JR東日本 常磐線 普通 903K列車 [209系82編成] (新松戸)
平成27年7月24日金曜日。台湾に出掛けてくる。初めての台湾旅行からはや10年。語学の方は相変わらず駄目だが、何となく勝手が判ってきたので出掛け易く、今回で7度目となる。毎年訪れている訳ではない。Suicaで新松戸駅の自動改札から入場して、常磐線に乗って出掛ける。成田空港へは京成電鉄を利用する事も多いが、今日はJR東日本のみを利用する。
常磐線で我孫子に到着
常磐線 普通 903K 新松戸(10:45)→我孫子(10:59) クハ209-1002
終点の我孫子で乗り換え。我孫子といえば弥生軒さんの唐揚げそば。JR東日本のみの利用で我孫子を経由するのはここに理由がある。しかし連日の猛暑で温かいそばはどうだろうと思っていたら、冷たいおそばもあった。
冷しかけそば(260円)+単品唐揚(1ケ)(140円)
やっぱり弥生軒さんの唐揚げは美味しい。夏は冷たいそばで決まり。
弥生軒 常磐線我孫子駅構内 (千葉県我孫子市本町)
我孫子からは成田線に乗り換える。車内は次第に空いてきて、ついに1両貸切に。長閑な車窓に、18きっぷで遠くを旅しているような気分になる。
成田線の車窓♪ (木下-小林)
E231系111編成の車内の様子!
JR東日本 成田線 普通 845M列車 [E231系111編成] (成田)
成田線で成田に到着
成田線 普通 845M 我孫子(11:16)→成田(11:58) クハE230-64
◆新松戸-成田間の運賃760円(IC運賃756円)
JR東日本 成田線 成田駅 (千葉県成田市花崎町)
Suicaで成田駅の自動改札から出場する。しかし、今からお寺に参ろうという訳ではない。新松戸から成田で乗車券を分割した方が安くなるのである。再びSuicaで入場する。
JR東日本 成田線 快速〔エアポート成田〕 3945F列車 [E217系Y-45編成]
(成田)
快速〔エアポート成田〕で成田を出発
松岸方の成田線と別れて高架線へ向かう! (成田-空港第2ビル)
高架線には京浜急行電鉄の車両が!
成田を出発して、成田新幹線から転用された高架線に入る。成田高速鉄道が保有し、JR東日本と京成電鉄が路線を運営している。京成線には〔スカイライナー〕だけでなく、京浜急行電鉄も相互乗り入れして、成田・羽田の両空港間を結ぶ列車も運転されている。
複線ではない!
JR東日本(狭軌1,067mm)と京成(標準軌1,435mm)とで軌間が異なる。単線が2本、並行しているのである。それぞれ途中に信号場があって、上下列車の交換も行われる。
JR東日本 成田線 快速〔エアポート成田〕 3945F列車 [E217系Y-45編成]
(空港第2ビル)
JR東日本では特急〔成田エクスプレス〕も運転しているが、千葉県内から成田空港へ向かうには利用しづらい。京成の〔スカイライナー〕もそうだが。
快速〔エアポート成田〕で空港第2ビルに到着
成田線 快速〔エアポート成田〕 3945F 成田(12:07)→空港第2ビル(12:16) クハE217-45
◆運賃200円(IC運賃195円)
新松戸-空港第2ビル間のIC運賃972円。成田で一旦出場して、新松戸-成田間のIC運賃756円+成田-空港第2ビル間のIC運賃195円だと951円。21円の節約となった。
JRの旅客は、JR出口改札を抜けて、更に京成出口改札を通る!
検問所へ向かうため、2回改札を通る事になる。ただし、成田空港で開港以来行われていた検問は、平成27年3月30日で廃止されている。
暑い中、第3ターミナルへ歩かされる事なく
第2ターミナル国際線出発ロビーへ
今日はLCCの利用ではない。まだ国際線でLCCを利用した事はない。
成田国際空港 第2旅客ターミナル (千葉県成田市古込)
成田空港にはロードスターを展示!
久しぶりに旅券を見せて搭乗手続きをする。同じ便には小学生の団体さんが大勢利用するもよう。子供のうちから海外に行けてええのう。
洗面所をチェック!
温かいお湯も出ます
今の季節は水だけで構わないが、雪の降る寒い冬の日にも水しか出ないターミナルがあったので、確認しておく。
屋外の見学デッキへ!
