豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

人の出会いが人生を大きく左右する…北斗市

2009-03-18 18:33:57 | ファース本部
先日ラジオのインタビュー番組出演の際、司会者の山形敦子さんから、「過去にどのような人の出会いがあり、それが現在にどのような影響を与えたか」と言う質問を受けました。
住宅システムの開発者と言う立場で出演しているのですから、それに関わるような人の出会いでなければならないのでしょう。一瞬、多くの人々が脳裏に浮かびました。

私は、ファース工法の開発当初、あれこれ言わずに採用を決めてくれた道東、網走市の山内建設、社長の山内政光さんの名前をあげました。実績の無い変性ウレタンのスプレー発泡で行う断熱、気密施工や、日本初のオール電化専用工法だからです。この無実績工法を、今度は山内さんが、一生一代の家づくりを行う建主さんを説得する立場になります。

山内さんは、後になってから私との出会いを、身体で感じて確信を持ってファース工法を採用したと言います。その山内さんは、大工出身の工務店経営者ですが、網走市内を中心に奥さまと二人でと力を合わせ、地道にコツコツと家づくりを行って来ました。ファース工務店となった山内さんは、知り合いの人が家づくりを計画していると聞き、ファース工法を薦めたところ、山内さんが薦めるものは大丈夫と直ぐに決断されたそうです。

これも事後談ですがその建主さんは、山内さんと初めてあった時から、その朴訥で誠実な人柄をとても信頼して来たと言い、彼が薦めるものであれば、たとえ未知数のもので上手く行かなくとも諦めがつくのだと言い切っていました。時代は平成初期の頃ですが、この人たちとの出会いが現在のファースの家に繋がっています。

もう少しさかのぼり、昭和60年、弊社がまだ純粋な地域工務店であった時、深夜電力の温水器を薦める為、来社していたのが、北海道電力函館支店の森さんと言う係長さんでした。既に定年近い年代だったと記憶しており、その出会いがオール電化専用住宅の動機でした。

その時、一緒に営業同行をしていたのが、同じ部署の安達佳春さん(写真)です。安達さんもその経験を生かし、この道南地域で30年にもわたり、電化住宅の普及活動の業務を行ってきました。安達さんを畏敬の念を込めて「ミスターオール電化」と呼んでいた人も少なくありません。

その安達さんもサラリーマンの有終の美を飾るべき勤務地を、出身地に近い「ほくでんサービス岩見沢支店」に4月1日より転勤となり、その挨拶に来て戴きました。

実に多くの人々の出会いがあり、その人々の英知が織りなって今が在る事を実感し、今日のコラムとなりました。
明日はハウスオブザイヤー賞の授賞式が東京霞ヶ関であり上京します。
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