[あらすじ] 鏡は自分を映す。
ひとの振り見てわが振り直せ。という諺がある。
他人が良からぬことをしていたら、我を見返して、
自分は良く振る舞いなさい。
という意味だろう。
他人の振る舞いは、見えやすい。
町の中でも、職場でも、友人との間でも、家族でも、
ひとがやっていることは目に付く。
あらあらあんなことやっちゃって、くらいで見過ごしたり、
ありゃ迷惑だな、やめてくれないかな、と思ってみ . . . 本文を読む
[あらすじ] 食後に急な運動をすると脇腹が痛くなる原因には、
消化器官の虚血・脾臓・胆嚢・横隔膜などが関わる諸説がある。
ざっくりまとめると、要するに、
「さっき」「わたしが」お腹が痛くなった原因が何かは、正直言ってわかんない。
ということである。
症状として、「脇腹が痛い」ということが起きていても、
身体の中で何がそれを引き起こしているかは、様々なことが考えられる。
ということだ。
また、 . . . 本文を読む
ご飯を食べてあまり時間が経たないうちに運動をすると、
脇腹が射し込むように痛むことがある。
私はこれを"5時間目の体育"と呼んでいる。
何年生の何学期だったかなんて、おぼえているわけはないが、
いつだったか、5時間目が体育だった時があって、
こんな時間割にした先生を呪ったものだ。
最初の校庭ランニングですぐに脇腹が痛くなり、
これがなかなか治まらない。
ひきつったような痛みが続いたままの体育 . . . 本文を読む
[あらすじ] ダイエットして体が軽くなってきたところで、
筋トレを始めたんだったよ。
はじめは、洗面台に手をついて斜めに、数回。
深く肘を曲げても、45度にもならないほど、浅い角度だったが、
最初はそれでも数回がやっとだった。
腕立て伏せ以外でも同様だが、
勢いを付けて素早くやると、楽で、
ゆっくり、息を吐きながらやると、キツい。
有酸素運動にするために、息を吐きながら、
しかし回数は10回 . . . 本文を読む
3月半ばからダイエットを始め、7月頃までに12kgほど体重を落とした。
ほぼ週1kgのペースだった。
どうやったの?
とよく聞かれる。以前にも書いた気がするが、
そもそも毎晩酒を飲んでいたのを、まずやめた。
酒を飲む時、必ず何かをつまむ。
ちびちびだらだらと、ゆっくり飲み、つまみ続ける。
そして、最後には甘いものが食べたくなる。
酔っ払いなので、欲望は抑えにくく、食べたきゃ食べる。
というの . . . 本文を読む
介護度が決まったり、担当者が変わったりすると、
介護担当者会議が行われる。
ケアマネージャー、福祉用具、リハビリの各担当者が一度に
訪問してきて、それぞれに面談し、それぞれの報告をし、
ケアマネが全体の方針をまとめる。
今回、初めて薪ストーブを囲んでの会議となった。
リハビリ担当者は近過ぎて熱そうにしており、
ケアマネは「珍しい!すてき!」をひたすら連呼。
福祉用具担当者が、会議の終わった後 . . . 本文を読む
昨日の『永続敗戦論』とは、
日本は敗戦国だから、米国に従属するような政治的関係になっているのに、
「終戦」などと呼んで、敗戦を意識しないようにしているものだから、
対米従属関係などの現状も打開できない。
といった論旨だった。
日本人に特徴的なのか、他の民族もやっているのかわからないが、
「なかったことにする」のが日本人や日本の社会はお得意のように思える。
そのよい例が、学校での健康診断から色覚 . . . 本文を読む
政治について考えることは得意じゃない。
得意じゃないけれど、今の日本は考えずにはいられないような、
とびきり際どい状況にあると思う。
自分が感じていることを言葉にするのはむずかしい。
苦手分野では、いつもお手本を探している。
まだ通読していないのだが、抜き書きメモする。
日本は敗戦国だが、「敗戦」と呼ばずに「終戦」と呼ぶことによって、
敗戦したことを意識からよけてしまっている。
戦勝国である . . . 本文を読む
冬は、葉の落ちた庭木の枝にとまる鳥が見えて、楽しい。
むくむくと丸まった百舌が、お気に入りの枝にとまる。
地面に虫を見つけると、飛び降りて捕らえ、
また同じ枝に戻り、そこで食べる。
百舌と言えば、早贄(はやにえ)。
獲物を折れ枝の先などに、串刺しにする。
ウチの庭でも、つつじの植え込みの中に見付けたことがある。
そんなに凶暴な肉食の鳥とは思えないほど、
身振りは愛らしい。
捕らえたみみずを . . . 本文を読む
よく知られた言葉だ。
冬が来たら、春ももうすぐそこだ。
寒い寒いとは言え、時間は確実に進み、暖かい季節を運んで来る。
だから希望を持ってしばらく耐えろよ、
といったような意味のことわざか。
と、思っていた。
古い日本語だから、文法的にきちんと分解しないと意味がわからない。
という作業は後回しにして、
そもそもこれ、ほんとにことわざなのか?
調べてみると、結論から言えば、シェリーの詩の一節だ . . . 本文を読む
[保存樹木]という札が幹に掛かっている。
そんなふうに指定されない木はじゃんじゃか伐られている。
雑木林を伐採して宅地を造成してその横ちょに保存樹木もくそも
無いもんだ。と、斜にかまえつつも
むくむくの芽はかわいくもあり、一本でも保存されないよりは
ましか、とたちまち飼い慣らされる都会人。
寒いねえ。 . . . 本文を読む
[あらすじ]年賀果たし状が来たことを忘れてすっぽかしたが、
今度は九段下で謎の相手と会うことになった。
・出かける準備もできて、同居の老母に声を掛けたら、
いくつか頼みごとをされた。
これがあるから、いってきますの挨拶は時間に余裕を見てしないといけない。
・そのうちのひとつ。「糸に針を通してちょうだい」と言うので、
「それはやってあげない。」と言ったら、怒り始めた。
くだらないきっか . . . 本文を読む
・昨日は、11時頃にカメラを持って出かけた。
この時点で、年賀果たし状のことはすでにすっかり念頭に無かった。
・隣の市の、造成地に行った。
工事が正月休みなら、立ち入り禁止の場所も写真が撮りやすいと考えたのだ。
・午後1時、携帯に電話が入った。公衆電話からだった。
「しっぽ巻いて逃げたか」
知らない男の声だった。
・そのひとことだけで電話が切れて、驚き、混乱した。
数分経ってから、 . . . 本文を読む