見慣れない海外の航空機を見掛ける。LCCでも第2ターミナルを利用するところもある。
スクート(TZ) B777-200 9V-OTD (成田国際空港)
セブパシフィック航空(5J) A320-200 RP-C4101 (成田国際空港)
第3ターミナルを望む!
バニラエア(JW)、春秋航空日本(IJ)、ジェットスター・ジャパン(GK)の姿が見える。
いずれも平成27年7月24日撮影
第1ターミナルと違って、目の前の滑走路を航空機が離着陸するところは見られない。ところで今回から新しいカメラを使用している。GPS機能が付いており、現在位置は北緯35度46分29秒、東経140度23分14秒だそう。旅先でもポジション確認してみようと思う。
出発
そろそろ出発(出国)しよう。出国するのは二年ぶり。さて、搭乗するまで暫く時間があるので、コイン式インターネット端末を利用しようと、案内掛に尋ねると、出国後には無いと言われる。空港のウェブサイトを見る限りはあるようだが、情報が古いのか、無いと言うものは仕方がない。個人のPC等を使う場合は無線LANがあるそう。そういう時代なのだろう。
搭乗口
搭乗口まで来たけど、ずいぶん時間がある。
定期入のSuicaを悠遊卡 と入れ替える!
下からICOCA、Suica、悠遊卡 。悠遊卡はヨーヨーカーと読むらしい。ついでに財布の硬貨もよそに仕舞っておく。まだまだ時間がある。窓外を見れば突然の通り雨のようだ。
チャイナエアライン(CI) B747-400 B-18212 (成田国際空港)
雨上がりの成田へジャンボジェットが入ってきた。マリンジャンボなどで何度か利用したが、全日空や日本航空からはすでに引退したようである。
ちなみに日本においては現在「チャイナエアライン」で案内されているが、片仮名で冗長なので従前どおりの「中華航空」で記す。
アメリカン航空(AA) B777-200 N780AN (成田国際空港)
ここまで平成27年7月24日撮影
中華航空機の向こうには、思いきりアメリカン♪な機体が。さて、ようやく搭乗が始まる。乗り込む前に自動販売機で冷たいお茶を買っておく。中華民國籍の航空機に搭乗するので、平成27年7月24日金曜日は、中華民國104年7月24日星期五という事になる。時計の時刻はすでにGMT+9よりGMT+8で合わせている。第2ターミナルから動き出した中華航空機は第1ターミナルに近いA滑走路へ。これでずいぶん時間が掛かる。岩国空港が滑走路まで遠くたって大した事はない。離陸すると九十九里浜を見て、あっさりと海上に出る。雲が厚そうなので地上の景色は楽しめないかなと思っていたが、紀伊半島とか見えているようだ。
和歌山県日高郡由良町付近 これより中華民國104年7月24日撮影
本州より紀伊水道に出る。
四国上空を行く!
中村付近(高知県四万十市)
高知県幡多郡大月町付近
四国より豊後水道に出る。
飲み物のサービス
地上を眺めるのに忙しいが、台湾啤酒を頂戴する。
宮崎県児湯郡新富町付近
九州の上空に至る。
機内食
料理の選択はなく、こちらが運ばれてきた。
大隅半島から錦江湾へ(鹿児島県)
いただきます♪
豚肉がメインで美味しかった。しかしチョイスなしとは。たまたま一方がなくなったのかも知れんが。ごちそうさまでした。
桜島付近(鹿児島県鹿児島市)
地上の景色も、今が一番いい時。
改めて火山だなと思う。写真上方の大隅半島と桜島が、101年前の大正3年の大噴火の溶岩で海峡が埋まり、陸続きとなったのだから自然は恐ろしい。
写真下方は薩摩半島の鹿児島市市街地。白熊食べたい。
鹿児島県鹿児島郡三島村黒島付近
九州本土を離れると、東シナ海を行く。この後は島影も見られず退屈な時間となる。
食後に烏龍茶
大正島?
そろそろ台湾が近づいてきた。高度を下げてきたけど、雲があって陸地が見えない。よく分からないうちに、薄くなった雲の下に台湾の陸地が見えた。南西の方から臺灣桃園國際機場(空港)に着陸。無事に台湾に到着した。 (つづく)
中華航空 CI 101便 東京/成田 NRT(14:30)→台北/臺灣桃園 TPE(17:15) B-18212