旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

十年目の台湾 中和新蘆線

2017-10-30 10:30:00 | 台湾日記

pika 游さんのお天気を見て…

中華民國104年7月28日星期二(西暦2015年7月28日火曜日)。台北の定宿で朝を迎える。今回の台湾の旅も最終日。今日の飛行機で帰らなければならない。


mask PM2.5の情報も!


朝食バイキング

お麩の代わりに油條を味噌汁に入れてみる。今朝の果物は西瓜。


coffee 食後のコーヒーsymbol6

ごちそうさまでした。ここの食堂に暫く来ないと思うと寂しい。


東呉大飯店 (台北市大同區延平北路)

名残惜しいが、十年来贔屓のホテルをチェックアウトする。台北に来れば、次回も利用する事でしょう。今日も暑い台北の街に出る。




延平北路二段と涼州街との交差点付近


小学校の木々が歩道を覆う!



外は暑いけど、この街の様子が何ともいい。


延平北路二段247巷


台北捷運 新莊線 大橋頭站 (台北市大同區民權西路)

捷運(地下鉄に相当)のホテル最寄りの出入口ではなく、少し地上を歩いて、1番の出入口までやって来た。大橋頭からは蘆洲線が分岐している。新莊線・中和線と直通運転しており、ラインカラーが橘色の中和新蘆線(4號線)で案内されている。大橋頭の月台(プラットフォーム)は1面2線で、新莊方面の新莊線も蘆洲線も同じ乗り場から出発する。舞浜駅の同じ乗り場から京葉線の蘇我行と武蔵野線の府中本町行が出発するようなものである。某遊園地からの帰りの乗客が京葉線と武蔵野線を乗り間違えているのを時折見掛ける。中和新蘆線も行先をよく確認しなければならない。大橋頭を出ると、淡水河の下を通って、台北市より新北市に入る。どこかで新莊線の線路が別れたはずだが、よく判らなかった。全線地下路線で、各駅に止まり、終点の蘆洲に到着した。


中和新蘆線の車内の様子!


metro 中和新蘆線で蘆洲站到了symbol6

蘆洲線 大橋頭(10:47)→蘆洲(10:58頃) 1436 票價25元(悠遊卡20元


終點站 Terminal Station

この先は車両基地につながる。


プラットフォームには月臺門が!


地上の光が降り注ぐ構内!


台北捷運 蘆洲線 蘆洲站 (新北市蘆洲區三民路)

駅の周辺は新しいマンションの建つ、住宅地といった感じ。


駅頭の様子!




あそこのドームから外光が地下の構内へ!


お隣にもドームを持つ建物が!



蘆洲線の乗りつぶしを終え、捷運で折り返す。中和新蘆線で反対の終点の南勢角まで行ってみる。中和新蘆線を構成する各線のうち、蘆洲線は今しがた、新莊線の乗りつぶしは民國102年に終えているが、中和線は未乗車となっている。蘆洲から1本の列車で一気に南勢角へ。地上を走る事はないので、特に感想もない。大橋頭から新莊線に入り、古亭から中和線に入る。この間に新北市から台北市に戻り、再び新北市へ。新北市(旧台灣省台北縣)がドーナツ状に台北市のまわりに存在するので、台北市と新北市を出入りするようになる。地図で見ると、新北市から台北市と基隆市がくり抜かれているようである。


台北捷運 中和新蘆線 [371型列車] (南勢角)


プラットフォームには月臺門なし!

中和線は新莊線・蘆洲線よりも開業時期が早かったので、ホームドアは設置されていない。あった方が安全だろうが、見た目はこの方がすっきりしている。


metro 中和新蘆線で南勢角站到了symbol6

蘆洲線・新莊線・中和線 蘆洲(11:17)→南勢角(11:54頃) 1403
◆票價40元(悠遊卡32元


開放的な構内!


台北捷運 中和線 南勢角站 (新北市中和區捷運路)


駅頭の様子!

ここもマンション建ち並ぶ住宅街だが、蘆洲よりも都市化している。








駅へと戻るsymbol5

駅前では犬を散歩させる若奥様?を見掛け、ちょっとハイソな感じがする。今回の捷運の乗りつぶしは中和線まで。まだ乗ってない路線があるけど、次回以降の宿題とする



時刻は正午を回った。午後1時には台北を出て空港に向かわなければならないが、まだ台北でやり残した事がある。時間ぎりぎりまで動き回る。新北市より台北市へ。

中和線 南勢角(12:06)→古亭(12:15) 2454
新店線 古亭(12:20)→公館(12:23) 2301
◆南勢角-公館間の票價25元(悠遊卡20元


藍家割包 (台北市中正區羅斯福路)

やり残していた事とは、昨日定休日だったこちらのお店で割包を食べる事。今日は開いている。初めて食べるので、お店の人の勧める綜合にする。時間がないので外帶(持ち帰り)にしたが、ちょっと店頭の椅子に腰掛けて食べてよいか尋ねると、店内に招じ入れられた。これなら最初から内用(店内での飲食)にしておけばよかったか。


割包 綜合(50元)

割包は豚まんの饅頭のような生地の包子に(違ったらすみません)、肉や高菜、落花生の粉などを挟んだ料理である。台湾のハンバーガーと紹介する人もいる。お好みで香菜を入れない事も出来るが、もちろん入れてもらう。時間がないので席に着くとすぐにぱくつく。想像していた味と違ったが、これは美味しい。総合とは脂身の多い肉と少ない肉が半々になっている。いっその事脂身の多い肉だけにすればよかった。お品書きには「肥肉」とある。逆に脂身の少ないのは「痩肉」。文字だけ見れば肥肉の方が旨そう。店内を見れば他の客は割包と一緒にスープを注文している。こうゆう店でゆっくり食事をしたかったが、早く空港に向かわなければならない。急いで食べ終えてお店を出る。ごちそうさまでした。




通りの向こうには臺灣大學のキャンパスが!

公館の界隈は学生街なのでしょう。先程の割包のお店にも旧帝大の台大の学生さんもいたのだろう。公館を後にして、台北車站に向かった。

新店線 公館(12:41)→中正紀念堂(12:47) 3323
淡水線 中正紀念堂(12:47)→台北車站(12:51) 3505
◆公館-台北車站間の票價20元(悠遊卡16元


臺灣鐵路管理局 縱貫線 台北車站 (台北市大同區市民大道)

台北を13時ちょうどに出発する台灣高鐵(新幹線)で桃園で下車して、バスで空港に向かうつもりだったが、ここからは直通のバスが頻繁に出ている。高速が渋滞していなければ、時間もよさそうである。現在建設中の桃園機場捷運が開業すれば、バスで空港に行く事もないかも知れない。乗り納めかも知れないと思って、捷運の駅から空港行のバスの出発するバスターミナルに行こうとするが、出口を間違えて駅から通りを挟んだ反対側に出てしまう。

桃園捷運(台北車站-機場第一航廈-機場第二航廈-環北)は中華民國106年(2017)3月2日に正式開業しています。


通りの先にはドームのある建物が! いずれも中華民國104年7月28日撮影

台北駅前を歩いていたら、格好のいい建物が見える。大正4年竣工の臺灣總督府博物館。現在は國立臺灣博物館となっている。台北にある古い建物を見てゆきたいが、本当にもう街歩きする時間はない。 (つづく)