夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

多摩川ガス橋のシジュウガラ    船に刻みて剣を求む その2

2007年06月12日 13時27分23秒 |  写真

えらく暗いところでの撮影で遅いシャッターの手持ち撮影。ぶれているのもたくさんあります。


鳥の師匠からメールが来た。
ガス橋の交番を入って100メートルほど行ったところのキャノン側の桜の木にシジュウカラが来ていますというものだった。



以前このブログで「船に刻みて剣を求む」って題で書いているけど、鳥をやる人は同じような考え方をする。
    説明を加えないと怒られるので、ちなみに上の言葉は「刻船求剣」呂氏春秋に出てくる言葉ですけど、それ以上に日本では落語にもなっているから、ご承知の方が多いと思います。
    船に乗っていた人が、持っていた剣を落とした。人が吃驚して船を止めようかと言ったら、船べりに小刀で目印を刻みつけたから大丈夫。船が着いてから探しますって答えた話ですね。


 
長大な望遠レンズに三脚をセットして、カワセミがこの蓮の茎に止まるのを写真に撮るのだって何日も待っているような人が多い。



師匠も同じ考えをするなって思いながらも、自分だってガス橋の下でカワセミをみて、その後、そこを通るたびにチェックしているんだからあまり鳥屋さんたちと変わらないのかなとも思う。


         ブレブレですけど、羽の色が綺麗だったので、、

でも飛び物なんていいながらも、鳥は大体同じルートを毎日飛んでいるので、一度見たところでは再度見る可能性は高いのですけどね。


         
それでも鳥を専門にとっている人たちが望遠レンズをずらっと並べて撮影スポットで日がな一日飛んでくる鳥を待っているのを見ると、私には鳥は撮れないなって思ってしまう。


         昨日のコアジサシは頭を180度回転させていましたけど、これは身体をかなりよじっていますね。

だいたい、釣り糸をたれると、この見渡す限りの海の中に果たして何匹の魚がいて、それが釣り餌の周り2,3メートルを泳ぐ確立は何パーセントだろうなんて馬鹿なことを考え始めて、挙句、釣竿をしまうような人だから、切り株にぶつかってくる兎を待ちながら待っているってことは性格的に無理。



それならむしろ釣り針をつけないで竿を出す方がよほど性に合っている。



と、思いながら、師匠の情報をありがたく頂き、行って見ました。
で、敵はおりましたがな!!
さて、私はなんと考えればよろしいのでしょうね~

多摩川散歩 コアジサシ 5 070610

2007年06月11日 19時27分35秒 |  写真
写真に動物というカテゴリーを入れていましたが、三桁になってしまい、見にくくなりましたので、動物の中の鳥を別なカテゴリーにすることにしました。
少しづつ動物から鳥へ移動させます。

ところで鳥を追っかけながらファインダーを覗くのは結構目が疲れるのです。
今日は横浜行きの予定もありましたし、目の保養日にしましょう。
横浜の家の庭の紫陽花をこの前にアップしましたが、まあ花なら動かないからいくらか良いでしょう。
それで10日の写真の整理をしながらその後の分をアップします。

またまたコアジサシですがお許しあれ。
















紫陽花 

2007年06月11日 17時05分56秒 |  あなたの鼓動、華
横浜のうちでは紫陽花がちょうど見ごろを迎えています。
私の頭よりも大きな紫陽花の木がそこここで庭に彩を添えています。
もっとも今らしい花ですね。

スタジオで、照明を使ったように見えますけど、まったくの戸外で自然光のままです。むしろカメラの方が変になっているのじゃないかと心配になるくらい、、






























大人の童話  スパゲッティ      世はこともなし  善哉善哉

2007年06月11日 10時18分15秒 | ジョーズなジョーク 
怪鳥氏からまたもや怪メール

抄訳を後ろにつけました。


>>
Spaghetti

>A wealthy man was having an affair with an Italian woman for several years.
>One night, during one of their rendezvous, she confided in him that she was
>pregnant. Not wanting to ruin his reputation or his marriage, he would pay
>her a large sum of money if she would go to Italy to secretly have the
>child. If she stayed in Italy to raise the child, he would also provide
>child support until the child turned 18. She agreed, but asked how he would
>know when the baby was born. To keep it discrete, he told her to simply
>mail him a post card, and write Spaghetti" on the back. He would then
>arrange for child support payments to begin.
>
>One day, about 8 months later, he came home to his confused wife. His wife
>said, "Honey, you received a very strange post card today." "Oh, just give
>it to me and I'll explain it," he said. The wife handed him the card and
>watched as her husband read the card, turned white and collapsed.
>
>On the card was written: "Spaghetti, Spaghetti, Spaghetti. Two with
>meatballs, one without! Send Bread!



スパゲッティ

ある金持ちのおじさんがイタリアの女性と何年もお付き合いをしていたのでした。
ある晩、その女性が子供ができたって打ち明けました。
名前が傷つくのを恐れたおじさんは、その女性にイタリアに帰って、隠れて子供を産んでくれればお金をたくさん上げるって言ったそうです。
そして、もし子供をイタリアで育ててくれるのなら成人になるまで養育費も払いましょうと約束しました。

彼女はそれを受け入れました。でもどうやって子供が産まれたのを連絡するか聞きました。
彼は、「ただスパゲッティってだけ書いた葉書を送ってくれれば、養育費を払う手続きをする」って答えました。

8ヶ月ほどたって、おじさんが家に帰ると嫁さんが、「貴方宛てに変な葉書が来てるわよ」ってはがきを差し出しました。
おじさんはその葉書をよみ、真っ白になって、倒れてしまいました。

その葉書には
「スパゲッティ、スパゲッティ、スパゲッティ。二つはミートボール付き、一つはなし。早くパンを送って!」って書かれていたとさ。


私には起こり得ないこと。
紳士だもんね、トラの穴には入らないからね、、、


世はこともなし
善哉??? かなぁ~

どこにでもある風景

2007年06月11日 01時13分49秒 |  写真


The real voyage of discovery consists not in seeking new lands, but in seeking with new eyes.
Marcel Proust

発見のための真の航海は新しい土地を見つけようとすることではなく、新しい目で見ようとすることにある。
   マルセル・プルースト 


でもこれは写真を撮るときにでも当てはまる言葉。
ありふれた題材、ありふれた被写体でも、綺麗だと思う眼があれば綺麗に見えるはず。
今の時期どこにでもいる蝶々





ありふれた土鳩





どこにでもいる雀


雑草だって



多摩川散歩 コアジサシ 1 070610

2007年06月10日 18時25分55秒 |  写真
朝から雷雨でした。
その雨も午後には上がり、陽射しも出てきましたので。下も乾いてきたのではないかと思い多摩川散歩に出かけました。

今日は鳥も、花も、犬も出ていないだろうと思いましたので、70-300のズーム一本で出かけました。

ところが今日は鳥が数は多くなかったのですけどかなり活発に動いていました。
とくにコアジサシ。目の前でダイブを繰り返し、喧嘩をし、あっちこっちと飛び回っていました。
気が付いたら1ギガのCFを使い切るまで写真を撮っておりました。

最初の15枚からセレクトした写真を掲載します。後は順次アップします。


師匠。今日は4時から5時くらいの間に大分コアジサシが出ていました。
朝の雨と、薄曇の天気がどのような影響を与えていたのかわかりませんが、少なくともこの時間帯でのコアジサシの動きを追ってみる必要はあるかもしれませんね。










美 ちょっと追加あり

2007年06月09日 20時27分31秒 | 芸術・文化
The hours when the mind
is absorbed by beauty
are the only hours
when we really live...
Robert Jefferies


  心が美に奪われている時間だけが
  人が本当に生きている時間なのだ
      ロバート・ジェフェリーズ


この言葉を思い出すと「人生は一度きり。自分にとっての全て。だから楽しく生きよう」というエピキュリアンの主張を思い出す。
でもそのエピキュリアンも、だんだんとその生活を重ねていくと、何が楽しいのかなって自分で自分に問いを発するようになる。
刹那的な快楽で一生を送るには自分の一生ってあまりにも長く、変化に富んでいるんですよね。
一生を託すに足るような楽しみを見つけること、結局彼らの目的もそちらに行ってしまう。

美しさに心を奪われる、、
でもいろんな美しさがあるのですよね。
自分は何に感動するのかな?
そしてその感動の対象は、一生を共に生きていけるだけの深いものなのかな?

今日のお散歩

2007年06月09日 15時58分57秒 |  多摩川散歩
今日は天気予報では9時ころから雨、それもかなり激しい雷雨とのことでした。
ところが今4時になっていますけど、雨はなし。
どうも天気が持ちそうなので午前中に雨具を用意して散歩に出てみました。



天気予報が当たらなかったのではないようです。
知人の日記では激しい雨が降っているって書いてありました。

でもいつもの多摩川のコースでは鳥は殆ど見ませんでした。
花も少ない。犬も少ない。



少ない花のなかから、、、



今日は撮影よりも散歩一筋、、、でもこのところ体がちょっとだるいので、散歩も時間はともかく質的にはあまり運動にはならないようなだらだら散歩でした。
少ない犬の中から
でも彼らは元気だし、いつも上機嫌で羨ましい



本当はいつも会うイタリアングレーハウンドの兄弟にも会ったのですけど、私をみるや一目散に私の膝まで飛んできました。そしてずっとぺったりとしていましたので、写真を撮れなかったのです。残念。



その代わりに私の自画像を紹介しておきます。