豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

体裁と中身のバランス…札幌~丘珠空港~函館空港~北斗市

2009-03-11 19:20:03 | ファース本部
テレビのCMを頻繁に行っている会社が立派で信頼できる企業だと思う人がいます。
立派な社屋ビルを持っている会社が優秀だと思っている人もいるでしょう。
ところが昔から、本社ビルを建築した会社は経営が傾くと言われたものです。

企業業態が拡大して行くと自社ビルを持ちたくなるものです。果して自社ビルがお金をどれだけ稼いでくれるでしょうか。またその自社ビルが実際に儲けてくれるかどうかです。
自社ビルを建てる理由は、その土地が立地に恵まれ、テナント収入が見込めるとか、資産としての内部留保を不動産で所有する場合に限るようです。

優秀な人材が欲しい、そして取引先を信用させたい、そのために体裁を整えるという事も自社ビル建築の動機としては成り立ちます。しかし、粗末なプレハブ建てでも機能性を持った事務所を置いて、優秀な業績をあげている企業も多く存在します。

虚栄心や見栄などで体裁を整えるより、企業のバランスシートを整える事の方が優先されるべきなのでしょう。利便性を有するための体裁なら必要な事なのですが、その器に入れる中身が肝心なのでしょう。中身とは、お金を生み出す事の出来る資産なのです。
企業にお金を生ませる資産とは、人材つまり優秀な社員と、優れた商品なのでしょう。

器が先か、中身が先かと言ったら先ずは、優れた売り物を持つ事と、それを儲けにしてくれる社員がいる事です。その中身があって相応の器を持つ資格だと言えるのでしょう。
中身の無いのに体裁だけを優先する企業は、いつか必ず厳しい試練に遭遇するでしょう。
成功した経営者の多くは、「体裁は経営の敵」だと言い切っています。

今日は三協立山アルミ、札幌支店で高野部長と、企業の体裁についての意見交換を行ってきました。写真は同じ社屋にある㈱三協テック北海道を訪問し、社長の林 巌(はやしいわお)さんと企業診断の視点についての情報交換を行って参りました。

林社長は三協立山アルミの支店長や役員を歴任し、北海道内最大の販社である三協テック北海道の代表取締役に就任しました。林さんは、バランスシートだけでなく、ビルダー経営者の人格や思想なども重視しています。それだけに、自分自身にもいつも厳しい姿勢が評価されています。

今日は昨日と一転し、真冬に戻った札幌、函館間を飛行機利用で、分刻みの時間を過ごしました。
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