夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

多摩川散歩

2007年08月25日 18時52分38秒 |  多摩川散歩


師匠、多摩川の鳥たち、少しづつ増えてきているようです。
先日の散歩ではお知らせしたように、カルガモが10羽くらいのグループになっていましたし、ムクドリの数も増えてきています。
先日もいたウミネコは今日はガス橋の照明の上で10羽くらいが陣取りをして遊んでいました。
右から、飛行準備完了、タキシング終了、出発、離陸、、、



これでもう少し涼しくなると、もっと数も種類も増えていくでしょうね。


刃物はいらぬ

2007年08月24日 11時14分08秒 |  あなたの鼓動、華


土方殺すにゃ刃物はいらぬ
 雨の三日も降ればよい



古い都都逸ですよね。
でも、写真家はもっと脆い。雨どころか曇っても萎えてしまい、二日目には蛆が沸き、三日目には白骨死体。
プロじゃなくても同じことですよ。

なんて、天気のせいにしていますけど、ほんとうは起き抜けにみぞおちの後ろの両側に痛み。背筋を伸ばしているのも痛い。
多分昨日久しぶりに重いカメラバッグを背負って散歩したためかもしれない。(以前レンズと三脚で10キロあるって書きましたけど、あのあと500ミリのレフレックスと魚眼、それにテレコンバーターが2台も増えたのです)
でも、それを認めると、歳をとったことを認めるのに等しいから、(いや、実に昨日で一つ歳をとったことは事実なんですけど)曇りのせいにいたしましょう。

こう曇ってちゃ、コントラストが綺麗に出ないよ、、、、
今日は休養日ですね。


今日の多摩川散歩

2007年08月23日 22時07分13秒 |  多摩川散歩


久しぶりに多摩川の散歩をしました。蝉や蝶、鳥はもうアップしましたね。
ご覧になればお分かりになるように、ほんとうに何も撮る物がない、もう少しすれば、もう少しって言い聞かせております。



それでもなくて悔しい思いはしたくないので、カメラバッグには望遠やらマクロやら、おまけに三脚まで詰め込んでおります。
あげくにこんなもんでお茶を濁しているのはとても悔しいのですけど、



そこが絵描きとは違う、ありものしか撮れない宿命ですね。








ウミネコとカルガモ

2007年08月23日 20時49分38秒 |  写真


多摩川にもカルガモやウミネコが少しづつ戻ってきています。
もうしばらくしたら、また鴨や鴎で賑わうことでしょうね。



仲睦まじいカルガモ、いつも互いに相手を見つめていました。



今日のウミネコはシルエットでお届けしますね。






忘我のひととき 

2007年08月23日 19時19分48秒 |  岬な日々


今日は昨日の37度からぐんと下がって過ごしやすい(まあ、比較の問題ですけど)一日でした。
蝶や蝉たちにも素晴らしい一日だったに違いありません。

ただひたすらに樹液を吸い、



体いっぱいで蜜を吸う



彼らには、無上のひととき、生を謳歌するひとときだったのでしょうね。



いや、生を謳歌するって、字が違いますよ、、お二人さん。





秋は忍び寄る

2007年08月23日 08時55分17秒 | 日記


昨日は37度、猛暑でした。
でも夕方になって空を見上げると、薄茜の空に薄墨の雲が点在して、地上で暑さにうだっている私たちの気がつかない間に、自然は秋の準備を始めているそんな思いにさせられました。

写真は20日の月曜日の夕焼けですけど、この日も暑かった。
でもこの日もすでに真夏ではない空でしたね。

今日はつかの間の涼しい一日、予報では27度だそうです。
明日はまた34度と暑い日が戻ります。

めでたくはなし

2007年08月22日 23時09分41秒 | 日記

去年の8月23日とその前後の日記を読んでみた。コメントを下さった方々もまだお変わりなく元気に活動されている。

去年は精一杯咲いていたプランターのナデシコ、今もまたたくさんの花をつけている。シクラメンもまだがんばっているし、ノボタンは途切れずに目を楽しませてくれている。
8月の終わりには地震だって書いていたけど、これは2週間ほど早かった。

