豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

技能と礼節も継承する…東京~長崎~諫早~佐世保

2009-03-20 21:35:46 | ファース本部
駅のコンビに入り、そこの店員がニコリともしないで「ありがとうございます」「またどうぞ」と言う挨拶は、とても無機質でテープを回した機械のように思えてしまいます。
そのようなマニュアル仕込みの挨拶を聞いて嬉しい人など一人もおりません。
チェーン店が社員教育のマニュアルをつくるのなら、真心を挨拶の言葉に込める方法を指導して戴きたいものです。コンビニの無機質あいさつは聞きなれていますが、その買い物をしたあとに隣のラーメン店に入ったら、そこの店員は、言葉でなく目と笑顔で挨拶です。

始めて入った店ですが、ニコッと笑顔が出来て、アイコンタクトで座る場所を指図します。言葉がなくとも決して不快感などを覚えません。すると前に入ったコンビニのあの無機質なあいさつ言葉が、何だかとても無礼な挨拶に思えてくるのです。
コンビニの店員は、お客が来ると仕事が増えて迷惑そうな気分になっていそうに感じます。ラーメン屋さんの店員は、おそらく店主の奥さんなのでしょうか、来て頂いたお客さんで自分達の生活が成り立っている、と言う気持ちが、心の篭った笑顔になるのでしょう。

今日は東京から長崎県に移動して、新しくファースグループの仲間入りをした、長崎市内の平石工務店さん、諫早市内の立光建築さん、佐世保市内の城井建築さんの、三社の工務店さんを訪問しました。工務店経営とは、つくる家の性能もさる事ながら、そこに関わる人々との心のこもった触れ合いが、とても大切です。

コンビニのような瞬間的な顧客対応の場合は、マニュアル化されるのも致し方ないのでしょうが、工務店経営となれば、内側から心底湧き出る気配りや気遣いが必要です。
新しく仲間になった工務店経営者の方々には、先ず建主さんに住んでから満足できる家の性能を担保できる事と、建主さんと一緒につくった家を生涯にわたり、育てるためのマインド共有をするための努力が必要です。人の心や気持ちは、マニュアルで表現できません。

写真は今日、午前に訪問した平石工務店で撮りました。代表の平石孝幸さん(右)と大工梁棟で弟さんの平石俊弘さんです。ご兄弟が力を合わせて工務店を経営しております。お二人は、創業されたお父さん(平石伸行さん)の大工技能に、温厚で人から好かれる人柄を加え、とても好感度の高い方々です。
長崎市内での活躍を大いに期待できます。

昨日、今日の人々の出会いはテーマにあわせてコラム掲載いたします。
明日は東京乗換えで北斗市の本社に帰社する予定です。

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