豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

高寿命、超省エネ、太陽光発電、調湿省エネ、ソーラー活用、エコ給湯、エコ暖房のフル装備住宅…北斗市

2009-12-23 16:41:37 | ファース本部
我慢をする事もなく快適に生活をエンジョイしながら、それでいて地球環境に負担を掛けない家づくりを行うには、どのような家になるのでしょうか。
北海道の真冬はマイナス20℃以下にも気温が下がる場合があります。

酔っ払って眠った場合、朝になったら凍え死んでいたなどと言う話は、冗談話でなく在り得る事なのです。このような厳寒の地域でも快適で本当の省エネ住宅を思考しています。

先日に訪問した道東の斜里町、丹羽工務店さんが企画して施工したファースの家は、まさに次世代型のエコ住宅(写真はそのFEEL-J)と言えるでしょう。
先ず、熱損失係数(Q値)が完全に1.0w/k㎡を切る温熱高性能を保持しています。次に90年間は大規模改修を必要としない劣化耐久構造を為しています。

更に窓から入った太陽熱を床下に設置した潜熱蓄熱材に溜め込む機能を持っています。また、住む人の生活発生水を床下と天井裏に溜め込み、乾燥時に排出させて空気の乾き過ぎを防ぎ、人の身体から水分蒸発する際に体温を奪う事の無い保湿省エネを図っています。

まだまだあります。屋根には太陽光発電パネルが設置されていて日照時には、殆どの光熱費を賄い、余った電力を電力会社に買って貰うようになっています。
更には、厨房やシャワー、入浴なの給湯は、ヒートポンプ給湯(寒冷地用エコキュート)を設置し、一番肝心な暖房は、電気ヒーターで冷媒過熱を行うハイブリット式ヒートポンプを用いました。

厳寒地でのヒートポンプ暖房で、通年エネルギー消費効率(APF)を3.5(電気ヒーターの3.5倍)まで引き上げる事が出来ます。先日の訪問時は、最低気温マイナス10℃、最高気温マイナス1℃の真冬日でしたが、ヒートポンプ暖房機一台で全館暖房を為していました。

売り上手のハウスメーカーなら、このような家を「ゼロエネルギー住宅」とか「無暖房住宅」などと言うキャッチコピーを使用する事でしょう。ともかく、高寿命、高耐久、超省エネ、太陽光発電、調湿省エネ、パネルの要らないソーラー活用、エコ給湯、エコ暖房の全ての装備を入れて2000万円以内で供給しようと言うのがこの「FEEL-J」です。

このような住宅は建主さんもさることながら、社会的な負担の軽減に大きく貢献する事でしょう。丹羽工務店さんの助けを戴きながら、北海道だけでなく全国へ…
こう期待を…今日の祭日は、低温ながらも穏やかに暮れてゆく北斗市でした。
blogram投票ボタン
毎日更新・社長の携帯一言ブログ
ファース本部オフシャルサイト毎日更新
函館市・北斗市周辺での家づくりは
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする