4月の10日に弟の発表会があってそれを日記で紹介していましたけど、その中にかなりきつい批評をした部分がありました。
インストラクターの一人だったのですが、気の抜けた演奏を幕間で披露していたのですね。
プログラムでは別な曲が書いてありましたので、直前に変更したのだと思いますが、ショパンのエチュードの1番。難しい曲。だけど、難しいから弾けないのじゃないのです。ミスタッチも気がつかなかったし、彼は十分に弾きこなせるのに、気合が入っていないってのがみえみえ。
だから、少なくともプロなら、どんなときにも最善を尽くすべき。
それが聞いている人への礼儀だし、自分のためにも、どんな人が聞いているか分からない。自分への評価がその演奏で決められてしまうかもしれないんだからって書いていたのですけど。
その演奏しかできない子であれば、何も言いません。
よかったね~ってにこにこしてあげる。
無理なことを押し付けるのは可愛そう。
そのレベルで楽しんでもらえればそれでいい。
でも、それ以上の才能のある子が、それを発揮していないっていうのは見ていて悲しいですね。拍車をかけて走らせたいってつい、老婆心を起こしてしまう。
年寄りになったからってことではないのです。
学生時代も、毎日マージャンに明け暮れていた子がいて、その子がすごい頭のいい子だと分かっていましたので、せっかくの才能をこんなことで無駄にしてって腹が立ったことを覚えています。もちろん、何の義理もないのですから、私もだまってマージャンの相手をしていましたけど。
ねぇ、私の写真や文章に難癖をつけないでくださいね。
私はどうころんでもこの程度しかできないのだから。
むしろ、ほめて頂戴。
それで、お互いに幸福だからね~
なんてことは別にしても、
高いレストランに入って、ある程度美味しいものがでてきても、そんなに感激しない。だって、その値段相当の味やサービスを期待してきているのだから。
だから、この人はこれだけのことができるって期待されているときに、そのレベル、あるいはそれ以下で終わったら、周りはがっかりするでしょうね。
園芸種は綺麗な花を咲かせるものばかりです。
でも、野に咲き、雑草として嫌がられている花でも、すごく綺麗な花もたくさんありますよね。
ハルジオン、先日も取り上げましたし、この時期には必ず出てくる花。
ノゲシの花もそんな花の一つですね。
庭のあちこちに顔を出して花をつけているのをみて、ため息をつきながら、草刈の予定を立てているけど、気持ちのどこかに綺麗な花なのに、、、刈り取るのはもったいないな~って、そんな部分があるのです。
綺麗な花を咲かせられるのに、増えすぎるってのも、また別な意味でのデメリットでしょうか。
あまり、自己主張をしないで、周りがその長所に気がつくようにする、、、、
今や、廃れてしまった美風なのでしょうね、、、、、