豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

勇気と勢いは大きな武器になる…東京~長野~松本~新宿~大崎

2009-03-03 21:42:29 | ファース本部
過去の動向を見ると急激に成長した業種は、その衰退ぶりも急激なのです。
また、急成長した企業も、業績急降下する場合が多いのです。
上昇も下降も、混乱時の勢いは、大変に怖いものであるのだと言います。

古来の戦などにおいても、数や軍備の優劣だけで勝敗が決まるものではなく、兵士の士気、覇気と勢いが、勝利に繋げた事を歴史が証明しています。
企業経営でも、勢いのない会社の社員たちは、その時点で負けの可能性が大きいのです。
必ず勝つという強い意志不足では、勝てる仕事も負けてしまう可能性が強いのでしょう。
家づくりを生業とする工務店は、数を売る時代が過ぎ去り、小さな工務店だからこそ勝算は大きいのです。

今の経済状況は、何が起きてもおかしくない状況です。
巨大企業であっても、超優良企業であろうとも半年間で崩壊する例が相次いでいます。
いったん大きな波が襲った場合、むしろ規模が小さいからこそ小回りが利き、勝ち残るチャンスが生まれるのです。

「小よく大を制す」と言うように、小さな工務店でも勢いをつける事が大切なのでしょう。
今日は長野県松本市で信州ファース会主催の、協力業者研修会を開催しました。
写真は、ディスカッションの後でグループ発表をしている場面です。

戸建住宅の着工数は今後も確実に減少いたします。しかし、人の営みがある限り、建替えやリフォーム需要は必ず存在するものです。特にリフォーム工事を受注して建主さんの痒いところに手の届く仕事の出来るのは、地域密着型工務店の独壇場です。

工務店の経営者が自ら現場を確かめ、自らが建主さんと刷り合わせを行う事が出来ます。
単に営業活動で下請け任せの大手企業と明らかな違いがあります。ただし、完璧な技能、技術、情報を工務店が確実に掌握している事が前提です。

小さな工務店が必要な事は、大手では絶対に不可能な、工務店経営者と協力業者が一体となって家づくりを行う事です。信州ファース会は定期的にこのような研修会を行っていますが、技能、技術、情報提供もさることながら、遣れば出来ると言う勇気を与える事です。

東京から長野県への日帰り講演でした。
明日は、山形県にまた勇気配達の日帰り出張を行うつもり…

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