行儀の良い、保護者や先生の云う事をよく聞く子が良い子なのかも知れません。
勉強が出来て礼儀正しい子もまた良い子なのでしょう。
私自身は、子供時代を振り返ると、この良い子の定義とは真逆でした。
偏差値の高い子が、然るべき大学を出て安定した職業に就くのは道理とも云えます。
一方、実際にモノづくりなどに携わっている大半の人々は偏差値の高い子でありません。
逆に創造力(クリエイティブ)の高い子は、偏差値など高くなりません。
1+1=2と素直に解かなければ偏差値を上げることなど出来ません。
私のように、「1+1=3」でも良い、という輩は何を教えても斜に捉えてしまうのです。
既存概念を変えない限り新しい発想などは生まれ来ないのです。
私が昭和60年に総てを電気で賄う、今でいうオール電化住宅を構築したときは、電力会社からも変なやつだと思われたそうです。
燃焼ガスを高気密住宅の中で発生させると解決できない課題が山積します。
まして石油を燃やして電気をつくり、その電気が石油より安価に使用できるなどとの発想など通用しません。
ところが発電所は、皆が寝静まる深夜の時間帯に発電機を停止させる訳ではありません。
捨てる深夜帯電気でお湯をため給湯し、レンガを温めて暖房熱にすると安価で使えます。
1+1=2だけではないと思考する事で目の前には、工夫すると活用できる仕組みが転がっているようにも思えてくのです。
さて、今日は函館市内にファースの家地鎮祭を行い(写真)、これから北斗市本社の会議室で着工研修会を開催します。
総ての行いに何らかの工夫を施すことにしています。
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