豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

本州オール電化住宅の先駆者達…秋田市~鹿角市

2017-06-15 18:59:52 | ファース本部

私が家中の湿度管理を成し遂げるためには、燃焼ガスを発生する器材を家屋内で使用する事の危うさに気付き、全電化住宅を構築したのが昭和60年でした。
平成元年には、オール電化専用ファース工法をデビューさせ、北海道電力も普及推進の要請を行いましたが、当時は樹脂スプレー発泡断熱の公的認定を受けておりませんでした。
平成5年にその認定交付されてからは、電力会社が積極的に推進協力を行ってくれました。

まさにオール電化住宅は北海道で誕生し、道内でじわじわと広がりを見せ始めました。
その時期本州は、住宅の断熱性能が伴わないため、電化住宅の普及が大きく遅れていました。
そこに着眼したのが東北電力秋田支店の方々です。

それまでは県内でもオール電化住宅との概念がありませんでしたが、調湿と温度管理のための全電化住宅工法として東北電力秋田支店は、支店の前にあえてファース工法の旗(のぼり)を立てて、オール電化専用工法「ファースの家」を積極的に売り出しました。

一企業の特定工法に肩入れするのは公共性の高い電力会社として問題化されそうでしたが、正しい電化住宅は、ファース工法に限らず支援すると公言し、高気密・高断熱の「オール電化住宅」がまさに秋田県から発祥し、全国的に拡大して行きました。

今日はその東北電力秋田支店を訪問してきましたが、写真左の一関直竹さんは、24年前、ファース工法を調査するために最初に北海道に乗り込んだ社員でした。
その後自分でもファースの家に住み、本社勤務や部長職を歴任して定年退職後の現在は、嘱託専門役の肩書で正しい電化住宅の工務店支援活動を行っています。

右が現在の部長、坂本貞義さんで当時は一関さんの部下でもありました。
この方々が存在しなければ、現在の正しい電化住宅普及は在り得なかったと思われます。
さて今日は、丸甚建設さん、河辺組さん、ホワイトボックスさんの3社のFAS加盟工務店を訪問して鹿角市に移動してきました。

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