旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

野田線・特急スペーシア

2021-12-25 08:00:00 | 鉄道

JR東日本 常磐線 新松戸駅 (千葉県松戸市幸谷字深追)
令和3年12月19日撮影


ホームドアが使用開始された! 令和3年12月19日撮影

令和3年12月19日日曜日。新松戸駅の常磐線のりばのホームドアが使用開始となった。設置されているのは資料によると従来型のホームドア。隣の馬橋駅に設置されたものよりズッシリ。


スマートホームドア (馬橋) 令和3年12月13日撮影

資料によると「スマートホームドアは従来型のホームドアに比べ、扉部をフレームで構成したシンプルな構造で内部機構を簡素化し、軽量化を実現しています」との事。それでは初めて新松戸駅のホームドアが開くのを見て列車に乗り込む。


metro 常磐線で新松戸を出発symbol6 これより令和3年12月19日撮影

常磐線 普通 1101S 新松戸(13:16)→柏(13:24) 東京地下鉄16015 IC運賃168円


東武鉄道 野田線 急行列車 [60000系] (柏)

今日は乗車券についてはSuicaを利用しているが、この後乗る列車の特急券を買って野田線に乗り換える。船橋発大宮行急行列車。春日部-柏間の途中通過駅は3駅のみである。


metro 野田線急行列車で柏を出発symbol6

柏を出てすぐは通過駅があったが運河からは各駅停車。ウトウトするうちに江戸川を渡り千葉県より埼玉県に入る。春日部で下車する。


東武鉄道 野田線 急行列車 [60000系] (春日部)


metro 野田線急行列車で春日部に到着symbol6

急行列車の大宮-春日部間の途中停車駅は岩槻のみ。柏-船橋間の途中停車駅は高柳、新鎌ケ谷と俊足である。春日部-柏間だけ停車駅が多いが野田線だけに野田市内は全て停車するのでしょう。春日部で野田線から伊勢崎線に乗り換える。さてお腹が空いてきたが夕食の都合で今は何も食べない。野田線のプラットフォームに立ち食いそばならぬラーメン店が見える。大変魅力的だが自動販売機で飲み物だけ買って列車を待つ。


東武鉄道 特急〔きぬ127号〕 1127列車 [100系スペーシア] (春日部)

この先は特急を利用する。浅草発鬼怒川温泉行特急〔きぬ127号〕。春日部での乗降口は2号車及び5号車に限られ、ここで係員による特急券の改札を受けてから乗車する。


metro 特急スペーシアで春日部を出発だゾsymbol6


100系の普通車の様子


100系の普通車の座席


特急券 春日部→鬼怒川温泉(1,250円)

座席は窓側を希望したが窓枠が視界に入る席だった。車掌さんが通り掛かった時に席の移動を申し出ると快く応じてくれた。車掌さんは切符を見て端末を操作している。途中駅から移動した席の客が来たら移動するのか尋ねたら、席は変更したので大丈夫だそう。列車は東武動物公園で伊勢崎線から日光線に入る。


利根川へ向かう (栗橋-新古河)


筑波山が見える


利根川を渡る

栗橋から東北本線で利根川を渡ると埼玉県より茨城県に入るが、日光線では利根川を渡った先も埼玉県の加須市(旧北埼玉郡北川辺町)である。旧川辺町の柳生駅近くには埼玉県・群馬県・栃木県の三県境となる場所がある。列車は埼玉県を抜けるとちょっとだけ群馬県を走りすぐに栃木県に入る。春日部を出て最初の停車駅栃木に到着。両毛線と接続する。新栃木で宇都宮線が分岐する。次の停車駅は新鹿沼。シウマイ弁当の崎陽軒さんの創業者が鹿沼出身という事で駅前にシウマイ像が設置されたニュースを聞いたが、像があるのは東武鉄道日光線新鹿沼駅ではなくJR東日本日光線鹿沼駅の方だった。


山がちになってきた (北鹿沼-板荷)


日光街道杉並木と交差(明神-下今市)

E81日光宇都宮道路、JR東日本日光線、国道119号日光街道と交差して次の停車駅下今市に到着する。


転車台(ターンテーブル)が見える (下今市)


寝台特急〔北斗星〕風のディーゼル機関車も!

JR東日本より譲渡されたDE10形が東武鉄道に在籍する。実際に寝台特急〔北斗星〕を牽いていたディーゼル機関車はJR北海道のDD51形だったが。さて特急〔きぬ〕は下今市より鬼怒川線に入る。東武日光方面は乗り換えとなる。東武日光へは特急〔けごん〕が直通する。


鬼怒川線を行く (大谷向)

複線の日光線を特急は快走していたが、鬼怒川線に入ると単線で線形も悪くゆるゆるした走りとなる。途中駅では喜多方発東武日光行快速〔AIZUマウントエクスプレス4号〕と交換する。今回はレンタカーで会津に行こうかとも思っていたが、雪が心配されたので電車で簡単にアクセス出来る鬼怒川にしたのだ。


蒸気機関車牽引の列車と交換 (新高徳)

全然撮れてないな。


東武鉄道 鬼怒川線 回送列車 [JR東日本253系] (小佐越)

JR東日本の特急車両と交換。新宿発鬼怒川温泉行特急〔きぬがわ5号〕で走った後、東武日光発新宿行特急〔日光8号〕とすべく回送中らしい。JR東日本の新宿から山手線(貨物線)・東北本線を経て栗橋で東武鉄道日光線に入る。一度乗ってみたいがまだ乗る機会はない。


東武鉄道 鬼怒川線 東武ワールドスクウェア駅
(栃木県日光市鬼怒川温泉大原)

