夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

詰め草 その他  そして五月雨? 卯の花くたし

2010年05月14日 10時06分53秒 |  多摩川散歩


今朝方はすごい雨でしたね。
岬に来て、今朝は海岸で日の出を撮ろうと思っておりまして、昨夜はスタンバイをかけておりました。夜半過ぎから雨。これは困ったって思っておりましたら、なんと激しい雨になってしまいました。雨が新緑を叩く音がけっこう大きく響いておりました。これでは雨が上がっても日の出は無理かなということで、不貞寝をしてしまいました。

今日の写真は、この前と同じ12日の多摩川の写真。
時間も同じ日没前。6時くらいの赤みを増した、斜めからの光です。
朝日もそうですけど、斜めからの光は写真を撮るときにはとても面白い光ですよね。


でも、雨。ほんとうにすごかったですね。
五月の雨らしいといえば、なんとなくそんな感じかなって思えるのですけど、
ちょっと待った、
本来、この時期の雨は卯の花くたし、じめじめと長く降り続く雨なのですよね。
五月雨は、六月、梅雨のことですから。
ちなみに、五月晴れは梅雨の間の晴れ間のことっていうのは何度も行ってきていますね。
未だに、旧暦とそれに結びつく慣習、表現と新暦の関係がうまく処理できません。


なんてことは別にして、
知人が、詰め草をアップしておられました。
そういえば、この時期いつも詰め草をアップするのに、今年はまだでしたね。



多摩川ではこんな風に咲いております。
旬ですね。まっさかり。



こちらは、いつもは、開いた花を撮っておりますけど、これから開くっていうのも、風情があってなかなかよろしいのではないでしょうか、、、、目が三角になる人がいそうだから、今のは一応、ここだけの話ということで、、、



これなんかはほんのり顔を染めて、キャワいい、、、、なんてことは、決して申してはおりませんよ、ご同輩。危ないところには決して近寄らないことにしておりますので。クワバラ、クワバラ。




詰め草。江戸時代にオランダ船の荷物の間に緩衝材として遣われて入ってきたのは知られておりますけど、これがヨーロッパから来たかどうかは別物。オランダ船の荷物の多くは途中で売りさばき、そこのものを積み込んで次へとわたってきておりますので。