豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

つくって育てる幸せづくりの家づくり…函館~北斗市

2009-03-24 18:14:23 | ファース本部
建主さんが家を持とうとした動機は何であったのでしょうか。
他人からの借家に家賃を払っているより、ローンを払い終わり自分の資産にするため。
仕切り一枚の界壁の向こうに他人の世界がある事に抵抗を感じたため。
小さくとも自分の手で庭の手入れの出来る家に住みたかったため。
キッチンや吹き抜けがあり、外壁にカルチャーストーンを使った家に住むのが夢だった。

このように家づくりを行う動機は百人百様です。誰もが多額なお金を投入し、夢を叶え、幸せになりたいと思っているはずです。ですが上記のような、動機や理由は、建主さんが、家を建築するまでの過程に興味こそあるように思われます。その家に住んでから、本当に幸せになれるかどうかを真剣に思慮できる人がとても少ないのです。

家は、住んでから冬暖かい、夏涼しい、暖房費用が格安、冷房費も安い、廊下やトイレなど何処へ行っても温度差がない、カビやハウスダストが出ない、家が腐らないなどの性能がしっかりと完備されていますか…更に、出来上がった家を造った工務店は、生涯にわたり、ちゃんとした面倒をみてくれるのでしょうか。

家づくりは、たとえ同じ間取りであっても、建築する地域、敷地、方向、そして住む家族数やライフスタイルなどによって、微妙にアンジュレーションが異なります。この全てに多くの人々が関わっています。この人様の関わりで家が出来上がり、人様の関わりと支え合いによって出来た家が育って行くでしょう。まさに家づくりは人づくりなのです。

写真は先週、長崎県佐世保市で城井建築さんが建築中のファースの家で撮りました。
手前から㈲城井建築、社長の城井達男さん、大工の石田大樹(ひろき)さん、同じく山本龍(りゅう)さんです。若い大工さんの石田さん、山本さんは、大工梁棟で師匠でもある城井社長から家づくりの技能を学びながら人としても為すべき事の勉強を怠りません。

この建築中のファースの家も、出来上がってから、建主さんが生涯にわたり安心して暮らせるための性能を備えています。加えて城井さんのチームが、建主さんと心の通える付き合いの出来る事が、建主、施工者、協力業者にとっても資産形成に役立つ事でしょう。

今日24日の午前は研究開発室の業務、学校評議委員としての学校訪問し、午後は家庭裁判所で離婚の調停業務を行いながらWBCの試合結果が気になっていました。
イチローのタイムリーで連覇の報に安堵です。
先日、満開の桜が綺麗な長崎でしたが今日の北斗市は小雪が舞っています。
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