夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

大汗をかいた

2010年05月04日 20時56分24秒 |  岬な日々

2日に犬を保護して
から、犬の話や関係のない日記にまで犬の写真が続きますけど、
今日は、海を見せてやろうと、買ってきた首輪をつけ、リードを持っていすみ市の三軒家の海岸まで出かけました。
どうも、海は初めてだったのかな、他の犬がいて吠えまくっていましたけど、まったくそれには興味を示さず、波打ち際や砂浜の雑草の辺りをしきりに探検しておりました。

人がいなければ、リードをはずしてあげたいと思いましたが、世の中はゴールデンウィークですよね、海辺も人がいるし、犬もいるというので、放してあげるのは諦めました。
自由に遊べたら喜んだでしょうにね~ 仕方ないですね。

ひと時遊んでから、こちらは昼ごはん。犬がいるのにどこに行こうかと迷いました。
水も飲ませてやりたいし、できれば車から出して、影のあるところに繋いでやりたい、、、、
そんなことをきいてくれるのは犬を飼っているところでしょうと、だるま庵に寄ってみたのですがこちらはまだ準備中。
シーソングは、満員御礼の状態。
さてさて、困ったって思ったときに、ふと、シーソング近くのクレープ屋さんを思い出しました。お姉さんが同じ家で犬のシャンプーやトリミングをしているのだから、あそこなら絶対大丈夫でしょう。

そこまでは正解でした。
ランチセットを頼んで、レストランの外の椅子に犬を繋いでおりました。
水飲みもありますよってことで、貸していただいて、犬ものんびりと水を飲んでおりました。
ところが、どうした拍子か椅子が倒れて、ガタンって大きな音。
それに驚いた犬が椅子をひっぱったまま走り出しました。
前は茂原に通じる国道。
車が通ります。
必死になって追いかけましたが、犬にしてみれば、音で驚いて逃げたのに、後ろからがたんがたんって音が追いかけてくるのですから、仰天したのでしょうね。その逃げ足のはやいことはやいこと。
そのうち、近くの人たちも何人も犬を追いかけてくれて、やっと捕まえることができました。
ほんとうに、皆さんありがとう。
こちらは大汗をかいてしまいました。

でも、犬を飼っている人ってみな同じ反応をしますね。
ここのクレープ屋さんのオーナーも、それは神様がくれたご縁だって、
先日の犬を拾いましたでも、同じコメントを別な方から頂いていますよね。
こちらはもし、いい里親が見つかればなんて思っているのですけど。

Mixiのいすみのコミュには、飼い主の心当たりを聞いていますけど、まだ返事がない。
離れたのなら飼い主のところに戻れればそれが彼のためにも一番なのでしょうけど。
放したのなら、そんな飼い主には戻したくないですけどね。
でも、人馴れしているし、騒がないし。
家はまわりに人家がないので、家にきたら、リードははずしていますけど、どこにもいく気配がない。
玄関のドアの前で私が出てくるのを待っています。
それに2日に保護してから今まで、この子の吠える声を聞いたことがないのですね。
たぶん、前の飼い主に可愛がられていたのだと思いたいですね。


犬は好きですし、飼いたい。
実家では柴犬を何匹も飼っていましたし、そのおこぼれが家にも来ていましたので、柴には慣れています。
飼うとすれば柴だろうとさえ思っていたのですけど、東京と岬の二股では犬のほうにストレスがかかりますよね。
それに、もし飼いたいとなれば、最初に了承を得なきゃいけないところもあるし。

だから、まだ名前もつけないで、できるだけ愛着を持たないようにと心がけているのですけど、家に帰ったら、犬のほうは、こちらの気持ちや、そんなことがあったなんて、まったく知らぬげにのんびり、まったりとくつろいでおりました。

犬を車に乗せていて気がつきました。
ずいぶんおとなしい運転になっている。
いや、貴女を乗せたから乱暴な運転ってわけじゃなくって、
ほら、車は人間が乗るようになっているから、人間は急ブレーキや、急ハンドルでも椅子から落ちないじゃありませんか。
最初に助手席に乗せたとき、、、、これが私のやりたいことの一つだったんですよ、助手席の窓から犬が顔を出して、外を見ているなんて、いいな~なんてうらやましかったんです。
でも、ブレーキをかけたら、椅子から滑り落ちちゃった。
それに助手席には、カメラやカメラバッグ、そして時として、貴女も、、、乗るでしょう。
だから、後席に乗せましたら、後ろでうずくまって寝ております。
今日なんかは、カメラがないからと助手席に乗せたのですけど、自分から「後ろがいい」って後ろへ渡っていきました。
そういえば、昔飼っていた犬も、ほとんどが後席に、こんな風にうずくまってねておりましたですね~
それでも、運転はずいぶんとおとなしくなりました。

