旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

鹿児島本線・空港線・ピーチ

2021-12-15 18:00:00 | 鉄道

JR九州 鹿児島本線 小倉駅 (福岡県北九州市小倉北区浅野)



小倉駅に到着。今日使う切符は昨日のうちに買ってあるので、車内で飲む用にコーヒーを買ってくる。近くのセブン-イレブンJR西日本の売店。JR九州の売店はファミリーマート。これから乗るJR九州の列車に合わせ売店もファミマを利用する。


車掌さんがこんなところに!? これまで令和3年12月7日撮影

新幹線のりばからは「銀河鉄道999」(ゴダイゴ)の音色が聞こえてくるが、それは小倉だけでなく広島でも流れている。それでは昨日途中下車した切符で旅を再開しよう。




乗車券 岩国→福岡市内(4,670円) 令和3年12月6日撮影

記事を書く時に調べて気付いたが途中下車するよりも小倉で乗車券を買い直した方が安かった。この時点では気付いていないのでまあいいが計算しなければよかった。いや今後博多に行く時に考慮しよう。

※参考 岩国-小倉間(在来線)の運賃3,120円。小倉-博多間(在来線)の運賃1,310円。


JR九州 鹿児島本線 530M列車 [813系R1109編成] (小倉)
※小倉-行橋間は日豊本線。 これより令和3年12月7日撮影

列車到着までに他の在来線列車を見てみる。


JR九州 鹿児島本線 5144M列車 [415系Fo120編成] (小倉)
※下関-門司間は山陽本線。


JR九州 日田彦山線 941D列車 [キハ147形] (小倉)
※小倉-城野間は日豊本線。

平成29年の豪雨災害により日田彦山線は添田-夜明間で不通となっている。どうなるのかと思っていたらBRTのバスを走らせて鉄道として復旧しないのだそう。日田彦山線は全線乗車しているが夜明で久大本線に乗り換えて久留米へ行ってしまったので日田に行ってないのが心残り。日田彦山線の列車は日田にも彦山にももう行かない。


JR九州 特急〔ソニック16号〕 3016M列車 [883系AO-2編成] (小倉)

大分始発博多行特急〔ソニック16号〕が到着した。今は門司港方が先頭車両だが配線の関係で進行方向が変わる。


SONIC LIMITED EXPRESS


クモハ883 2


883系普通車車内の様子

座席の向きはすでに変えられていた。


883系普通車の座席

博多まで520円の特急券を買うだけで特急自由席を利用出来る。首都圏で普通列車のグリーン車をたまに使う時があるけど、特急の普通車の方が座席もいいのに安い。


coffee ブレンドM(150円)

ちなみに車内販売はないそう。


metro 特急〔ソニック〕で小倉を出発symbol6


B特定特急券 小倉→博多(520円)

自由席では車掌さんが頻繁に検札に回って来る。一回検札されたらもうされないが途中駅から乗客がある度に回って来なければならない。全車指定席にして指定された席以外に座った客だけを検札する方が手間がかからないのだろうが、利用者として思うには自由席の切符は安くてどの時間の列車に乗ってもいい自由もあるので是非存続して欲しい。


遠賀川を渡る (水巻-遠賀川)

鉄道と国道の橋梁ばかりで川面が写っとらんなあ。寝台特急〔はやぶさ〕は小倉の次は博多だったが特急〔ソニック〕は停車駅が多い。急ぐのなら新幹線だろうが在来線特急のスピード感が堪らない。小倉-博多間で新幹線を利用するより在来線特急の利用回数の方が多い。


特急〔ソニック19号〕[885系]とすれ違う! (千早-箱崎)

もう福岡市に入っている。白い〔ソニック〕とすれ違った後でカメラを構えていない時にクルーズトレイン「ななつ星in九州」とすれ違う。〔ななつ星〕を見たのは初めてか。ダイヤを確認してちゃんと撮影したい。


多々良川を渡る


JR九州 特急〔ソニック16号〕 3016M列車 [883系AO-2編成] (博多)

小倉から47分で終着の博多に到着した。全く乗り足りない。このまま在来線特急で西鹿児島まで行きたいがそんな列車はない。鹿児島中央行の新幹線ならある。


metro 特急〔ソニック〕で博多に到着symbol6

特急〔ソニック16号〕 3016M 小倉(10:41)→博多(11:28) クモハ883-2 B特定特急料金520円
◆岩国-福岡市内の運賃4,670円



JR九州 鹿児島本線 博多駅《博多口》
JR西日本 山陽新幹線 博多駅 (福岡県福岡市博多区博多駅中央街)

お相撲も終わってしまった博多の街。今年の十一月場所は九州で開催出来てよかったと思う。九州を旅行したいところだが今はLCCを利用するため空港に向かっているのだった。地下鉄に乗り換える。地下鉄ははやかけんエリアでSuicaなどの交通系ICカードが利用出来る。




metro 空港線で博多を出発symbol6


福岡市交通局 空港線 普通列車 [JR九州305系W5編成] (福岡空港)
※姪浜-筑前前原間はJR九州筑肥線普通466C列車。

博多から僅か5分で福岡空港到着。板付の何と便利な事か。


モハ304 105

地下鉄でも相互乗り入れのJR九州の車両に乗った。


metro 空港線で福岡空港に到着symbol6

空港線 普通 博多(11:41)→福岡空港(11:46) JR九州モハ304-105 運賃260円




福岡空港 FUK (福岡県福岡市博多区大字下臼井)

