豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

温度差から生ずる様々な事象…北斗市

2015-12-14 17:42:20 | ファース本部

家中の気温差が住む人の身体にヒートショックを与えることは広く知られております。
温かい部屋から寒い部屋に行くと、血管収縮で脳疾患や心疾患の確率が上がります。
このヒートショックは典型的な危険なケースですが、温度差は仕切りを構成する壁材の含水量を増やし、カビの胞子であるハウスダストを増加させる要因にもなります。

公的な推奨暖房とされる気温20℃、湿度50%の時の露点温度(結露が生じる温度)は、9.3℃です。つまり居間を快適空間にしておいた場合、暖房の無い部屋との壁面は、9.3℃以下になる事が度々あるはずです。この状態では、仕切り壁材が露点温度になり、結露までならなくとも、壁材の含水量が増加したままになっていることがあります。

ハウスダストは、アトピー性皮膚炎、小児喘息、気管支炎などの要因になるとも言われています。家全体を温度差の極めて少ない状態に保持することが好ましいのです。
人が普段いない納戸、床下、天井裏など居間と同温にするには、家の断熱構造が課題です。

熱橋(熱の逃がす部位)部分を少なくするためには、外張り断熱(外断熱)が有効です。
これは断熱層の内側に構造体があり、熱容量(蓄熱熱量)が大きくなり、暖房や冷房の熱をその構造体が吸収するため、直ぐには温まらず、また涼しくもならない課題があります。

また暖房や冷房を切って時間が経過すると、もとの暖房(冷房)温度まで戻すまでに膨大なエネルギーを使用する事になり、そのため、外断熱の場合は、暖房や冷房を連続稼動する方が省エネになると言う公式試験のデータも存在します。

空気の比熱(空気を1立方メートル暖冷するエネルギー)は、約0.3ですが、木材や建材などの構造体の比熱は空気の約900倍の270wにも及びます。
エアコンの連続稼働は、熱容量の多さでクオリティーの高い輻射熱で室温貢献いたします。
内断熱でも、施工精度がしっかり為されている場合は、内装部材、内部間仕切り構造材、家具などが蓄熱するため、連続稼動の方が省エネになる場合もあります。

私達のファースの家は、内外折衷断熱工法ですが、11月初旬の構造温度25℃を専用エアコンでそのまま3月(冷房は6月から9月)までキープする方法をとっています。
住む人の健康だけではなく、家そのモノの健康保持も寄与致します。
画像は「何でも調査団」のホームページ記載の資料ですがハウスダストの影響が……

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雨の漏らない金属屋根を40年間30万棟…函館市~北斗市

2015-12-12 15:20:28 | ファース本部

福岡に本社のある金属屋根の施工会社、株式会社 栄住産業は、昭和50年以降40年間もひたすら雨の漏らない屋根づくりを行なって来たと言います。
栄住産業、代表取締役社長の宇都正行さん(写真)は、私と同い年です。

宇都社長は、次々とアイデアが溢れ出て、それを製品化しては事業を伸ばしてきました。
今や全国に営業所を設け、売上高100億円近い規模の企業に成長しています。
今回は私のオファーで「雪の積もらない屋根」の金属屋根に凸の突起が出ない金属屋根を考案してきました。
真っ平らな屋根ですが、これを私とコラボして寒冷地で使用出来る構造で特許出願し、弊社の屋根に試験施工しました。



「雪の積もらない屋根」が目標の開発だったのです。(出来上がった真っ平らな屋根)
ところが、この真っ平らさは雪が吹き飛ぶルーフフラット工法に最適形状となりました。
北海道の降雪は軽いので、屋根を平らにすることで風が吹き飛ばしてくれます。
北海道にはこの突起の無い、真っ平らな金属屋根だと更に効果的だと思われます。

雪の降らない温暖地では、この真っ平らな金属屋根に、宇都社長が考案した、太陽光発電パネルを磁石で引っ付ける栄住産業独自の取り付け工法の採用が可能となります。
パネルを屋根に取り付ける際の傷での雨漏りは、これで完全に払拭できる事になります。
ともあれ当方は、先ずこの「雪の積もらない屋根」を成就させることに没頭します。

この「雪の積もらない屋根」が生んだ副産物は、ルーフフラット工法と太陽光発電パネルを磁石設置工法と言えそうです。
今日は福岡から来られた宇都社長と開発談議の貴重な時間を過ごすことが出来ました。
宇都社長は週明けフィリピンに出張され、当方は四国出張予定です。
オジサンパワーには衰えを感ずる様子などなさそうです。

