犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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脱け殻と掃除機

2020年07月23日 | イキモノタチ
部屋の中の棚に、蜘蛛が一匹いる。
足先から足先まで5㎝あまりの、アシダカグモだ。
昨日いた場所に今日もいる。



老犬ジーロくんの皮下点滴を手伝いに毎日来てくれる友人Mが言う。
「ウチの風呂場にも一匹いる。ずっといる。
ある程度大きいから、他の虫とかGとか食ってくれればいいと思って放置しているけど。」



掃除機を掃除した。
埃と湿気を吸っているので、本体のクズが溜まる部分と吸い口が特に汚れる。
この時期、カビも生える。

こんな機械を通った空気が勢いよく排気されていたら、
家中に見えない何かを撒き散らすだけのことになる。
掃除にならん。

できる限り分解して、掃除して、アルコールで拭く。



掃除できていなかった証拠のようにカビが生える。
少しでも栄養がくっ付いていればモコモコしてくる。
姑のような厳しさで、「あらここは拭けてないわね。」とモコモコする。



棚の縦面にいたはずの蜘蛛が床に落ちて、脚がもげている。
老犬ジーロくんが横を歩きながらよろけたのだろう。

そんなことでぶつかって脚がもげたということは、
こりゃ脱け殻だったか。
では中身は今頃、この脱け殻より一回り大きくなってどこかにいるのだな。



友人Mの家の蜘蛛も、落ちていたという。
Mは蜘蛛が死んだのだと思っていたが、
ひょっとするとこれも脱け殻なのかもしれない。
一回り大きくなってどこかにいるのかもしれない。
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