一年振りの福岡空港。昨年夏に利用した時はあまり人が多くない印象だったが今日は活気があり華やいだ印象を受ける。飲食店からは魅力的ないい匂いがする。小倉駅の新幹線口では修学旅行の団体さんを見たし旅行者が戻りつつあるのを感じる。搭乗手続きを済ませると展望デッキに行ってみる。







大都市で便数も多いのに滑走路は1本のみで大変忙しい空港だが見ている分には飽きない。


長榮航空(エバー航空) BR105便 [B787-10] B-17801 (福岡空港)

国内線旅客ターミナルとは滑走路を挟んで向かい側にある国際線旅客ターミナル側には臺灣桃園(TPE)行の機体が見える。自由往来出来るようになるのはいつの事か。旅券の有効期限も2年を切ってしまった。


RWY16に全日空機が進入!

海側(北側)から入ってきた。


着陸!(まだ浮いているか…)


Peach Aviation MM524便 [A320-214] JA826P (福岡空港)

そろそろ保安検査を済ませ搭乗口付近へ。今日乗るのはこちらの機体。係員が石垣行に搭乗する乗客を探して声を掛けている。沖縄県は昨年ようやく沖縄本島に行っただけで先島諸島へは行った事がない。行きたいけど今日は行かない。大人しく成田行の搭乗案内を待つ。搭乗口付近に福岡市本社の有名ラーメンチェーンのお店があるが、今日は福岡で昼食はとらない。搭乗前に売店で麦酒とおつまみと水を買ってゆく。



特に座席の指定はしなかったが窓側の席だった。ありがたい。


離陸して福岡市街地を見る!

海側から着陸していたが、離陸も海側にしていった(RWY34)。その方が長い事市街地を飛ばないのでいいのだそう。昨年は海側から来て市街地上空を長々と飛び、空港の南で回れ左してRWY34から着陸したのは気象条件によるものか。


博多湾が見える!


途切れた防波堤

パナマ船籍の貨物船「レディ・ローズマリー」(9576トン)が防波堤に衝突した箇所か。事故をした船はすでに移動している。


志賀島と海の中道

見事な陸繋島。以前車で時計回りに志賀島を一周した事がある。天明4年(1784)に金印「漢委奴國王」が出土した島である。


雲上に出た!

雲の上はいい天気。当たり前か。


おつまみと麦酒♪

酒類を持ち込めない航空会社もあるがピーチさんは大丈夫(アルコール度数70度以下のものに限る)。沖縄からの帰りには大東寿司をつまみオリオンビールを飲んだ。


天守閣 完全復旧kirakira2

天守閣は直ったのか。また熊本に行きたい。


なんこつ天

なんこつがコリコリして旨い。麦酒によく合う。清酒や焼酎も合いそう。レシートが見当たらず(貰うの忘れた?)内訳が判らないが、なんこつ天と麦酒と水で643円だった。ごちそうさま。


豊後高田市付近

雲が切れ海と陸地が見える。海は周防灘で福岡県より大分県へと飛んで行く。


国東半島付近


姫島


大分空港(OIT)


平郡島、周防大島、柳井、岩国方面を望む

瀬戸内海を飛ぶのではないようだ。


佐田岬半島 これまで令和3年12月7日撮影

豊後水道を越えて大分県より愛媛県上空へ。


佐田岬 (愛媛県西宇和郡伊方町正野) 平成22年5月8日撮影

地上から見ても四国と九州は近く、最峡部の豊予海峡は約14kmだそう。




八幡浜より松山方面を望む これより令和3年12月7日撮影


高知市付近

愛媛県より高知県へ。




高知空港(KCZ)

太平洋上に出て東へ向かう。また地上は雲の下となったが着陸に向けて降下してゆく。千葉県が見える。


山武郡芝山町付近

今日は南側から着陸するらしい。北側にぐるりと回るのも茨城県南部の遊覧飛行で好きなのだが、今日はこちらから入る気象条件なのだろう。成田のA滑走路、RWY34Lに進入する。もう着陸するのに機体が揺れている。風が強いのだろう。いい心持ちではないが無事に着陸した。




第1旅客ターミナルが見える

昨年夏にピーチさんを利用した時は第3旅客ターミナルだったが、昨年10月に第1旅客ターミナルに移転となっている。第1を使うのは平成28年11月29日に長榮航空で帰国して以来。


沖止めか…

通路を延々と歩かされる場合を考えるとバスの方が楽だったりする。



Peach Aviation MM524便 福岡 FUK(12:55)→東京/成田 NRT(15:00) JA826P
◆運賃等11,050円(旅客施設使用料・支払手数料を含む)

スポットから到着ロビーまで近い。第3だとバスで延々空港内を走る事もある。それはそれで楽しい。第1の国内線は南ウイングの先にあった。建物は安普請ではない。鉄道も成田空港駅をそのまま利用出来る。第3だと第2までバスか徒歩で移動して空港第2ビル駅の利用となり時間が掛かる。成田空港へは時間より早く到着。奇跡的に成田線にすぐの列車があり乗車する。この次の列車は58分後の出発だった。




弥生軒 唐揚げそば(440円)

成田からの帰りは我孫子を経由して唐揚げそばを食べた。ごちそうさまでした。 (おわり)