豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

地鎮祭訴訟と言う変な裁判があった…北斗市

2009-12-14 18:01:32 | ファース本部
ある自治体が体育館の起工式で市の職員が式典進行係となり、神社の宮司が神事に則り地鎮祭を行い、市長は神社に玉串料としての公金支出を行いました。これに対しその市の市議会議員が地方自治法第242条の2に基づき損害補填の出訴した裁判がありました。

日本国の憲法には、政教分離に関して以下のような条文があります。
「いかなる宗教団体も国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。」「国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。」「公金その他の公の財産は、宗教上の組織若しくは団体の使用、便益若しくは維持のため、又は公の支配に属しない慈善、教育若しくは博愛の事業に対しこれを支出し、又はその利用に供してはならない。」

この憲法条文から、起工式へ公金支出がされた事は憲法違反とされた一審判決では原告側が勝訴した言います。しかし、二審判決では「目的効果規準」を採用したとして逆転判決となったと言います。

判決文【本件起工式は、宗教と関りを否定しえないが、その目的は建築着工に際し土地の平安堅固、工事の無事安全を願い、社会の一般的慣習に従つた儀礼を行うとの世俗的なものと認められ、その効果は神道を援助、助長、促進し又は他の宗教に圧迫、干渉を加えるものとは認められない、よって宗教的活動にはあたらないと解するのが相当である】

公的建築物の起工式で地鎮祭が、神道の形式で行われる神事に幾度となく参加した事があります。起工式と地鎮祭とが一緒に行われ神道やキリスト教、仏式などの式があります。憲法条文の端っこを掴まえたこのような事案裁判とは、我国の平和ボケがまさに本物のような気がします。

普天間の基地問題を抱え、日々生命の危険に曝されている沖縄の人々は、この程度の次元の裁判に呆れているのではないでしょうか。

写真は、先週末、雨の中で執り行われた北斗市に建てるファースの家の地鎮祭の様子です。この地鎮祭は、建主さんの希望で神式で行い厳格で神々しく身の引き締まる思いでした。

今日は最高気温が0℃の真冬日で小雪舞う北斗市本社にいます。
明日この時間は、太陽が降り注ぐ南国の沖縄にいるかも…

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オープンハウスと言う住宅営業…北斗市

2009-12-12 17:24:09 | ファース本部
住宅総合展示場に相当な費用をかけて煌びやかなモデルハウスを建築し、そこにお客様を呼び込むためには、大々的な宣伝広告を行わなければなりません。高額費用でモデルハウスを建築し、そこで待機したスタッフが、「この家は良いですよ」と言ったところでどれほど説得力を持つのでしょうか。

私は、各地の住宅セミナーの講師で演壇に立つ事がありますが、「ファースの家の開発者が、ファースの家は良いですよ、と言うくらい説得力の乏しいものはありません」と、いつも枕言葉として使います。モデルハウスは、人が住む事が前提ではなく、見せる事を前提につくられます。見た目の素晴しさに住んでからの生々しい現況が完全に消え去っています。

アメリカの住宅建築は、家を売るハウスメーカーでなく、家を造るハウスビルダーが供給しています。アメリカでは、モデルハウスでなく、オープンハウスと言って住むために建築した家を、引渡し前に数日間借りて、オープンハウスとして公開するのが通例です。

契約までに掛かる営業費用は、全て建主さんが支払っています。
その家づくりの実務やメンテナンスに反映されない営業費を出来るだけ少なくするのが目的です。日本でもこのようなオープンハウス方式の住宅営業が多くなったように思います。

今日は北斗市で弊社ハウジング事業部が行った「長期優良住宅促進事業」に伴う、現場公開を行いました。まさにオープンハウスですが、補助金を受け取るために義務付けられた見学会です。

写真は内部の受付準備の風景を(設計インテリアコーディネーターの北村が受付)撮ったものです。このオープンハウスを行う為には建主さんの理解が必要です。今回も若い建主さんの絶大なご協力によって開催できました。

雨に見舞われた北斗市でしたが大勢のお客さまのご来場を戴きました。
また、この見学会場の直ぐ近くで越冬工事となるファースの家の着工地鎮祭の神事を行いました。この家も春には見学会を開く事になると思います。

ファースの家では、既に何年も以前から住んでいるお宅を拝借して真冬や真夏に体感会を行い、その家の建主さんが説明員となるイベントを各地で行っています。見せる家でなく住んで何ぼの家づくりを行って参りましょう。

