
今年は庭の手入れをかなり怠ってしまった。
その間に、いろんなものが自由きままに伸びる伸びる伸びる。
雑草の種はいつも、どこかからやってくる。
風に乗り、鳥の糞から、猫の毛に付いて、入って来る。
たちの悪い雑草と、そうでもない雑草がある。
たちの悪いと言うのは、取り除きにくいからだ。
取り除きにくくなる要素がいくつかある。
・地を這う。
・そして、伸びた先で新たに根をおろす。
・切れやすい。
地を這うものは見つけにくいし、取りにくい。
それに、2番目の特徴も合わせ持ちやすい。
数十cm伸びては、そこでまた根をおろし、新たな株を作り、殖える。
引っぱる力に強いものは、どこかをつかまえれば一気に取れる。
切れやすいものは、一見作業が楽なようだし、見えるところに無くなりやすいが、
どこかしらに残って、切れ端ごとに新しい株となり、殖える。
なんたる生命力。
そして、この3要素を兼ね備えやすいのが、つる性の植物だ。
すいすい伸びて、やたらと広がる。
憎い。
マメダオシという、つる性の雑草がある。
これは、最後の、切れやすいという要素は無い。
その代わり、本当に、切れにくい。
だから、マメダオシを取り除こうと引っ張ると、
絡まれた植物も引き抜いたり折ったりして傷めてしまう。
マメダオシと呼ばれる所以である。
憎い。
雑草でなくても、つる性のものはやたらに伸びて、他の植物を傷める。
玄関先に、藤を植えてある。
春の終りに花を付けて楽しませてくれるが、
これまた伸びる。
それに、地中も伸びて、1~2m離れたところから、新しい芽を出して、
殖える。
横の金木犀に絡む。
反対側の古い桃の木に絡む。
取ってやらないと、桃が死んでしまう。
隣家の椿へ魔手を伸ばす。
うちの桃は花桃で、実はしょぼいが、花は春一番に真っ白く咲き、
通る人の目を惹く。
こいつを守るため、絡んでしまった藤蔓を、根元で切ってみたら、
切り口から滾々と水が吹き出てきた。
本当に、吹き出ると言いたくなる勢いで、水は鋸を伝い、
先端から滴り落ちる。
この、吸い上げる力が、いや、水そのものが、蔓を伸ばしているのだ。
豊かなことだ。
その間に、いろんなものが自由きままに伸びる伸びる伸びる。
雑草の種はいつも、どこかからやってくる。
風に乗り、鳥の糞から、猫の毛に付いて、入って来る。
たちの悪い雑草と、そうでもない雑草がある。
たちの悪いと言うのは、取り除きにくいからだ。
取り除きにくくなる要素がいくつかある。
・地を這う。
・そして、伸びた先で新たに根をおろす。
・切れやすい。
地を這うものは見つけにくいし、取りにくい。
それに、2番目の特徴も合わせ持ちやすい。
数十cm伸びては、そこでまた根をおろし、新たな株を作り、殖える。
引っぱる力に強いものは、どこかをつかまえれば一気に取れる。
切れやすいものは、一見作業が楽なようだし、見えるところに無くなりやすいが、
どこかしらに残って、切れ端ごとに新しい株となり、殖える。
なんたる生命力。
そして、この3要素を兼ね備えやすいのが、つる性の植物だ。
すいすい伸びて、やたらと広がる。
憎い。
マメダオシという、つる性の雑草がある。
これは、最後の、切れやすいという要素は無い。
その代わり、本当に、切れにくい。
だから、マメダオシを取り除こうと引っ張ると、
絡まれた植物も引き抜いたり折ったりして傷めてしまう。
マメダオシと呼ばれる所以である。
憎い。
雑草でなくても、つる性のものはやたらに伸びて、他の植物を傷める。
玄関先に、藤を植えてある。
春の終りに花を付けて楽しませてくれるが、
これまた伸びる。
それに、地中も伸びて、1~2m離れたところから、新しい芽を出して、
殖える。
横の金木犀に絡む。
反対側の古い桃の木に絡む。
取ってやらないと、桃が死んでしまう。
隣家の椿へ魔手を伸ばす。
うちの桃は花桃で、実はしょぼいが、花は春一番に真っ白く咲き、
通る人の目を惹く。
こいつを守るため、絡んでしまった藤蔓を、根元で切ってみたら、
切り口から滾々と水が吹き出てきた。
本当に、吹き出ると言いたくなる勢いで、水は鋸を伝い、
先端から滴り落ちる。
この、吸い上げる力が、いや、水そのものが、蔓を伸ばしているのだ。
豊かなことだ。
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