以前は小佐越が東武ワールドスクウェアが最寄り駅だったが平成29年に徒歩1分となる場所に新駅が開業した。「乗車券・特急券は、東武ワールドスクウェア駅では販売しておりません。」との注意書きが見える。切符は駅ではなく園内で販売しているそう。全部漢字で書くと「東武世界広場」か。


駅から門が見える

よく見るテレビ番組でCMを目にする。昔から気になるけどまだ行った事はない。


東武鉄道 特急〔きぬ127号〕 1127列車 [100系スペーシア] (鬼怒川温泉)


metro 特急スペーシアで鬼怒川温泉に到着symbol6

今日の目的地、特急〔きぬ〕の終着駅鬼怒川温泉に到着した。

野田線 急行 柏(13:38)→春日部(14:17) 66612
特急〔きぬ127号〕 1127レ 春日部(14:33)→鬼怒川温泉(15:59) モハ107-2 特急料金1,250円
◆柏-鬼怒川温泉間のIC運賃1,383円






登場時のオレンジの帯のデザインの方が好き。


客車だけが停まっている!

蒸気機関車の牽く列車は新高徳で見たのに他の編成もあったのか。客車はJR北海道及びJR四国から譲渡されたのだそう。


出札口と改札口


蒸気機関車と車掌車が!

駅を出ると蒸気機関車が動いている。駅の外から汽笛が聞こえていたのだが蒸気機関車の牽く列車はもう1本あったのか。先程見た客車を連結するのか。蒸気機関車は購入して譲渡されたのではなくJR北海道から借り受けたもの。車掌車はJR西日本からの譲渡。


駅前に転車台が!

今しがたここで機関車の向きを変えていたようだ。列車から降りてすぐに来たら見られただろう。この時間にも蒸気機関車がいるとは知らなかった。下今市とここの転車台はJR西日本からの譲渡。もう1両ある車掌車はJR貨物からの譲渡。JR各社から車両や設備が集められ東武鉄道で蒸気機関車が運転されていて感慨深い。素晴らしい。真岡鐵道から譲渡された蒸気機関車もあって新高徳で見掛けたのだろう。更に静態保存されていた蒸気機関車を復元作業中という。
※12月24日、火入れ式が行われました。


車掌車 ヨ8709 蒸気機関車 C11 207号機

C11 207号機は日立製作所笠戸工場で昭和16年に製造。撮影する目的でまた来ようか。今回は温泉目的とは言え、ちゃんとした写真がひとつも撮れていない。


東武鉄道 鬼怒川線 鬼怒川温泉駅 (栃木県日光市鬼怒川温泉大原)


駅頭の様子


鬼怒太

鬼怒川だからきぬたか。きぬたと言うと世田谷区砧が思い浮かぶ。行った事はないが。


鬼怒川温泉駅のツリーkirakira2

それでは今日の宿に向かう。





積もってはいないが木の根元などに雪が残っている。




寄り道して鬼怒川を望む




鬼怒川ロイヤルホテル (栃木県日光市鬼怒川温泉大原)

今日の宿に到着。旅行サイトからの予約で一泊二食付8,195円。




客室の様子




禁煙和室6畳

和室は広ろうてええのう。畳の状態も悪くない。


眺望なし

「禁煙和室6畳 眺望なし」の部屋を選んで予約しているので構わないのだが鬼怒川の眺望は楽しめない。

禁煙 和室6畳 眺望無しの和室へのご案内になります。
窓の外は隣の建物の壁となりますので、他のお部屋タイプより550円お安くなっております。
設備音が響く場合もあります。


item4 お茶とお菓子で寛ぐ

仲居さんがいる訳ではないので自分でお茶を淹れる(ポットのお湯を注ぐだけ)がお安く温泉宿に泊まれるのでいいね。お布団も既に敷いてある。さて昨年泊まった温泉宿の夕食は午後5時半からと早かったが今日は午後7時からの組となった。ひとつ前の組が食事中と思われる時間に大浴場に行くと割と空いていた。ゆっくりと温泉に浸かり堪能する。


tv テレビは地上波のみだった…

衛星波のドラマでゴロウさんが食べるのが見たかったのに。動画サイトも見られません。Wi-Fiがあればいいのかも知れぬが。


sun 片山さんのお天気を見て…

午後7時を過ぎたところで夕食会場へ。


←入口 バイキング会場





広い会場に入り全体を確認する。3貫寿司とすき焼きはフェアメニューらしいので貰って、後はお刺身を中心に貰ってくる。ひつまぶしにタンドリーチキンと変な取り方をする。


一回目はこんな感じ♪

こちらはお酒も飲み放題。麦酒と燗酒を貰ってきた。すごくいいお肉ではないが温かいすき焼きでお酒を飲むのは旨い。肉は焼かないのですき焼き風だが。お寿司が少し乾燥しかけなのと、ひつまぶしが冷たいのが残念だったが、お刺身も何種類もあって美味しかった。他の料理も種類が多くてあれもこれも食べられない。補充もされるので何も取るものがないという事はない。二回目はお刺身とハス天イモ天とお酒を冷やで少し貰ってきた。天ぷらはお蕎麦に載せて食べる。もう充分である。食べ過ぎてしまう事なく飲み過ぎる事もなくちょうどいい。


coffee 食後にコーヒーとデザートsymbol6

バイキング終了時間が近づき流石にデザートの種類は少なかったのでアイスを貰ってきた。時間が70分間と少しせわしないが広い会場にあまり多くのお客を入れていないので料理を取るのに渋滞とかなくよかった。ごちそうさまでした。部屋に戻りテレビを見ていたがお酒も入っているのでウトウトと寝てしまった。 (つづく)