昔はレースのライセンスを取ったりして、かなりな運転をしていたのですけど、、、今や、目も、耳も、動作も、、、、年寄りになりましたのでね。昔みたいな運転をしていたら、命がいくつあっても足りはしないですよね。
そのくせ、今でも木更津に抜けるのに、わざと山道を通ったりしていますのでね。神様が、危ないまねをしないように「すべる」同乗者を用意してくれたのでしょうかね~
それこそ、神様のお引き合わせ?

犬を連れているとカメラが撮りづらい。
だから、写真はなしですよ。







衣食住

2010年05月04日 20時41分26秒 | 私も作ってみました


          今日の写真はすべてSX20ISでの写真で~す。



平穏な 暮らしを求め あくせくと (風)
  人間って平和を求めるのに戦うのですね、、、、



私の生活ってほんとうにつましい。


家はぼろぼろのちっちゃな古屋。大森林の小さな小屋。。。それでも当人は気に入っていて、もっと小さくってもよかったかななんて思ったりしている。
大きければ、掃除も面倒だし、照明の電気代もかかっちゃうよね~なんてのは別にしてもね。
照明だって、明かりを点けっぱなしで寝ちゃったなんて書いていたリビング。あそこの天井ライトは20Wを5本点けたものが2台と20W3個のペンダントライトを全部点けて、それでもなんか暗いよね~だから。
蛍光灯のせいじゃないと思うのですけどね。
歳をとって目が悪くなってきたからでしょうか。



衣もつましい。
とにかく捨てない。古くなればなるほど、肌当たりがよくなったって喜んでいる人。
たんすの中は10年以上着ているものが多いのですよ。
大安売り専門。T-シャツなんかほとんどがもらい物。
散歩着なんか、ホームレスの人の方がもっといいものを着ているなんて笑われちゃって、改めてみてみたら、ほんとうにそうだったし。。。

それでも、仕事をしているときには多少は気にしていたんですよ。
なんせ、毎夜酒池肉林にご接待を受けていたほうですから。
えっ、接待するほうが着る物にも気を使う?
それってとんでもない思い違いですよ。
接待するほうは、適当に着ていればいいけど、される側は、接待するほうが、こちらをみて、「やぁやぁ、この人を接待できて本当によかった」って思わせるほどのセンスを持っていなきゃ。
身に着けているものってその人の人格の表れなんて、(私は思いませんけど)相手は思っているでしょうからね。
かっこだけじゃ駄目。はやりでも駄目、センスなんです。
だから、接待されるのも面倒なんですよ。

でもそれも、今やもっぱらジャージ。
これじゃいかんと、人に会うときなんかには、気取っておしゃれをしなきゃなんて思っても、せいぜいくたびれたチノパンくらいが関の山。

たんすに何もないわけじゃないんです。
昔は実家に帰ると、親が私の姿を見て目をむいて、即テーラーへ引っ張っていかれて、一着30万も40万もするようなのを何着も作ってもらったり。
でもそれって、一回も着ないで、どこかにしまいっぱなし。
東京に出てきた母親が嘆いていました。
「あんたね~ 歳をとると体系が変わって一度も手を通さないうちに着れなくなるよ、、、」
ご意見ご尤も、重々承知しております。
特に、今や、頭だけの理解ではなく、日夜鏡を見ては、白髪を嘆くんじゃなくって、その豊かになった下腹部を見ながら、思い知らされておりますけど、でも「ボクにはもったいない」のですよ。

あ~たね、家で作ってもらったY-シャツのお金で、今着ているY-シャツ20枚買えるんだから、、、なんてことを言おうものなら、即、雷が落ちますから。桑原桑原。
以前にも書いていましたけど、九州の家の常で、家もどこかで道真さんと結びついているんですね、、、
だからたぶん雷は落ちないとはおもうのですけど。
でも、私が思うに、それは道真さんのおかげではなくって、私がひたすら、頭を低くしているから、、、
雷が鳴ったら、金属のもの、、、ほれ、その指輪も、ネックレスも、放り出して、高いもののそばには近づかないで、、、、目をつぶって、ひたすら頭を低くしておくんですよ。
変? なにをいうのですか、年寄りの言うことには、ちゃんと理由があるのですから。
だって、今や地金の値段がまた上がりだしたって言うじゃないですか、、、ねぇ。
「この金鎖、24金みたいだけど、今、いくらで買ってくれる」なんてことはやりませんって。