去年と違うことは、この暑さ。
もう頭真っ白、何も考えることができないし、動きたくもない、そんな暑さが続いている。
だから今年は何も書かない。
去年のページへそのままリンク


于謙  偶題   夏の終わりに

2007年08月20日 10時01分31秒 |  漢詩を長崎弁で

お盆は今週末ですね、猛暑日が続いています。
岬の夏は終わっていないのですけど、私の夏は終わりました。
今日は憂き世への旅立ちの日。
風がみかんの花の香りを運んできて、重たい腰をさらに重くしています。


偶題        

薫風何処来   
吹我庭前樹   
啼鳥愛繁陰   
飛来不飛去   

   于謙
    
薫風 何処よりか来たる
我が庭前の樹を吹く
啼鳥 繁陰を愛し
飛び来たりて飛び去らず


涼風が吹いてきて
庭の木を揺らしよる
鳥も木陰に入ったまんま
そこから飛んでいこうとはせんと




蝉はまだ前の桜の木で夏を謳歌しています。





こちらはこれからのお楽しみ。
戻ってくる日のご褒美。




そういえば、こちらに来た日に挿した紫陽花はまだ元気。
楽園から連れて出すのは残酷でしょうか?



羊士諤 郡中則事    蓮 いすみ市岬町   改

2007年08月17日 11時53分09秒 |  漢詩を長崎弁で
                            写真を追加しました。

郡中則事
  羊士諤

紅衣落盡暗香殘
葉上秋光白露寒
越女含情已無限
莫教長袖倚闌干



紅衣落ち尽して暗香残れ
葉上秋光白露寒し
越女情を含むことすでに限りなし
長袖をして闌干に倚らしむるなかれ

赤か着物を着た蓮の花 花びらは落ちてしまい、香りも失せた
葉っぱには秋の冷たい光が白露を光らせているだけ
あん美人さんは遠い国から来て、胸の中にはやるせかな思いで一杯やろうね
一人で長か袖を欄干によらせちゃいけんとよ





ところで蓮の花はいすみ市のとんぼ沼のものと、いすみ環境と文化の里センターのもの、いすみ市以外では等々力緑地のものを以前アップしています。
とんぼ沼は廻りの環境はすばらしいのですけど、なにかちょっと違う。文化の里センターはショウルームではじめからアウト。
等々力緑地は池自体があまりにも小さすぎる。
なかなか意に添うものがありませんでした。
いすみ市の隣りの長南町は千葉県でもレンコンの産地、蓮池もたくさんあるとどこかで読みましたし、千葉市の千葉公園の蓮池もいいと勧める人もいました。
来年は行って見ようかなって考えておりましたらなんと、Mixiの知人の近く、国道際にすばらしい蓮池を見つけました。
今年はもう駄目ですけど、来年はこちらで蓮を撮りましょう。











世の中のはかなき中にはかなきは暮をも待たぬ槿の花  フヨウとムクゲ

2007年08月17日 10時09分03秒 |  気になる詩、言葉


別なところで使っているモミジアオイの写真について「なんという花ですか」って問い合わせを頂きました。
モミジアオイ。子供のころの実家に咲いていました。高台の水気の少ない土壌でしたけど、優しいけど、凛とした花をつけていて、子供心に畏敬にも似た念を覚えさせたものです。

今日の日記にはモミジアオイはありませんが、その仲間のフヨウとムクゲをご紹介します。オクラ、綿、ケナフもまたこの同属ですよね。
横浜のうちの庭で火曜日に撮ったものです。

でも、ムクゲは儚さが売り?
なら、ここに集まってくれた彼女たちのはつらつさはもう別世界でしょうか。
多少、昔風のものもありました、まずそれから、、、





底紅は見方によってはあまり綺麗じゃありませんけど、このくらいの角度なら許される?










こちらはフヨウ(ですよね)



葉っぱが大きいですよね。