、
ポインターのような猟犬の趣きの有る、
雑種だった。
晩秋の今、大きな違いを感じている。
ウーゴは寒さに強い。
※
東京(深大寺)でも、かなり冷え込む日が出てきた。
けっこう寒い日なのに、ウーゴは丸くならないで、
四肢をドバーンと伸ばして寝ている。
日中でも角度の低い太陽の光が室内に差し込む。
日向ぼっこが良かろうと思うのだが、
どうやら暑いらしく、日陰の板の間に寝ていたりする。
寒くないのか。
寒くないのだろう。
※
散歩に出る時には、ハーネスを着ける。
着けてやる時に、わきの下に手が入る。
すごく、温かい。
頭や背などを撫でてやっても、そんなに温かくはない。
わきの下や腹などの、毛の薄いところを触ると、とても温かい。
つまり、毛が断熱しているのだ。
しっかりと断熱して、温かさが体にこもっているのだ。
だから、寒さに強い。
※
先代の犬は、ポインターっぽい毛並みだった。
寒さには弱かった。
ちょっと気温が下がると、カタカタ震えた。
ストーブを出すと、その前にへばり付いた。
あれ?あんな所にあんな色のブチが有ったかいな、と思うと、
毛が焦げているのだった。
あぶないぞ。
※
イタリアングレイハウンドとやらいう犬種が有る。
ツルッとぬめらかな短毛である。
触るとすべすべしているほどだ。
細い体形とあいまってすらりとしている。
そして、とても温かい。
撫でるととても温かい。
それはつまり、体毛で断熱できていない、ということだ。
※
老人ホームの内部はさぞ暖かいのではないかと思う。
スタッフは冬でも半袖で働いている人もいる。
それでも老人は冷えているかもしれない。
動かない、血が巡らない。
ホームのスタッフさんから、母のメモがメールに添付されて送られてくる。
原稿用紙や修正ペンといった文房具の要求や、
チョコレートやあんこの菓子やクッキーなどといった砂糖依存の要求と並んで、
冬物の衣服の要求が有った。
その中に「厚手のオーヴァーコート」というリクエストが有った。
オーバー。
外出する時に着るものだろう。
老人ホームでの生活では、ことに新型コロナ流行の今、
外出することはまず無い。
なぜ必要としているのか。
「なぜ」と問うことに意味は無い。何も産まない。
必要だと思うから必要なだけである。
必要だから必要だと思うのではない。
必要と思うから必要なのである。
いいから持って行こう。
という結論に至る。
※
先代犬のような被毛をシングルコートといい、
ウーゴのような被毛をダブルコートという。
寒さに強いウーゴは、夏はどうだろう。
興味深い。
※
犬の毛がよく抜ける時期が来た。
柴系の毛の抜け方は楽しい。
細くてホヤホヤの短い毛が抜けて、
まとまって浮いてくる。
白っぽい塊になっているのをつまんで引っ張ると、
「ポコッ」と抜ける。
この感触がたまらん。
今まで、柴系の犬に会うと抜かせてもらって楽しんでいたが、
今年からは自分の犬で味わうことができる。
せいぜい抜かせてもらうぜ。
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