豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

無愛想でも可能な工務店経営者…函館市~北斗市

2017-06-26 18:01:06 | ファース本部

今月は北海道から西日本まで全国のFAS工務店を訪問する機会がありました。
全国各地には、実に様々な経営業態の工務店さんを見る事が出来ます。
本州のある工務店を訪問した際は、その社長がにこりともせず不愛想で迎えてくれました。

彼は、ケヤキ、ヒバ、スギ、クリなど多くの木材を桟積みして自然乾燥に拘っています。
これだけの多くの木材を、定期的に総ての積み直しの仕事が伴うそうです。
年間2棟限定で今年の2棟も、来年の2棟も既に決まっています。
事務所を持たないこの工務店は、棟梁の社長と大工の息子の二人で経営しております。
年に1億円、自分の気に入った仕事しか受注しないのだそうです。

不愛想な社長は、息子と二人で年売り上げ1億円、いつもマイペースの工務店経営を行ってきたのですが、2020年対応やZEHとなると全くのお手上げ状態のようです。
時代背景は、従来の匠の技で行う家づくりに限界が生じて来たようです。

今後は、誰もが義務化で行う断熱性能の家づくりは当たり前になります。
何の差別化にもなりませんが、木材(写真)に拘った家づくりは差別化になります。
この不愛想な社長の工務店は、ファースの家でZEHなどの温熱性能は担保され、年棟数2棟受注で、地元木材の使用が大きな差別化になる事でしょう。

武骨で不愛想でも心根が優しく、協力業者さんやユーザーさんから慕われています。
ところが時代は、木材へのこだわりや匠の技だけでは通じなくなるもの現況のようです。
私は、「武骨で不愛想でも心根の優しい」工務店経営者をいつも敬愛しています。

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