えらく暗いところでの撮影で遅いシャッターの手持ち撮影。ぶれているのもたくさんあります。
鳥の師匠からメールが来た。
ガス橋の交番を入って100メートルほど行ったところのキャノン側の桜の木にシジュウカラが来ていますというものだった。

以前このブログで「船に刻みて剣を求む」って題で書いているけど、鳥をやる人は同じような考え方をする。
説明を加えないと怒られるので、ちなみに上の言葉は「刻船求剣」呂氏春秋に出てくる言葉ですけど、それ以上に日本では落語にもなっているから、ご承知の方が多いと思います。
船に乗っていた人が、持っていた剣を落とした。人が吃驚して船を止めようかと言ったら、船べりに小刀で目印を刻みつけたから大丈夫。船が着いてから探しますって答えた話ですね。

長大な望遠レンズに三脚をセットして、カワセミがこの蓮の茎に止まるのを写真に撮るのだって何日も待っているような人が多い。

師匠も同じ考えをするなって思いながらも、自分だってガス橋の下でカワセミをみて、その後、そこを通るたびにチェックしているんだからあまり鳥屋さんたちと変わらないのかなとも思う。

ブレブレですけど、羽の色が綺麗だったので、、
でも飛び物なんていいながらも、鳥は大体同じルートを毎日飛んでいるので、一度見たところでは再度見る可能性は高いのですけどね。

それでも鳥を専門にとっている人たちが望遠レンズをずらっと並べて撮影スポットで日がな一日飛んでくる鳥を待っているのを見ると、私には鳥は撮れないなって思ってしまう。

昨日のコアジサシは頭を180度回転させていましたけど、これは身体をかなりよじっていますね。
だいたい、釣り糸をたれると、この見渡す限りの海の中に果たして何匹の魚がいて、それが釣り餌の周り2,3メートルを泳ぐ確立は何パーセントだろうなんて馬鹿なことを考え始めて、挙句、釣竿をしまうような人だから、切り株にぶつかってくる兎を待ちながら待っているってことは性格的に無理。

それならむしろ釣り針をつけないで竿を出す方がよほど性に合っている。

と、思いながら、師匠の情報をありがたく頂き、行って見ました。
で、敵はおりましたがな!!
さて、私はなんと考えればよろしいのでしょうね~