またまた脱線しましたけど、私のしょぼふぁ(しょぼいふぁっしょんね。カタカナじゃないところが私のセンスよ)
多摩川のお犬さまたちのファッション。あれって、私の着ているもの全部を合わせてもまだ私のほうが安いな、、、
「あんたね~ いくら誰からも気にされていないから、しかたなく世捨て人を気取っているにしても、もう少し、着る物にも気をつけたら~」なんて芝ちゃんにも言われそう。



岬の住人さん。同い年なんですけどね~
歳をとったら、美しく、活発に、なんてのたまって、それで六本木ヒルズなんかで講師をなさったり、、、
ご案内を読みながら、多少は、うらやましい(特にターゲット層が、若い女性ってとこが、、、いえ、そんな若い人たちに発破をかけられるそのエネルギーということにしておきましょうね、いろいろとさしさわりがあるかもしれないから)とは思いながらも、ボクちゃんには無理だな。
まあ、人さまざまですよね、、、



住、衣ときて、今度は食。
なに、レシピなんぞを書いたりしているから、グルメなんでしょうってですか? 
とんでもない、ご期待に背くようで悪いのですけど、仕方なく食べているくらいなもんなんです。

昨日も、夜になって、何か食べに行こうかななんて思いながら、ちょっと小腹が空いているからその前にって、トーストを一枚と、牛の細切れを発見したので、塩コショウで味付けして食べておりましたら、えらくお腹が空いてきた。
なんで~って考えたら、思い出しましたね。朝から何も食べてなかったことを。
きっと、お腹に食べ物が入って、空腹で半分死んでいた胃が気がついて、母さん、朝から何も食べてないよ、、、って喚きだしたんですね。
で、どうしたかというと、トーストをもう一枚追加して、昨日の食事は終わり。
今日も、まだ何も食べていませんけど、作るのも面倒。
作ってくれる人を探すのはもっと面倒。あとあとしがらみができるのは最悪。
はやく、霞料理をマスターしなきゃ。
こんなのを考え出せたら、世界の食糧事情に貢献したというので、ノーベル賞ものですな~
特許をとって、お金儲けができる。
でも、それを何に使う、、、、
さぁ、考えるのも面倒ね~




若いうちって、たとえ、その究極が満ち足りた生活、老後の平穏な生活であっても、その夢に向かって力いっぱい努力し、邁進するべきなのでしょうね。
でも、ある程度歳をとってくると、どこかでターニングポイントを見つけることも必要になるかもしれない。
あと、何年生きられるか分からないのに、平穏のために戦いはできない。
というのか、今の日本じゃありがたいことに戦わなくてもいい平和があるのかな。
ターニングポイントは夢のレベルを下げることも必要かもしれない。
人間の欲望って果てしがないから、難しい問題かな。
でも、今あるもので、栄華を実現できたとしても、それがなんなのよってこともあるかもしれない。
ボクちゃん、年寄りだから、ロハスなんてカタカナ言葉は難しすぎるけど、昔、関西の老人向けの雑誌に書いたことが合ったよな、
「日本のお年よりは不幸だ不幸だって騒いでいる。その原因の多くは経済的な問題だったりするのだけど、ヨーロッパの年寄りを見ていると、年金の絶対額は低いところがあったりするんだけど、むしろ貧しいほうが年寄りがいきいきしていたりして、、、、
要するに、考え方、生きがいの見つけ方が問題じゃないのかな」なんて、、、
でも、年寄りになると、体もあちこち不調が出てくるし、仕事も難しい、食べていけなきゃそれ以上の問題もあるのは、自分の毎日の問題として、切実に見えているんだけどね~

****

平穏な 暮らしを求め あくせくと (風)
  人間って平和を求めるのに戦うのですね、、、、

こしかたに 未練あらずも いと恋し  (ume)
  このところの心境です。

こしかたは 涙がなくても もうおぼろ (風)
  未練あらずって言い切りたいけど、こちらは未練と後悔たらたら。
  残された時間は短く、無駄なことをする余裕はないのですけど。

こしかたを 共に語える 友がいて (ume)
  60を過ぎての人生の醍醐味じゃないですか。

一人抜け 二人抜けする ずるい友 (風)
  還暦をもうワンステップ過ぎると、早期退職なんて、ずるいのは早々とあっちへ逃げてしまうのがいるんですよ。逃げ帰ってこないところを見ると、そんなにいいところなんですかね~
 

