豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

卒業は人生のたったひとつの通過点…北斗市

2009-03-13 18:08:00 | ファース本部
先週、滞在していたが九州の鹿児島は、既にあちこちにピンク色の桜の花が咲き始めていました。
この北海道北斗市でもようやく雪が解けて地ベタの土面割合の方が多くなって来たようです。
この春先には温暖の差に関係なく、全国各地の学校で卒業式が挙行されます。

今日は北斗市立上磯中学校の卒業式に参加してきました。写真は学校長の酒井 充さんが式辞を述べているところを撮りました。酒井校長も40年近い教員生活の最後となり、219名の卒業生に述べる式辞が自分自身の卒業と重なり、とても情感のこもったものでした。

酒井校長の式辞は、「スランプを乗り越えてこそ成長するのだ」と言う内容です。
スランプとは、自分の実力が発揮できず、成績などが「一時的」に落ち込んでいる状態の事を言います。
つまり中学までの義務教育で、人生を生き抜くために必要な底力は身に付けたと言う事なのでしょう。
卒業生はその身に付けた底力を磨き上げて人生を謳歌します。

綺麗に咲いたピンクの花びらも、その開花までに多くの試練がありました。残雪の隙間から逞しく角を出してくる蕗の薹も、土に還る憂き目を彷徨いながら芽を吹出します。
今、此処に存在する生命のすべてが様々な試練を潜り抜けて来たのでしょう。

何回も何回もスランプを脱し、スランプを乗り越えて、その脱し、乗り越えた回数だけ、強く丈夫な生命体になって行くのでしょう。人生を生き抜くと言う事は、まさに波乱と平定の浮き沈みを繰り返す中で、本当の生きる醍醐味を味わって行く事になるのだと思われます。

学校を卒業すると言う事は、長い人生のたったひとつの通過点であり、新たな歩みのスタートラインなのです。巣立って行く子供達にも、同時に教員活動を卒業する校長先生にも、新たな試練が待ち構えているのでしょう。そして私はその試練こそが更に幸せな人生を送るためのエキスであると思えてなりません。

今日はハウジング事業部の営業同行で函館市内のユーザーさん訪問や、加盟工務店の経営課題のアドバイス、研究開発室の開発テーマの分析業務などを行っておりました。
曇ってはいましたが穏やかな一日でした。明日は嵐の予報ですが…
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