豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

マネーゲーム破綻のドバイショック…札幌~丘珠空港~函館空港~北斗市

2009-12-03 18:10:40 | ファース本部
「ドバイ・ショック」とは、ドバイ首長国が政府系の投資持ち株会社「ドバイ・ワールド」と「ナヒール」の債務返済を凍結する要請を発表した事が発端となったようです。ドバイは、中東の金融基地として世界中から資金を集め、急成長を続けてきました。

私達は、あの派手な高層ビルやホテル、リゾート施設等が建設される風景を何度もテレビ等で見せられ、中にはあれはバブルだと気付いていた人も多いと思います。ドバイに資金が流れ込んでいたのは、政府系だから誰もが安全な投資先だと思われていたようです。

その政府がこのような要請発表を行い、ドバイの主要な企業が債務を履行出来なくなるのではないかとの懸念が一気に信用不安が広がったようです。
アメリカのサブプライムローン問題は、低所得者を対象に段階的に金利が上がる住宅ローンを証券化して世界にばら撒きました。

サブプライム問題が表面化し、アメリカの主要金融機関が破綻しました。米国金融界が不信を買い、それでドルが売られて円が買われ、円高が進行しました。
今回のドバイ・ショックは、サブプライムと異なり、金持ちにあのホテルやマンションなどを証券化して売ったのです。所詮はマネーゲームに他ならず、必ず破綻するのです。

サブプライムの傷が癒されていない時期のドバイショックで、ドルやユーロが売られて円がまた買われ、円高に動いています。円高が進むと輸出企業の経営に大影響を与えます。日本経済は、輸出企業が担っており、株式市場で株安の悪影響を及ぼしているようです。

この先、円高が何処まで進むか解りませんが、円高で利益を生む輸入企業との抱き合わせ行政を振興させる必要がありそうです。円高でエネルギーや食料、そして私達の建設資材などは、かなりの安価で輸入出来るはずですが中々直ぐには反映されません。

私達の家づくりは、30業種もの企業間で、人、モノ、金を動かします。内需拡大のきっかけをにこのドバイショックを上手に活用するくらいの強かさが欲しいものです。しかしマネーゲームのような虚業でなはなく、真に住む人を幸せにする家づくりが前提ですが…

今日は、企業訪問の後に雪の積もった丘珠空港(写真は搭乗者待合室)から北斗市本社に帰社致しました。
やはり札幌より函館、北斗市の方がかなり温かい気がします。

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