旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

台湾のりもの紀行 朝の台北・三重

2008-03-01 23:00:43 | 台湾日記

今朝の早餐(朝食バイキング)
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民國96年11月28日星期三。旅の最終日の朝を迎える。今日は帰るばかりである。昨日より遅めに朝飯を済ませ、部屋でテレビを見て過ごす。台北の定宿といっても、駅とホテルを往復するばかりで、周りを散策した事もない。駅に向かう前に一寸散歩してみようと思う。午前10時前にチェックアウトしてホテルを後にした。


台北大橋より台北市中心部を望む (台北市大同區)
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東呉大飯店の近くに淡水河という川が流れている。民權西路を東へ行くと駅だが、川のある西へ歩いてみる。すぐに台北大橋となる。取付部の高架下にある建物から音楽が聞こえてくる。見ればダンス教室のようである。歩道の階段を上がり、車道の側に出る。街と川面を見ながら歩く。


台北市より台灣省台北縣三重市へ (台北大橋)

歩いて台灣省に来てしまった。台湾島のうち、台北市と高雄市は直轄市なので、台灣省ではないのだ。行政区画上の話だが、ナンバープレートも台灣省と台北市と高雄市で違う。


淡水河を渡り、左岸の三重市へ (台灣省台北縣三重市)

橋を渡り終え、三重市のある左岸に着いた。歩道は階段となり高架から地上に下りる。橋の下を通り、反対側の歩道の階段を上る。上流の南側の歩道を歩いてきたが、帰りは下流の北側の歩道を歩く。民權西路の地下に建設中の捷運が三重市側でも建設中なのが見える。


台灣省台北縣三重市より台北市へ (台北大橋)

歩いて台灣省を後にした。もういいか。


下流方向を望む (台北大橋)


淡水河 Danshuei River (台北市大同區)


迪化街 (台北市大同區)

右岸の台北市に戻ってきた。迪化街は淡水河の水運で清代から栄えた地区。古い建物が軒を並べている。ホテルから本当に近いので、今度来た時には散策してみよう。ちなみに迪化街は民國36年(1947)に制定された名前で、迪化とは新疆维吾尔自治区(新疆ウイグル自治区)の乌鲁木齐(ウルムチ)の旧称である。


ホテルのある延平北路 (台北市大同區)


駅近くの民權西路 (台北市大同區)


台北捷運 淡水線 民權西路站 (台北市中山區・大同區)
いずれも民國96年11月28日撮影

本当に名残惜しいが、切符(20元)を買い、捷運に乗り、台北車站へ向かった。 (つづく)

台北捷運 淡水線 民權西路(10:45)→台北車站(10:49)
※正式ダイヤ不明のため、実際の時刻を記す。

散策した場所の地図Google マップ