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道徳心を思考する…函館市~北斗市

2015-12-11 17:14:44 | ファース本部

道徳心とは、物事の良し悪しを区別して道徳的規範に従う心、能力、判断の事だと。
難しいですね。道徳規範とはマナー、エチケット、タブーと関連し、儀礼や式典として形式化されていることもあるようです。
先般は、北斗市立浜分中学校での課外授業で道徳講話「人と絆」をテーマに45分間話す機会がありました。午前中だったので「おはようございます」と挨拶を致します。
この挨拶こそが「人と絆」つまり道徳教育の入り口だと思われます。

着るモノ、食べるモノ、住むモノ、楽しむモノ、学ぶモノなどの全てに人が関わっており、その関わりの中で私達の生活は成り立っているのでしょう。
実に多くの人々の支えによって自分の生活がなされている事を知ったときには、否応なしに「人と絆」の重要性を認識することになりそうです。
この社会秩序を保持するために道徳教育は、とても大切な教科となるのでしょう。

昨日、仲間の工務店経営者から相談の電話がありました。
ファースの家を建築するため、工事現場の周辺の家々にお施主様と一緒に挨拶回りをした際に、留守だったお宅にご協力のお願い文書と粗品を郵便箱に入れてきたそうです。
それが無礼だと電話で呼び出され、散々な説教を言われたそうです。

その方の感性に触れた行いのお説教は聴いてあげることで始末が付くものです。
ところが、車を通すな、声を出すな、埃を飛ばすな、排気ガスを出すな、などの要求を。
出来るだけ要請に応えようと工事現場用の2メーター高さの塀囲いを行ったところ、4メートル以上にしろとの事だそうです。致し方なく4メートルの仮塀を設えたと言います。

社会秩序を保持するために必要な範囲は当然に在り得ます。
それ以上は不当要求となり、そうなった際にとるべき然るべき方法を伝授しました。
その人は、その地域の中でも疎まれ浮いた存在になっており、最も損な生き方をしているようです。道徳心とは、自分自身が幸せな社会生活を送るための心得なのでしょう。

写真は出来た真っ平らな金属屋根で栄住産業の技術者が仕上げて降りる際に撮りました。人の遣らない事をしでかす行為は道徳的に問題かも知れませんね。
さて、今夜はフラット屋根の共同開発者、栄住産業の宇都社長が博多から来られるので、これから空港に迎えに行きます。

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技術とモノと人…北斗市

2015-12-10 17:37:12 | ファース本部

私達ファース本部は、ファースの家を更に省エネ機能を向上させ、使い易く、そして廉価で供給できる体制を保持し続ける必要があります。
怠っているとハウスメーカーなどは、あっと言う間にマーケットを奪って行きます。
住宅業界は、技術開発と営業開発に熾烈な競争を行っております。
少しの開発停滞は、供給するファースの家の陳腐化に繋がり、ライバルメーカーの厳しい攻撃に晒され、奪われた市場奪回には長い期間を要すことになります。

住宅産業は、私達が行っている温熱性能への関心度が極めて低かった時代がありました。
「暖かい家」「涼しい家」「省エネ住宅」「健康長寿の家」「100年住宅」などとキャッチコピーだけは住宅業界に溢れております。
口では言えても家づくりの現場で実践される確率が低いのも現実です。

2020年省エネ義務が決まり、私達のファースの家もクローズアップされはじめました。
私達は30年前から2020年仕様で家づくりを行ってきましたが、住宅の熱損失係数(Q値)と言っただけで引かれる時代が長く続きました。
省エネ基準があるから省エネ住宅を造ったのではなく、お施主様の健康的な快適さと住宅寿命を思考すると、その延長線上にファースの家が出来上がったのです。

今日は、愛知県にファースの家を建築し、単身赴任で東京勤務となっている日東電工株式会社の内藤 満さん(写真)が、出向先の日東エルマテリアル㈱マーケティングエンジニアとしてご来社されました。日東エルマテリアル様の扱い製品のプレゼンテーションを行って戴きました。
ブチル防水テープなどの特性を勉強することができました。

家づくりには、数百種類もの部材が使用されており、その一種類の部材だけにも実に多くの人が関わっております。その人がいてこそ部材が出来上がり、家という器になるのでしょう。
その出来た器には、人の心情を入魂する必要があり、それは施工工務店の真心が試されます。

技術とモノと人は、その全てが合間って、幸せの家になるのだと思われます。
安藤さまは、家づくりを見据えるエンジニアであるからこそファースの家のご縁を頂きました。施工工務店とともに、今後も末永いお付き合いを願いたいものです。

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省エネ・健康長寿と暖房クオリティーは…函館市~北斗市

2015-12-09 18:07:30 | ファース本部

寒冷地における初冬から本格的な真冬に入る変わり目は、特に寒さをカラダで感じます。
「寒い、寒い」と言っているうちに肩に力が入り、カラダが硬くなり縮こまります。
身動きとれずにいると、いっそう寒さを強く感じてくるものです。

寒い部屋で暖房を入れると床面や壁面、天井面の温度も低温になっております。
エアコン暖房では、暖かい軽い空気が頭の上だけを暖める事になり不快を感ずることも。
寒くて固まり、動きの悪い人のいる床付近には、重くて冷たい空気が停滞しています。
これでは、健康的でクオリティーの高い暖房空間になるのが極めて困難な感じがします。

断熱材が薄く、気密層も完璧でない家では、床面を温める床暖房が向いています。
しかし家の断熱、気密、熱容量が優れた家は、床暖房を行うと足裏が熱くて不快感を覚えることがあります。ファース工法展開初期には、床暖房設備を設置したても一度しか稼働させず取り外した苦い失敗例がありました。

断熱性能、気密性能が高い家の場合は、エアコン稼働で室温が上がると、しだいに床材、壁材、天井材が熱を吸収して、その面から輻射熱で放出します。
そのため頭上を温風が撫ぜて行くなどの不快さは、しだいに感じなくなるのです。

空気の乾き過ぎで寒くなるのは、人間のカラダから水分を蒸発させて体温を奪うからです。
外気が氷点下の時には、窓に薄っすらと結露が起きているくらいが最も快適な温湿度となっている事でしょう。快適暖房気温20℃、湿度50%の時の露点温度9.3℃つまりガラスやサッシの9℃以下の部分に結露が生じるのです。(結露したサッシ)

この湿気の持つ熱を「潜った熱」で「潜熱」と言い、気温20℃、湿度50%の時は、この湿気に気温18℃に相当する熱を抱えており、結露した際に凝縮熱として具現化します。
夏場はこの湿気を入れないような工夫を施す必要があります。
省エネ住宅は健康長寿、クオリティーの高い生活空間であり、一石三鳥かも知れません。

さて今日は家庭裁判所での調停業務で難しい案件を成立させて来ました。
調停も一歩ずつ進めました。クオリティーの高い家づくりも一歩ずつ進めましょう。

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人を幸せした分量だけ幸せになれる…北斗市

2015-12-08 17:17:28 | ファース本部

自分のカラダの生じた真の痛みは、自分だけにしか解りません。
カラダの痛みもさることながら、心の痛みは尚更です。
自分は其々が自分にしか解らない「痛み」を持ち、そして「喜び」をも持っています。

親、兄弟、親友とどんなに親身になってくれる人がいたとしても、自分の心身の内側に入り込むことは出来ません。そしてそれは同じく自分以外の人の心身に入り込む事も出来ないのです。自分自身は、どうあがいても自分だけなのですから…

その自分が幸せにならなくては、自分以外の人を幸せに出来るはずもありません。
昨日の朝礼では役員当番が回ってきた訓示では、「自分が幸せなる法則」を話しました。
それは「自分が幸せになるめには自分以外の人を幸せする気概を持つ」事なのです。

自我の主張だけを通しては、人の心が離れて行くものです。
先ずは相手の主張を肯定し、受容してから整理を行い、然るべき対応を行うことが賢明。
「然るべき対応」とは、相手の主張を聴いて、その主張の中から「痛み」を解ってあげる事なのでしょう。痛みが解ると言うことは、その人の立場に立てた事です。

相手の主張が、自分と対極にあるような無理難題であったとしても、先ずはその人の立場になり、その痛みを解ってあげることで、その対応策が見えて来るものです。
自分が幸せになるめには、相手を幸せにしようとする気概が滲み出ること成就します。
私達は、他人を幸せにした分量だけしか自分は幸せになれないと思うべきでしょう。

今日は2015年最後の役員会議を招集しました。
私達経営者は、社員や協力業者を幸せした分しか幸せになれないのでしょう。
今日は、天気に恵まれて「雪の積もらない屋根」の施工も順調に進捗しています。
その屋根の上から下校途中の中学生(写真)を見ていたら、時代を担うこの子達の幸せづくりこそ私達の責任であり、その成就した分だけの幸せを得ることが出来るのでしょう。

さて、今夜はこれから「雪の積もらない屋根」の施工に来てくれた職人さんや担当者の方々、弊社スタッフと一緒に木工場で焼肉懇親会を行います。

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上磯中学校同窓会の再創設を…北斗市

2015-12-07 17:15:41 | ファース本部

私が卒業した上磯中学校は、昭和22年創設です。私もその同窓生の1人です。
この上磯中学校は、2015年現在19,245名の卒業生を輩出した歴史ある学校です。
私は、学校評議員制度が出来たときからその評議員を努めてきました。

私は、昭和58年から上磯小学校の正副PTA会長を4年間努め、平成元年時の上磯中学校の新校舎竣工時のPTA会長を。平成2年には管内連合PTA会長を歴任してきました。
私の自宅と職場は、上磯中学校校舎と隣接してきた関係が大きかったと思います。


JR清川口駅前の総合文化センターの位置に在った旧校舎(写真)を、平成元年(ファース工法が誕生した年)に今の場所に移設し、私は上磯中学校の生徒や先生達の活動を見て参りました。また一年ごとに変わり行く生徒達、先生達とも、様々な交流を重ねています。

そのようなご縁からこの度は、上磯中学校同窓会の会長職を承ることに致しました。
平成元年、本同窓会は、先輩諸兄のご尽力で創設されましたが、本格的な活動がなされないまま現在に至っています。
今日は、事務局を担う上磯中学校の教頭、後藤正弘先生(写真)が来社され、諸手続きの段取りを進捗させて戴きました。後藤先生には様々なご苦労をお掛けしております。

上磯中学校同窓生19,245名からは、昨日のバトミントン総合日本選手権大会で惜しくも決勝で敗れましたが、ロンドンオリンピック4位、全日本2位の佐々木翔君の出身校です。
現在、会長の私が中心になり、関係者と相談しながら上磯中学校同窓会のホームページを作成中です。

北斗市立上磯中学校のホームページは、北斗市役所のホームページの一頁となっており、自由に更新することが出来ません。そのため、昨日の同窓生、佐々木翔君のニュースなどを、独自に更新が出来る「上磯中学校同窓会」専用ホームページとすることにします。

来年3月には北海道新幹線が開通となり、ここから8㎞の地点に「新函館北斗駅」の開業となります。また2万人近い上磯中学校同窓生の方々からは、ネット社会にフィットさせ、近況報告や現役上磯中学校生徒への激励なども戴ける内容にしようと企画を練っております。
「上磯中学校同窓会ホームページ」は、ネット公開された時点で改め紹介いたします。
今日はこれから福地建装ユーザー会の役員会があり、出席致します。
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少し誇れる穏やかな我日本人…東京都内~羽田空港~函館空港~北斗市

2015-12-05 11:38:41 | ファース本部

観光で来日するアジア諸国の人々のマナーの悪さが話題になります。
確かにホテルのエレベーターホールで何人もが大きな声で立ち話をする光景には、行き来する一般客への不都合が見にとまらないようです。

列への割り込みや、思うようにならない時は、係員への大声での抗議などが目に余るときもあります。しかし、30年前の我日本人も同じような行動を行っていたように思います。
文化度が備わってくるとしだいに行儀が良くなるのかも知れません。

写真はJAL機内を撮ったものです。
昨日の最終便が函館空港上空まで来て旋廻待機したものの降雪のために羽田空港に引き返しました。おそらく引き返すことになった時点から今朝の機材を用立てしたようです。
引き返した羽田空港でのアナウンスでは、「皆様の全員を一便に乗れるようします」と。

今朝の一便はかなり大きな飛行機を使用したようです。
昨夜はANA便も欠航になりましたが、その多くが今朝便に乗れたようです。
昨日は約3時間半、機内に留められ、今日も空港事情で25分遅れとなり約2時間、東京羽田空港から函館空港までの所要時間が5時間半も要したことになります。
しかしながら昨日今日と、不平不満を態度に表す人は1人もおりませんでした。

窓口係員に文句を言ったところで何の解決にもならない事を知っています。
空気を読める、雰囲気を察することが出来る、我日本人を少しばかり誇りに思えたフライトでした。さて、今日は早めに帰宅することに致します。

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人々の営みは尊いものです…津市~名古屋市~羽田空港~函館空港上空~東京都内

2015-12-04 22:54:07 | ファース本部

長~い、一日でした。
昨日は愛知県瀬戸市で、配電盤を量産する工場を見学しましたが今日も早朝から移動して、三重県津市にあるコンセントやスイッチなどを生産する工場を見学してきました。

スイッチやコンセントを私達は、いつも気にせずに使っています。
今もこのパソコン電源は、コンセントからとっていますが、目に見える表面部分の裏に隠れた部品に様々な機能があります。安全で確実に機能を果たすための工夫が…

モノの向こうに必ず人が存在しているのです。
工場には多くの工員さん、営業マン、設計エンジニアの方々が其々の役目を熟している。
移動中に出会った人、同じ待合室にいた人(写真)など誰にも家庭があり人生がある。

今日のタイトルを見て戴きたい。
名古屋市~津市~名古屋市~東京都内~羽田空港~函館空港上空~羽田空港~東京都内となる。名古屋を早朝に出発して三重県津市に行き、三か所の工場を見学して名古屋に戻り、新幹線で東京、羽田空港から飛行機で函館空港に向かったものの大雪のため、函館空港上空で1時間の旋廻待機、それも着陸出来ずに羽田空港に戻ってきました。

過去に毎日のように飛行機を利用していますが、新千歳空港に運ばれたことは何度もありますが、羽田空港に逆戻りは初めての経験でした。
JAL機で向かったのですが、同時刻のANA機は既に欠航しており、JALの男気に感心したのでしたが……男気も天気には敵わなかったようです。

欠航ANA機の乗客も明日のフライトに集中したため、明日の飛行機は総じて満席でした。
しかしJALは、函館空港から引き返している時間に段取りしたようで、明日の1便に全員を乗せる段取りを済ませていました。ホテルだけは自前で探して何とかなりました。

私達が右往左往する中には、幾人もの方々も一緒に奔走しています。
今日の出会った人、擦れ違った人などを振り返り、人の営みとは、実に尊いものですね。

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ブレーカーBoxの奥深さ…北斗市~函館空港~羽田空港~瀬戸市~名古屋市

2015-12-03 22:31:46 | ファース本部

私達が何気に使用して家庭の電気ですが、電力会社から送られる電力を、家に引き込む最初に通る配電盤、いわゆるブレーカーを収納しているBoxの詳細内容を知っている人は極めて少ないことでしょう。たかがブレーカーBoxされどブレーカーBoxなのです。

どこの家にも必ず配電盤は設置されております。昔はヒューズボックスと言ったことも。
外部から強い電流が流れ、そのまま入れると家の中の電気機器材に損傷を与えます。
家の中の電化機器がショート(+電流と⁻電流が接触)すると火災の要因ともなります。
ブレーカーBoxは、その事態が生じると速やかに電源を切って安全を確保する装置です。

何処の家にも設置しているにも関わらず、その中身について知ろうともしませんでした。
今日は、「電力消費の見える化」装置であるHEMSに信号を送るために必要な配電盤を量産する、愛知県のパナソニック エコソリューションズ電路株式会社を訪問しました。

家庭内で使用する電気は、二重三重の安全策が組まれています。
子供も高齢者も、電気を何の懸念もなく安心して使用して来たのは、このような完璧な安全装置が機能して来たからでしょう。安心安全は、文化度の高さに比例しそうです。
国内の市場の60%を占めているのがパナソニック エコソリューションズ電路様だと。

決して目立つ部位ではありませんが、安心を担保するのに不可欠な配電盤です。
電材工事店に出荷するまで、何と4回もの性能確認を行い、その過程を見学できました。
写真は、前列左から社長の大西弘之さん、取締役の八尾和基さん、GMの進 広和さん、リーダーの中富康弘さんです。弊社の智専務と村上室長と一緒に撮りました。

昔は瀬戸物で造ったシューズカバーで創業され80年の歴史を持っているそうです。
隣町が瀬戸市であり、展示されていた瀬戸物のシューズカバーを懐かしく見てきました。
今回は、ゼロエネスマートハウスに不可欠なHEMSへ信号を送るために必要となる基盤を制作している工場を見学してきました。安心安全への徹底した拘りに感服しました。

長い社歴を持ちながら大西社長さんや役員さんは、皆さんが若い方で経営されています。
皆さんは、この会社の叩き上げの社員から役員になった方ばかりと言います。
安全の拘りに年齢、社歴などは無関係のようです。明日はHEMS本体の工場視察です。

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好奇心と成長力…北斗市

2015-12-02 17:33:45 | ファース本部

「何故?」と聞きたがるのは幼児の特徴かも知れません。
幼児にとって見るモノや聴くモノの殆どは、初めて見聞きした事なのでしょう。
当然、これは何ですか、何故にこうなるのか、どうして、何故の連発は成長の証しです。

自分の解らない事に、理由や意味などを知りたいと思う好奇心は、私達人間の根源的な欲求なのかも知れません。文献を調べると「好奇心」とは未知の物事に対する、行動や精神的な働きを示す言葉だそうです。幼児の時は、殆どが未知の物事なですから…

多くが学生生活を終え社会人になると、この「好奇心」は一気に失せてしまうようです。
大人は、目の前にある物事の全てに理屈があると思考して、好奇心を抱く必要がなくなる傾向にありそうです。つまりは、目の前にある「当たり前」の出来事を汎用するだけで
私達が生きるためには、こと足りるからなのでしょうか。

学歴に関係なく、無いものを生み出す動機は好奇心しかありません。
人間成長に必然な幼児の好奇心とは異なり、大人になっての好奇心は、それを満たすために論理的、物理的な方法などを用います。
そのような大人の好奇心は、無いものを生み出す行動に繋がる確率が高まりそうです。

私達の成長は、年齢、学歴、体力などに関係なく「好奇心」を持続させる事のようです。
弊社では、「雪の積もらない屋根」の研究開発で様々な実験(写真)を行っております。
これも好奇心での起案なのですが、実際に具現化するには、様々なハードルがあります。

家を温めるエアコン温風で降って来た雪が、屋根材についた瞬間、溶ける装置です。
私達のファースの家は、エアコン一台で外気温-20℃地域でも40坪の家の何処へ行っても24℃に保持する性能を持っています。これは断熱手法とエアコンの使い方が要点です。
その技術を活用しての「雪の積もらない屋根」なのですが試行錯誤を繰り返しています。

大人の好奇心は無いものを生み出す思考が出てきます。
しかしそれを具現化するには、相当の試行錯誤を覚悟することになりそうです。
「雪の積もらない屋根」は課題の一個が解決しました。しかし思考錯誤が続きそう…
さて明日は、来るべき時代に不可欠となるHEMSのメーカー訪問で愛知県です。

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一朝一夕では成就しない新技術…函館市~北斗市

2015-12-01 17:28:17 | ファース本部

従来に無かった工作物を創作してみるには、まさに試行錯誤を繰り返します。
私達は86件の特許出願を行っておりますが、従前に存在するもので用事が足りるならそれを使いこなす工夫を優先します。それでも満足でないので新しい研究を行うのです。

新しい技術などは、何一つ一朝一夕で出来上がったモノなどありません。
多額の費用を掛けて繰り返し実験をしても、途中で費用対効果が合わないと判断される場合もあります。そのような苦労で出来た新技術をあっさりと模倣する輩がいます。

中国の製品は他の技術のパクリを平気で行う国だと言います。
その結果、いつまでもトヨタやホンダのような一流メーカーは生まれて来ません。
脳みそと額に汗をながす苦労があってこそ他国に誇れる製品が出来るのでしょう。

弊社では「雪の積もらない屋根」を本格的な雪の降る前まで設置を行うため施工を急いでいますが、急ぎ過ぎるとデリケートな箇所にひずみが生じ、中間テストでチェック事項が多く出てきます。冷静沈着に事を進めなければ想定外の事態となることも。

特に家づくりの施工現場では、机上で想像し難い事象が出る場合もあります。
理論通りに行かないことの方が多いようです。最終的には現場でモノが出来て行きます。
勿論、企画段階では、様々に起こり得る事案を想定するのですが現場は怖い生き物です。

今日は業務提携している倉敷紡績の関連会社で断熱ボードと吹き付け断熱施工を行う、クラボウ関西化成の代表取締役、池田安利さん(私の左隣)と同社課長、田中康生さんにご来社を戴き、弊社智専務(右)と研究開発室長、村上一人と意見交換を行いました。
クラボウ様や関西化成様とは、新時代に見合った新素材の取り組みについての相談です。

さて午後5時で北海道の外は真っ暗になりました。
今日から師走、気温0℃、無風ですが季節の変わり目は、いっそう寒さを強く感じます。
この時期は、熱くてフウフウして食べる鍋物がカラダに合いそうです。

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