豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

世界に一棟だけの家づくりを…北斗市

2018-10-23 17:07:31 | ファース本部

北欧などの建物を殆どは、モルタルなどの塗り仕上げで出来上がっています。
その仕上げ状態は、日本のように几帳面でありません。
凸凹の仕上げむらもあるのですが、それを気にする様子もありません。
離れて見ると一棟、一棟に品性と格調が漲っていて異なった存在感を醸し出しています。

家づくりは、文化度が高くなると、個性、気品、格調などのニーズが増えてくるようです。
我国の経済基盤の一翼を担っている住宅産業は、基礎、木材、建材、建具、それに各協力業者の職人などで多くの業種で構成され、GDPに大きく関わります。

元々日本の家づくりは、大工の棟梁が仕切り、大工、左官、建具、畳などヒトの手間でつくり上げる事から数が限られ、経済効果などへの貢献に寄与したとは言い難いと思います。
その住宅産業が大量生産、大量消費の時代に入り、一気に経済牽引力を持つことになります。

おのずと手間と期間のかかるモルタルなどの「湿式方式」から、窯業系サイディングを使用した「乾式方式」に変わりました。
そのため多くの左官屋は、職種を変えたり廃業の憂き目にあったりしたのです。

ところが昨今はまた、左官の塗り壁仕事が繁盛するようになりました。
文化度が高くなってきたのか、パタパタと張って造る乾式に代わってきました。
大工さんの手間仕事は、その家一棟だけのオリジナリティも好まれています。
写真は道東の丹羽工務店様の作品、ファースの家ですがまさに世界に1棟しかない家です。

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