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3分間スピーチと文章は起承転結で…北斗市

2009-12-11 18:05:20 | ファース本部
あるイベントに参加した時ですが開催直前になって来賓スピーチは3分間で「起承転結」にお願いします、と言う要請が司会者からありました。
私達は会社で毎朝、交代で3分間スピーチを行い「起承転結」で話をまとめる練習を積んでいます。

「起承転結」の言葉を解してみますと、起句でうたい起し、承句でこれを承(うけ)け、転句で趣(おもむき)を転じ、結句で結ぶと言う事だそうです。
つまり、枕言葉で導入(興味を引かせ)し、この枕言葉に沿った事柄で内容を組立て、そこに情景描写などの情緒性を持たせ、最後に全てが纏まって完結すると言う事でしょうか。

私は立場上、人前でスピーチする機会が多くあり、常にこの起承転結を意識しながら3分間でまとめるように心がけております。3分間はとても意義深い時間で、人の話を集中して聴けるのもこの3分間なのだそうです。また起承転結に凝縮しますと3分間でかなりの話が出来るものです。

1時間のロング講演の時は、この3分間ごとに完結しながら20回のリピートを行うと言う事です。レジメのインデックスに20項目入れて3分間ずつ起承転結しながら重ねて行くとちょうど1時間になります。

起承転結とは何も3分間スピーチに限った事ではなく、このブログような文章も「起承転結」で纏まっているかどうかでしょう。
ある業界誌に月刊コラムを投稿しておりますが、自分の書いた文章を読みながら赤面する場合が多々あります。

3分間スピーチでは起承転結に自信があったのですが、文章にすると何とも頼りない自分の文章力に気付かされます。
昨日、今日と本社の自室で何件もの相談メール回答を行っています。
この回答文章も起承転結ではなければ…まだまだ勉強不足のようです。

ふと外に出ると全身を冷気が包みます。
大沼の駒ケ岳(写真)は全身を雪化粧しましたが、手前の原っぱもいずれ真っ白な雪に埋まってしまうのでしょう。

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平和を願い実効ある政治を…高岡市~富山空港~羽田空港~函館空港~北斗市

2009-12-10 19:23:30 | ファース本部
衆院選で308議席をとった民主党が自民党との政権交代はまさに民意なのでしょうか。
ともかく国民の期待を受けて鳩山新政権がスタートしたばかりです。
一桁しか当選しなかった社民党と国民新党との連立政権ですが、護憲、非武装を唱える社民党、既成事実となった感のある、郵政民営化の見直しを言う国民新党との連立です。

郵政民営化が時期尚早だったかは、ともかくいつまでも郵政事業が公社のままで継続できなかった事も明らかです。国民の大多数はもっと別な事を願って投票したようです。
新政権では自民党が出来なかった税金、公金の無駄遣いを徹底的に正して欲しいのです。

社民党が言う「非武装中立」の国家運営は、そう在るべき事に異論を言う人はいません。ところがこちらにミサイル或いは不審船を配している国が近くに存在するのが現実です。丸腰こそが暴力を阻止出来る防御だと、その説明で国民の安全財産を守れるとは大多数の国民が思っていないようです。

だからと言って自国防衛のために装備をするとその範囲が課題となります。我国一国だけで防衛するとなると膨大な防衛費がかかり、他国との共同防衛となれば集団的自衛権の問題が発生します。早晩、現在の憲法解釈では限界がくるように思います。

沖縄の普天間基地問題で揺れています。
日米安保、アジア戦略、太平洋構想などを加味し、沖縄の人々の負担を減らすとなると選択肢は限られてきそうです。自民党政権なら社民党は、理想論だけを述べる少数派だとの位置づけに終始したでしょう。暗礁に乗り上げた感のある拉致問題や北方領土問題も、政権交代と言う動機をもっての解決に期待したいものです。

我々は、真に住む人の幸せづくりのために地域密着型工務店こそが、しっかりとした技術と情報を持って市場を奪回すると言う理想があり、そのための実践活動を行っています。
「平和な国家構築」の政治も、「住む人の幸せをつくる家づくり」もどんな崇高な理念だけを掲げても、実効ある行動をなくしては成果を掴む事などは出来ないでしょう。

一週間の出張を終えて帰社し、北斗市に建つファースの家の着工式に参加出来ました。写真は知恵を出し合い全国的に珍しい、河川敷に造られた富山空港(写真)から東京経由で帰社しました。

今日は全国的に穏やかな気候のようで快適なフライトでした。
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思考停止になる会社人間達…新大阪~高岡市

2009-12-09 22:18:04 | ファース本部
何処の会社にもとにかく仕事に真面目で真剣な人はいるものです。
会社には、好都合のように思いますが必ずしも喜んでばかりではありません。
過度な会社人間は、物の考え方や行動基準が会社業務が中心になる場合がありそうです。

規律や方針を貫くのは良いのですが自分が常に一番正しいと思い込むようになり、周囲からは、融通が利かない頑固者に見えてしまいがちです。
会社人間は自然に上司の顔色を見て、後輩や目下の者に強く振る舞う事になりがちのようです。

会社とは多くの平社員によって構成されており、一部の上司だけに気遣いを行い、部下や後輩への傲慢な態度をとると彼らから敬遠されがちになるでしょう。
会社人間は、自由な発想が出来ずに自分自身を見失うない、一般社会との距離が解らなくなると言います。

企業は、一人一人が明るくて誰からも慕われる環境で仕事を進めたいのです。
自分で知った情報だけが正しいと思い込むと、思考停止状態になる場合もありそうです。自己犠牲の必要な場合もあるのですが、自分のために会社があるのだと思いましょう。

時には仕事と全く異なる場所で時間を過ごす事も大切だと思います。
視界を変えるときっと発想や行動を省みれるようになりそうです。
会社は、経営者や社員の誰もが、一緒に明日の希望を持てる環境でこそ、会社全体の総合力が備わるように思われます。

今日は、全国各地のファース販売代理店会とファース部材を供給する、ファースメーカー協力会の共同主催で三協立山アルミ工業㈱、富山県射水工場生産ラインを見学後、意見交換会を行いました。

メーカー協力会の多くは上場企業で、販売代理店は地域の中小のサッシ販売代理店ですが、大企業と小規模販売代理店との意見交換がとても面白いのです。

今夜は、情報交換の後に懇親会を行い、大いに羽目を外しながらこの会社人間の存在が話題となりました。あなたは会社人間、いやあなたこそ会社人間だと…
このような場で羽目を外せるうちは、決して会社人間ではないように思います。

今日の北陸地方の雨の予報が大外れで写真は高岡市で銀杏の樹を撮りました。
明日は、東京経由で函館に戻り、夜には北斗市本社で行う着工研修会に間に合わせようと思います。

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高性能住宅を扱う地域工務店に不況はない…三河安城~名古屋~新大阪

2009-12-08 19:42:28 | ファース本部
年間130万戸も建った事もある戸建住宅が、昨年は40万戸にまで減少ました。私はこんな時世にも関らず40万戸もの家が建っている現実に開眼すべきだと思います。

年間の受注棟数が1万戸以上のハウスメーカーともくかく、私達のような年間5棟6棟の地域工務店にとっては400,000分の6棟なのです。
ファース・グループ全体でも数百棟なのですから全く数的な影響などありません。工務店経営者は、不況だと言う市況の雰囲気やマインドに影響されています。

人が暮らす住まいには、必ずメンテナンスが伴います。
そのメンテナンスをしっかりと行って建主さんとの信頼を確立し、新築に結ぶ事が出来るのが地域工務店です。

現実に数を求めない小規模なファース工務店は、堅実にリフォーム工事と新築工事を受注しております。人の暮らしに必要な三大要件「食う・着る・住む」の住むを担う私達小規模工務店は、人の営みで傷む住まいを修理する仕事、そして建替えの仕事が必ずあります。

今日は私の都合に合わせ大阪まで来て戴いたファース工務店のトップランナーで、鳥取県倉吉市の㈱ホームズ、社長の牧井一夫さん(写真)と長時間にわたり意見交換を行いました。ホームズさんは、今月末で仕上げたファースの家がちょうど100棟になります。

ホームズさんは決して背伸びせず、ファースの家を毎年8棟前後を堅実に建築して来ました。そのファースの家を新築受注するには、毎年150件以上もの修繕やリフォーム顧客があります。

元々リフォーム業で創業した牧井社長は、そのリフォーム顧客さんに、リフォームサイクルを長く出来る、高寿命、高耐久で超省エネ性能の家を薦める事で、新築受注数を安定させてきました。

現在65歳以上の方々が持つ預貯金は400兆円も在るとされ、苦労して蓄えた預貯金をリタイヤ後に快適、笑顔で暮らせる家づくりに投資すべきだと思います。まさに牧井社長は、この手法で顧客層をゲットし不況を感じておりませんでした。彼はそれもファース思想のお蔭だと言ってくれますが、彼の実行力に感心します。

今日は好天に恵まれて、午前の愛知県も、午後の大阪も気持ち良い天気でした。明日は富山県へ移動を…

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地域の小さな工務店が蘇る時代に…名古屋~西尾市~三河安城

2009-12-07 22:26:35 | ファース本部
残り少なくなった銀杏の葉っぱが、楕円形の不規則な回転で舞い始め、急に吹いた横風に乗って歩道を横切って車道の方に飛んで行きました。
本当は地べたに落ちて土に還り、自分を産んで大きくしてくれた、親銀杏の木の肥やしになりたかっただろうに…
銀杏の樹木も、その葉っぱも、人も企業も、それぞれが与えられた運命を辿るのでしょう。

工務店も現在の経済不況期をどれだけの数が生残って行くのでしょうか。
この社会で対応できる企業になるために修練を積んで来たのでしょうか。
私達人間は、何のために生きて何のために苦労を重ねているのでしょうか。

「豊かになりたい」の一心が世間の厳しさに打ち勝つ力を与えているようです。豊かになりたいから勉強し、経験し、そして今を改善するのでしょう。どんな企業も創世記あり、発展期あり、成熟期あり、衰退期があるものです。

一時期の栄華に「自分は大丈夫」との安直な想いに浸っている経営者は、まさに危険です。工務店経営は「常に危ない」との危機感を持っているのが賢明なのでしょう。豊かになり、その豊かさを保持するには、常に危機感と緊張感の持続が必要のようです。

佐世保、長崎と続いた「住まい講座」三回目の今日は、愛知県西尾市、ファース工務店「いしかわ建築」の主催で行いました。
代表の石川 実さん(写真)は、ファース工法に出会ってなかったら経営の行き先が定まらないダッチロール状態だったろうと言っていました。

「わが家みなおし隊」のプレートを前に、小さな工事を大切に行い、建主さんとの信頼を培って新築に結ぼうと、地域工務店として模範的な経営を行う石川代表です。造る家に建主さんを満足させる性能があり、協力業者さんと苦労を共に出来るノウハウが必要です。

私達、ファース本部はその全てに秀でている訳でありませんが、地域工務店が少しでも豊かになり、ダッチロール経営にならない為の技術や情報を見繕っています。

私達の仲間の地域工務店は、その経営が車道に飛び去った銀杏の葉っぱのようにならず、地域と言う土壌にしっかりと根付くための家づくりが確実に出来るために勉強を行っています。
快晴の西尾市で3日連続のシリーズ講話を終了し明日は大阪に移動します。

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少ないチャンスを最大限に生かす為…長崎~長崎空港~名古屋空港~名古屋

2009-12-06 20:58:06 | ファース本部
何となく生きている人には、人生における飛躍のチャンスがあったとしても、それをチャンスと気付く事もなく、時間を浪費しているのではないでしょうか。
「誰の人生にも運は必ず三度、向いてくる」と言う格言があります。

千載一遇のチャンスは誰にでも平等で公平に到来するのだと言われています。ところがそのチャンスに気付かない人が多過ぎるのでしょう。また、気付いても掴もうとしない人もいます。チャンスに気付くには、チャンスを見つける事を意識して目配りが必要のようです。

チャンスと見たら積極的に行動を開始して自分のものに出来るか否か…
昨今、勝ち組と負け組の二極分化するとの見方がされるようになりました。
私は、どの時代にでも、勝った人、負けた人は存在したのだと思います。

勝ち組と言える大半の人は、勝った数より、負けた数を多く経験しています。
失敗を怖がって行動や決断を先延ばしすると事態は益々不利に作動するものです。「決断の先送り」との判断で、チャンスを逃す場合がとても多いのです。

自分はあのチャンスを手にしたから今日がある、だから次のチャンスを待とうとしても、同じチャンスが来るとは限りません。人生の成功者は、目前にあるチャンスを意欲的に掴もうと行動を起して為されています。

