豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

オープンハウスと言う住宅営業…北斗市

2009-12-12 17:24:09 | ファース本部
住宅総合展示場に相当な費用をかけて煌びやかなモデルハウスを建築し、そこにお客様を呼び込むためには、大々的な宣伝広告を行わなければなりません。高額費用でモデルハウスを建築し、そこで待機したスタッフが、「この家は良いですよ」と言ったところでどれほど説得力を持つのでしょうか。

私は、各地の住宅セミナーの講師で演壇に立つ事がありますが、「ファースの家の開発者が、ファースの家は良いですよ、と言うくらい説得力の乏しいものはありません」と、いつも枕言葉として使います。モデルハウスは、人が住む事が前提ではなく、見せる事を前提につくられます。見た目の素晴しさに住んでからの生々しい現況が完全に消え去っています。

アメリカの住宅建築は、家を売るハウスメーカーでなく、家を造るハウスビルダーが供給しています。アメリカでは、モデルハウスでなく、オープンハウスと言って住むために建築した家を、引渡し前に数日間借りて、オープンハウスとして公開するのが通例です。

契約までに掛かる営業費用は、全て建主さんが支払っています。
その家づくりの実務やメンテナンスに反映されない営業費を出来るだけ少なくするのが目的です。日本でもこのようなオープンハウス方式の住宅営業が多くなったように思います。

今日は北斗市で弊社ハウジング事業部が行った「長期優良住宅促進事業」に伴う、現場公開を行いました。まさにオープンハウスですが、補助金を受け取るために義務付けられた見学会です。

写真は内部の受付準備の風景を(設計インテリアコーディネーターの北村が受付)撮ったものです。このオープンハウスを行う為には建主さんの理解が必要です。今回も若い建主さんの絶大なご協力によって開催できました。

雨に見舞われた北斗市でしたが大勢のお客さまのご来場を戴きました。
また、この見学会場の直ぐ近くで越冬工事となるファースの家の着工地鎮祭の神事を行いました。この家も春には見学会を開く事になると思います。

ファースの家では、既に何年も以前から住んでいるお宅を拝借して真冬や真夏に体感会を行い、その家の建主さんが説明員となるイベントを各地で行っています。見せる家でなく住んで何ぼの家づくりを行って参りましょう。

blogram投票ボタン

毎日更新・社長の携帯一言ブログ
ファース本部オフシャルサイト毎日更新
函館市・北斗市周辺での家づくりは
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする