夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

庄屋鍋  とだえせでいつまで人のかよひけむ

2006年09月15日 23時31分36秒 |  食べるために生きる


急に涼しくなりましたね。
秋、冬の衣類を岬においていますので、まだ夏の装い。
これでは寒い。
ということで、今夜は庄屋鍋をいたしました。


台風が近づいているそうです。
岬も台風の下になるのでしょうか?


とだえせでいつまで人のかよひけむ
      嵐ぞわたるわたる谷のかけ橋
              西行

遠聽江上笛

2006年09月15日 23時24分03秒 |  漢詩を長崎弁で
遠聽江上笛
臨觴一送君
還愁獨宿夜
更向郡齋聞 

   韋應物


川面を流れてくる笛の音
送別の杯を酌み交わす
寂しさに眠れぬ夜
この笛を思い出すだろう




川を伝わってくる笛の音
別れの杯を酌み交わす
寂しさに眠れん夜には
この笛を思い出すじゃろな~


竹里 王維

2006年09月15日 23時11分04秒 |  漢詩を長崎弁で
獨坐幽篁裏
彈琴復長嘯
深林人不知
明月來相照
   王維

竹の林の中で
琴を弾きながら歌う
知る人もないこの林にも
月だけが光を送ってくる

竹林の中で
琴を弾いて歌う
だ~れも知らんこの林にも
月だけは光を送ってこらす