高度成長時代の昭和40年代の外壁の殆どがモルタル塗りの湿式塗り壁でした。砂、セメントを調合したモルタルをラスが隠れる程度の厚さでコテ塗りし、生乾きの柔らかいうちに粗いクシで細かい筋を幾本もつけて固めます。
一週間の養生で、もう一度モルタルを塗ります。さらに一週間してから石灰リシンで表面を白く色づけ仕上をします。
住宅の量産化で、何回も塗って乾かすような時間的なゆとりがなくなり、大量生産の時代に相応して開発されたのが乾式のサイディング壁です。
既に仕上がって乾き、何色ものカラーバリエーションも揃っており、短期間に施工完了します。
この乾式サイディング方式の外壁は、僅か10年もしないうちに完全に従来モルタル外壁の市場を奪ってしまいました。いまだにその乾式サイディングの勢いが続いているようです。新興住宅街に入ると、色とりどりの外壁の家が軒を並べています。
私が北欧を訪問した際に見た街並みは、白いリシン仕上げのモルタル外壁が殆どだったのにカルチャーショックを受けました。全部が真っ白のリシン仕上げなのに、1棟ごとに表情が異なり住む人の品性を感じます。
白い壁と濃い色の屋根は、女性が日々化粧を施すようにまめに手を掛けるそうです。道端の落ち葉を掃除するが如く、家の化粧も伝統文化となっているのでしょう。
写真は道東の丹羽工務店さんが企画建築した「FEEL-J」と言う、塗り壁主体のファースの家の温湿度です。内装の壁は全て塗り壁なので、乾燥時でも50%の湿度を保ちます。塗り壁は定期的な手入れが要りますが、その事で何十年も家に愛着を保持し続ける事も可能となります。この家は特殊エアコン一台で全館暖房をしており、次世代は塗る壁が主流になりそうです。
今日は、ガラスの共同研究を行っている栃木県の星野アルミ建材の星野社長と磯副社長が来社され、ガラス性能実験の分析作業を行いました。
ガラスの性能は次々と改善されますが、外壁や内装は、昔の善さを見直す時代になったようにも思います。
昨日は北見市から札幌まで列車移動、今日は札幌から函館まで列車移動をしました。北海道は「でっかいどう……」

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函館市・北斗市周辺での家づくりは
一週間の養生で、もう一度モルタルを塗ります。さらに一週間してから石灰リシンで表面を白く色づけ仕上をします。
住宅の量産化で、何回も塗って乾かすような時間的なゆとりがなくなり、大量生産の時代に相応して開発されたのが乾式のサイディング壁です。
既に仕上がって乾き、何色ものカラーバリエーションも揃っており、短期間に施工完了します。
この乾式サイディング方式の外壁は、僅か10年もしないうちに完全に従来モルタル外壁の市場を奪ってしまいました。いまだにその乾式サイディングの勢いが続いているようです。新興住宅街に入ると、色とりどりの外壁の家が軒を並べています。
私が北欧を訪問した際に見た街並みは、白いリシン仕上げのモルタル外壁が殆どだったのにカルチャーショックを受けました。全部が真っ白のリシン仕上げなのに、1棟ごとに表情が異なり住む人の品性を感じます。
白い壁と濃い色の屋根は、女性が日々化粧を施すようにまめに手を掛けるそうです。道端の落ち葉を掃除するが如く、家の化粧も伝統文化となっているのでしょう。
写真は道東の丹羽工務店さんが企画建築した「FEEL-J」と言う、塗り壁主体のファースの家の温湿度です。内装の壁は全て塗り壁なので、乾燥時でも50%の湿度を保ちます。塗り壁は定期的な手入れが要りますが、その事で何十年も家に愛着を保持し続ける事も可能となります。この家は特殊エアコン一台で全館暖房をしており、次世代は塗る壁が主流になりそうです。
今日は、ガラスの共同研究を行っている栃木県の星野アルミ建材の星野社長と磯副社長が来社され、ガラス性能実験の分析作業を行いました。
ガラスの性能は次々と改善されますが、外壁や内装は、昔の善さを見直す時代になったようにも思います。
昨日は北見市から札幌まで列車移動、今日は札幌から函館まで列車移動をしました。北海道は「でっかいどう……」

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