今日は昨日の佐世保での勉強会に続き、長崎市内でも初めての「住まい講座」を行いました。同じ講座でも佐世保の参加者は協力業者さんでした。今日の長崎はエンドユーザーさんで講義の内容が異なります。
家と言う有形資産は、出来上がった時点から資産価値が下がります。

住むほどに資産価値が増えて行く無形資産を多く含んだ家づくりを行うべきです。人の営みに必ず住まいが必要です。家づくりのタイミングや業者選択の情報は、チャンスを摘み取るための行動で得られるのでしょう。
今日はそのチャンスを広げるための講座でした。

写真は左から会場を提供して戴いた㈱ハウステックの佐伯大輔さん、三協立山アルミ㈱ 近藤克己さん、主催の平石工務店 平石孝幸さん、弟の平石俊弘さん、社長夫人の平石佳代子さん、平石俊弘さんの奥様の平石ゆかりさんです。人生勝ち組になるために、この住まい講座が生かされる事を念じます。
昨日、今日と駆け足で走り回った長崎から名古屋に移動してきました。

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先駆者が辿る道とは…北斗市~函館空港~羽田空港~長崎空港~佐世保~長崎

2009-12-05 22:56:48 | ファース本部
毎週の放映を楽しみしていた『プロジェクトX』とテレビ番組がありました。
あの番組に出てくる人々で共通している事は、失敗を何回も繰り返し、会社や世間からも疎まれながらも、目指した目標にひたすら邁進する姿でした。

『プロジェクトX』に登場人物は必ず最後に成功で転結するので経緯が興味深いのです。登場する主人公は、夢やビジョンを描きますが周辺の方々から異様な目で見られる事も共通しているようです。そこに必ず夢をともにする仲間が現われ、その同士との人間関係の描き方があの番組を高視聴率にした要因のようにも思います。

社会的に大きな貢献の出来る仕事とは、どんな優秀な社員であっても独りで成し遂げられるわけではありません。特に奇抜な企画を提案する人は、周りからも奇人変人に部類されている人が多いようです。
物事を正面、側面、表面からしか見れない人は、他人が発想しない奇抜でユニークな起案を生み出す事が少ないのです。

会社には一人くらい剃刀のように斬れる男がいるものです。
ところが斬れ過ぎる剃刀は、「紙を斬れて大木は切れない」との格言もあります。紙の切れない斧で大木を切り倒し、倒した木を刻む刃物、そして剃刀のように薄くしく仕上げる道具が連携して事を為すのでしょう。

『プロジェクトX』では成功ロマンばかりが題材になっていますが世の中には、小さくて目立ちはしなけど、社会に貢献する人々も多く存在いたします。
今日は北海道から長崎県に来て、午後に佐世保市でファース工務店、城井建築さんの「住まい講座」を行いました。

夜には長崎市に移動し、明日行う「住まい講座」の打ち合わせを行いました。写真は長崎のファース工務店、平石工務店社長の奥様の平石佳代子さん、社長の平石孝幸さん、弟の棟梁、平石俊弘さん、右が弊社九州事務所の山田増雄所長です。

城井建築さんも平石工務店さんも、全くファース未開地の地域で果敢にチャレンジを試み始めました。決して「プロジェクトX」には載らないけれど彼らの挑戦は、必ず開花する事でしょう。

夢にたぎるガッツポーズが自信のほどを表しています。
明日は長崎での講座を終了後、名古屋まで移動する予定を…

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人生は自分自身を信じる事で拓けそうです…北斗市

2009-12-04 18:12:51 | ファース本部
人の人生の中では自分の勘だけで行動する事がかなり多いと言えそうです。勘が鋭く働いているとか、今日は全く勘が働かないなど感じる事は誰でもありそうです。勘が働くと言うか、何かの機運や雰囲気を感じ取ると言う事なのかも知れません。

最後は自分自身だけが頼りだとも言いえます。特に会社や組織運営などは、市場リサーチ、事業経理の基本的は勉強が必要ですが、それも進みながら学ぶ方が実務に合いそうです。
私などは、21歳で独立してから全てを勉強する事になりました。必要で学ぶ勉学は、乾燥した荒地に水を与えるようなもので吸収力がとても速いのです。