起伏  ハルジオン

2010年05月04日 06時35分44秒 |  岬な日々


以前にも書いていましたけど、九十九里の海岸が終わって、房総丘陵が海に落ち込み始めるのが岬なのですね。
だから、岬の北隣、一宮までは海そばは平地の砂浜が続きますが、いすみ市の案内が出たとたん丘陵になり、高い崖がでてくる。
つりをやる人には、投げ釣りも、磯釣りも、そして夷隅川などの川釣りもいっぺんに楽しめるところなのです。

写真をやる人にも、土地が起伏に富んでいるということは、被写体にあたる光が一部だけ遮られたりして、面倒なところ。
でも、それを逆に利用しないてはありませんね。

春紫菀(ハルジオン) たぶん、まだ姫女菀(ヒメジョオン)の時期ではないですよね。なんて、いいながら、ひそかにジオンとジョオンの区別を書いているのですよ、、、

DVD-Rにコピーしたものが見られない

2010年05月04日 06時22分40秒 | 調べなくっちゃ
岬では信号が弱くってテレビの放送が見られない。
アナログも地デジもだめ、おまけにBSも隣のうちの高い杉の木のカーテンに邪魔をされて見られない。
ということで、東京からドラマなんかをコピーして持ってくるのですけど、DVD-RにVRでフォーマットしたものこちらでは見られない。
DVD-RWを使ったものは問題ないのですけどね。

「のだめ」の再放送、最初はDVD-RWで録画して持ってきたのですけど、これはまったく問題なかった。再再放送のときに、録画できなかった分をDVD-Rに録画してきたら、駄目。あれっと思って他のものをやってみたけど、やっぱりDVD-Rに録画したものは全部見られないのです。
PCを使って-Rに録画したものを-RWにコピーしなおすのも面倒だし。

わからない、、、、


あれ~

2010年05月04日 06時18分28秒 |  岬な日々
昨夜、寝るときに寝室の明かりを消さなきゃなんて思いながら、明かりはつけっぱなし、窓も開けっ放し、布団もかなり薄めのままで寝込んでしまった。
今朝、起きてみるとリビングの明かりも全部点いている。天井の明かりだけじゃなくって、机の上の明かりも二つとも。。。。

誰かに、どんなに眠くっても、明かりを消しにベッドから起きていくって話したばかりだったのに。

なんだろうね、、、
あの芝ちゃんが来てから、なんか変なことが起こっている。

一度何年か前に始めて見て、そのあとどうしても会えなかったキョンに、ここんとこ、二度も遭遇。それも車の直前を走って行ったり。

不思議  蟻

2010年05月04日 05時56分17秒 |  岬な日々


食器棚を整理していて、余り使わないほうの食器棚にある箱を一つあけてみた。
25センチ四方くらいの銅のお皿(銅蟲=どうちゅう というのです。広島のほうに昔あった技術を再興したものですね)の入った箱だったけど。
「ぎょぇ~!」
1センチ以上ある蟻がびっしりとうごめいている。
あわてて、ふたを閉め、台所に持っていってお湯と洗剤をかけながら流してしまったけど、、、、

どうして?
これがどうして家にあるのか分からないけど、
以前からここにあるのなら、もう何年も開けていないはずだし、
横浜から持ってきたのなら、もって来たのは12月だけど、それ以前も触っていないはず。とにかくこのお皿、見たこともなかった。
箱の中は、お皿も、飾り用の足も買った時のままの袋に包まれている。
もちろん、食べられるものは何も入っていないのに。
私だって、ほっぱらかしにしておいて、たまたま開けてみて、初めてみるお皿なんです。
何年も開けていないものになんで、蟻が住み着く?
いくら銅蟲だって、蟻は銅の虫じゃないでしょうし。。。
食べ物はどうしたんだろう。
ふたはぴっちり閉まっていたし、こんな大きな蟻が出入りしていれば、絶対に気がついたはず。

不思議というより、蟻がここにいることが理解できなくって気持ちが悪い。



ところで、銅蟲って見たことがない方もおありでしょうから、写真を追加しておきますね。(SX20ISでの画像)
汚れている? 仕方ないよ。家に来てはじめて見たものだし、蟻さんの棲家だったんだから、、、
しおりを見たら、酸は絶対に禁止だって。
あれぇ~ 蟻さんは蟻酸の元じゃない。