名古屋鉄道 名古屋本線 豊明駅 (愛知県豊明市阿野町)
平成19年4月29日日曜日、「昭和の日」。今年からの祝日であるが、平成元年から昨年までの「みどりの日」、昭和63年までの「天皇誕生日」である。昭和も遠くなりにけり。昨年10月15日に豊明で中断していた旅を、半年振りに再開する。例によって前夜に快速〔ムーンライトながら〕で東京を出発し、刈谷に今朝到着。コインロッカーに手荷物を預けて身軽になって、名鉄三河線に乗り、知立で名古屋本線に乗り換え、豊明に到着した。駅から国道まで移動して6時25分に旅を再開。パッと見は朝の散歩だな。
東京日本橋からの距離標 (愛知県豊明市阿野町)
阿野一里塚・南側 (愛知県豊明市阿野町)
阿野一里塚・北側 (愛知県豊明市阿野町)
国道から旧道に入る。6時37分、阿野一里塚を通過。距離標(キロポスト)は当世の一里塚と言ったところか。阿野一里塚は道の両側に一対揃っている。江戸日本橋より86里。豊明駅よりも豊明市の中心部の前後駅前を通過して、7時01分に旧道を離れ、国道沿いの牛丼屋に入って朝食。7時13分に旧道に戻って旅を再開。豚丼ももう少し噛んで食べるべきだな。
競馬場入口交差点 (愛知県豊明市栄町)
旧道が再び国道に合流するところが、中京競馬場への入口交差点。ここの競馬場は一度訪れたことがある。道の右側はもう名古屋市である。
伝桶狭間古戦場も近い (愛知県豊明市栄町)
再び旧道を行く。もう完全に名古屋市緑区に入った。ところで緑区は名古屋市のほかにも横浜市、千葉市、さいたま市にもあるが、人口20万人を越える緑区はここだけである。道はやがて歴史を感じさせる地区へ入っていった。
間の宿・有松 (名古屋市緑区有松町大字有松)
竹田家住宅 (名古屋市緑区有松町大字有松)
有松を後にして、名鉄電車の踏切を渡る。頭上には名古屋環状2号線が工事中である。やがて鳴海宿へ。ここも本陣の場所がよく分からなかった。 (つづく)