私のような業態の会社には手本がありません。
創業者の多くは、手探り状態で前に進みながらも掴み取った事の殆どが実となり肉となったと言えそうです。

高学歴の方から聞いても、学校で教わった事が社会で実践出来る事は極めて少ないと言います。現場を知らない机上理論がいかに現実離れをしているかを痛感した事が何度もあります。

構想だけを描いても埒があかないし、考えるだけなら誰にでも出来ます。
現場を見て、情報得ての「勘」を生かし、そこから生まれる「直観」が功を為す事が多くあります。直観力は多くの成功経験、失敗経験が重なり合った情報から出てくるようです。

私達は、瞬時に選択しなければならない時が度々あります。右か左か、良いか悪いか、役立つか無駄な情報かなどと瞬時の選択は、勘と直観力が必要に思われます。この取引を進める否かなど、経営判断を誤ると会社に致命的な損害を与える場合もあります。

自分の人生は、自分が下した選択が全てなのでしょう。
その選択を確かなものにするには、人を見る、現場を見る、自然を見る、成り行きを見るなどしての情報を重ね合わせ、そして最後は勘と直観力、つまり自分自身が全てだと言う事なのでしょうか。

今日の一日は、終日にわたりこの自分の部屋で仕事をしておりました。
幾つもの勘や直観を働かす場面がありましたが明日からはここを留守にして、九州、愛知、大阪、富山に出張です。

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マネーゲーム破綻のドバイショック…札幌~丘珠空港~函館空港~北斗市

2009-12-03 18:10:40 | ファース本部
「ドバイ・ショック」とは、ドバイ首長国が政府系の投資持ち株会社「ドバイ・ワールド」と「ナヒール」の債務返済を凍結する要請を発表した事が発端となったようです。ドバイは、中東の金融基地として世界中から資金を集め、急成長を続けてきました。

私達は、あの派手な高層ビルやホテル、リゾート施設等が建設される風景を何度もテレビ等で見せられ、中にはあれはバブルだと気付いていた人も多いと思います。ドバイに資金が流れ込んでいたのは、政府系だから誰もが安全な投資先だと思われていたようです。

その政府がこのような要請発表を行い、ドバイの主要な企業が債務を履行出来なくなるのではないかとの懸念が一気に信用不安が広がったようです。
アメリカのサブプライムローン問題は、低所得者を対象に段階的に金利が上がる住宅ローンを証券化して世界にばら撒きました。

サブプライム問題が表面化し、アメリカの主要金融機関が破綻しました。米国金融界が不信を買い、それでドルが売られて円が買われ、円高が進行しました。
今回のドバイ・ショックは、サブプライムと異なり、金持ちにあのホテルやマンションなどを証券化して売ったのです。所詮はマネーゲームに他ならず、必ず破綻するのです。

サブプライムの傷が癒されていない時期のドバイショックで、ドルやユーロが売られて円がまた買われ、円高に動いています。円高が進むと輸出企業の経営に大影響を与えます。日本経済は、輸出企業が担っており、株式市場で株安の悪影響を及ぼしているようです。

この先、円高が何処まで進むか解りませんが、円高で利益を生む輸入企業との抱き合わせ行政を振興させる必要がありそうです。円高でエネルギーや食料、そして私達の建設資材などは、かなりの安価で輸入出来るはずですが中々直ぐには反映されません。

私達の家づくりは、30業種もの企業間で、人、モノ、金を動かします。内需拡大のきっかけをにこのドバイショックを上手に活用するくらいの強かさが欲しいものです。しかしマネーゲームのような虚業でなはなく、真に住む人を幸せにする家づくりが前提ですが…

今日は、企業訪問の後に雪の積もった丘珠空港(写真は搭乗者待合室)から北斗市本社に帰社致しました。
やはり札幌より函館、北斗市の方がかなり温かい気がします。

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地熱活用システムの難しさ…北斗市~函館空港~丘珠空港~札幌市内

2009-12-02 20:34:30 | ファース本部
何気に使用しているエアコンは、ヒートポンプと言って外気から熱を汲み上げる装置です。
外気には限りなく熱が存在しますが、外気温が低くなると室外機のフィンが凍って熱回収が出来なくなります。そのため地熱活用などで効率を上げようとする試みをしてきました。

地熱は年間を通じて平均15℃をキープしており、上手に使用すると夏は冷房効率、冬は暖房効率を持ち上げる効果があります。私達は25年前から地熱活用の試み行って参りました。
地面に筒を埋めて、その筒の中心に液体を地中に向かって送り込み、戻りを筒の外側の地面に面した部分を通して熱回収する仕組みを実験した事があります。

