夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

影絵

2010年05月19日 21時06分20秒 | 日記


子供のころ、雨戸の穴から朝日が射してきて、外の景色が障子に映されているのをうつらうつらしながら見ているのが好きでした。
障子の桟が小さくって、5センチ*20センチくらいの黒い四角な箱の中にそれぞれの世界が映っていました。

明るい月夜には、月の光でも同じような光景を見ることが出来ました。

今は、そんなことは望むべくもない。
この写真も、ただの葉っぱの影でしかありませんけど、、、、

それでも、なんとなく昔を思い出して、、、

ほろり

2010年05月19日 20時42分42秒 |   ボクとおいちゃんと ときどきおねえ


家で保護している柴ちゃん。
以前にも書きましたが、保護して家に連れてきて、首輪もないし、ガレージのところにそのまま置いておりましたが、どこにも行く様子もなく、ガレージや、周りの道でまったりと日がな一日寝ております。
東京へ出てきても同じこと。
多摩川の散歩で周りに人がいないときにはリードを外しますけど、他へ行ってしまうことはないのですね。
何年も一緒にいるようなそんな態度で接してくれています。

先週は、もしかして実家で飼っていた柴じゃないかって方がおりましたので、いすみに帰ったときには、お返しすることになるのかななんて思っておりましたら、ブログの写真を実家で見せたけど、違うようだとのことでしたってコメントが入っておりました。

さてさて、元の飼い主に返すことを考えて、まだ名前も付けていないのですけど、どうしたものかね~ おまえ。



先日も、夕食を外で食べようと出かけました。
長生村のトンカツ屋さんだったので、2時間ほど家をあけました。
家の近く(といっても歩いたらかなりあるのですけど)に来たところ、前の車をよけて道路の端によっていた犬が急に私の車の前に出てくるのですね。
あたりは真っ暗、車のライトでやっと見えるくらい。
危ないな~って、よく見ると、どうも家のワンコのよう。
あれ、首輪と蚤捕り用の首輪をしている。
チビじゃないかって、車を止めて呼ぶと、走ってこちらに来る。

普段、家の居室は2階なので、この子はガレージに一人でいるのですけど、家ではリードもしていないし、ガレージは開けっ放し。どこにでもいけるのですけど、どこかに行くなんてことをしない子なのです。
夜も私の姿は見えないけど、2階にいるのは分かっているからなのですね。
車で出て行くときに、さんざん散歩に行こうと車の周りをぐるぐる回っていたのですけど、残されて出て行く車をじっと見ていましたので、寂しくなって探しにきたのでしょうか。

なんとなくほろっときちゃいましたね。

こんなこっちゃ、元の飼い主が現れたら、ペットロス症候群必然でしょうかね~