この他にも土間コンクリートの下に平面でコイル状にパイプを配し、地熱回収する方法なども試みました。これらの地熱活用の方法は、既に特許などで公知の事実ともなっています。

理論的な地熱活用装置は、実用可能なシステムとして数々の研究文献があり、また実際に商品化を行って販売施工されている装置もあります。
地熱が年中15℃の熱資源となれば、エネルギー装置を研究している我々にとっては何とも魅力的なシステムです。

今日は、札幌の公的な研究機関からの取材に応じるため、地熱開発などのエネルギー研究を行う部署の技術者と意見交換を行いました。
私達も地熱や廃熱活用の研究を電力会社などと共同研究などを行い、幾つかの特許出願もしています。

しかしながら中々普及しない理由は、費用対効果の面に尽きるようです。
装置を設置する費用、その装置を稼動させる費用、メンテナンスする費用、それに装置の耐用年数などを勘案し、地熱を取り出して活用したエネルギー収支とのソロバン勘定が合わないのです。

私達の研究でも地熱ダイレクト活用より、エアコン暖房のデフロスト(霜取り)対策用のエネルギーに地熱活用する装置が最大の費用対効果に見合うものでした。今日の意見交換でも過去の試験データでは、ヒーターとのハイブリット方式が社会的コストが一番安いと言う事です。
既存システムにより異なる視点での研究が必要かも…

札幌大通りの並木の葉っぱは完全に落ち葉になって消え果て既に冬の装いです。夜は歓楽街ススキノ(写真)で二つの会合をこなしました。
明日は札幌事務所から北斗市本社に帰社を…

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長期優良住宅普及促進事業の現況…函館~北斗市

2009-12-01 16:56:21 | ファース本部
次ぎの記述は長期優良住宅に関る国土交通省から告知された情報です。

【「長期優良住宅普及促進事業」について。
1.補助金交付申請の受付締め切りを延長 (現行)平成21年12月11日 → (今回変更)平成22年2月26日 
2.エントリーをしていない者も、同時申請で補助金交付申請が可能。
3. 実績報告の受付締め切りを延長(11月5日既報) (現行)平成22年2月10日 → (変更)平成22年3月10日  
申請者の責によらない不測の事態等(工事に伴い発生した状況変化、気象の影響など)が発生した場合は、平成22年3月11日以降に延長することも可能です】

この「長期優良住宅普及促進事業」とは、地域の中小工務店が受注する長期優良住宅に100万円の補助金を出す事業です。6月に告知され、8月まで業者登録を済ませ、12月まで申請を終えて来年2月上旬に実施報告書を提出すると、何とも忙しい日程の事業でした。
ところがあまりにも申請手続きが煩雑でそれだけで多額の費用が掛かります。

また普通の住宅工法から長期優良住宅の仕様に変更すると、100万円どころか300万円も掛かり、申請者が極端に少なかった事が上げられます。
ファースの家は、元々その殆どが長期優良住宅仕様なのです。しかし期日が少ないために諦めた建主さんが多くありました。

長期優良住宅制度のねらいは、とても良い視点であると評価いたしますが、現場での実践過程や現場で求めているニーズをよく理解していない人が作った仕様だったのでしょう。

住宅を30年で粗大ゴミにしていては、CO2削減などになりません。
また快適で省エネ、エコの居住空間を構築すると言う理念は、政権が何処に変わっても継承されるべきです。

今日は本社にフラット35の金融機関、日本モーゲージサービス役員で瑕疵保険会社、ハウスジーメン社長の仲田幸嗣さんを講師に迎えて社員勉強会(写真)を行いました。勉強するほどに長期優良住宅は、住む人やエコのためにも、もっと簡単に利用できる制度に改善すべきでしょう。 
   
この業界はまさに過渡期であり私達も刻々と変わる情報に振り回されながらも、住む人に最も有利な技術情報を提供して参ります。
住宅関連保険は、生活者優先で選ぶと瑕疵保険、地盤保険、完成引渡保険、長期優良住宅審査、フラット35ローン審査などを一元化された、ハウスジーメンが最も有利だと思われます。

種々の保険機関を見比べて参りましょう。
師走に入りましたが明日は、役所からの依頼で札幌業務を行う予定です。

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