旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

つる福 肉そば

2024-12-15 13:00:00 | たべる

スーパーホテル 仙台空港インター (宮城県名取市植松字田野部)

令和6年11月30日土曜日。宮城県名取市に来ている。


今回はいつものレンタカー

前回は空いてなかったので普通車を借りたが、今回はいつもの軽自動車が空いていた。静岡県でこの車の総走行距離50,000kmを見たが、今回は福島県で66,666kmを見た。


沖縄ポッカコーポレーション さんぴん茶500ml(242円)

昨日立ち寄った道の駅で沖縄の商品を販売していたが、さんぴん茶が242円は高いな。ルートビアが250円するのは輸入品で円安だから仕方がない。さんぴん茶をお供に快適なホテルを出発する。




国道4号を北上すると仙台空港線の高架が現れる

昨年、スーパーホテル関空・熊取駅前さんに宿泊した翌日に航空機は利用しないのに関西国際空港(KIX RJBB)を訪れた。今回のホテルも名前に仙台空港とあるので仙台空港(SDJ RJSS)に立ち寄ってみる。仙台空港線の高架に沿って進む。途中には大型商業施設がある。鉄道と離れると建物は減りひらけたところを走る。空港に到着して駐車場に入る。建物に近いところは満車で、少し離れた場所に停める。30分は無料だが1時間200円とある。


建物まで少々歩く


仙台空港鉄道 仙台空港線 仙台空港駅 (宮城県名取市下増田字南原)

仙台空港には仙台駅から鉄道が乗り入れる。広島空港(HIJ RJOA)にも鉄道が欲しかった。


駅とターミナルビルは連絡通路で繋がる

那覇空港(OKA ROAH)の沖縄都市モノレール線を思わせる。


仙台空港 SDJ RJSS (宮城県名取市下増田字南原)


到着案内はプロジェクターか?

明るいとちょっと見づらい。広島線があり所要時間は1時間15分。昭和55年、広島を午前6時に出発し、新幹線〔ひかり〕と山手線とL特急〔ひばり〕を乗り継いで始めて東北に行った。仙台着17時15分。11時間15分もかかっている。今では新幹線〔のぞみ〕と新幹線〔はやぶさ〕を乗り継いで広島発6時00分、仙台着11時52分。5時間52分と随分早くなったが、航空機には敵わない。






展望デッキへ

青い空、青い海が見える。


ジェイエア JL2204便 [EMBRAER190] JA246J (仙台空港)

大阪国際空港(ITM RJOO)行が出発を待つ。ジェイエア全便が日本航空の便として運航される。


全日本空輸 NH1223便 [B737-800] JA71AN (仙台空港)

こちらはANA全日空さんの新千歳空港(CTS RJCC)行の便。


ジェイエアさんがRWY27に着陸する




正面に見えるのはB滑走路(3,000m)

B滑走路に交わる形でA滑走路(1,200m)もある。


仙台市街を望む

空港は名取市、岩沼市に所在する。


先程着陸したジェイエア機が駐機場に向かう


仙台空港鉄道 仙台空港線 普通 1325M列車 [SAT721系] (美田園-仙台空港)

仙台空港仙台行普通列車(4両編成)が行く。途中、名取のみ停車する快速も運転されている。全線単線電化で大部分が高架線だが、滑走路と交差する箇所では地下トンネルとなる。写真は地下から高架になっている辺り。


ジェイエア JL3531便 [EMBRAER190] JA251J (仙台空港)

着陸したのは福岡空港(FUK RJFF)からの便。




大阪国際空港(伊丹)行が滑走路へ




ジェイエアさんがRWY27から離陸する



それでは暖かい屋内に戻る。






FA-200 エアロスバル JA3548

ターミナルビル内に小型機が展示されている。



空港内は牛タンのお店が多い。昨日、まるまつさんで食べた牛タン専門店「陣中」コラボメニューの陣中さんのレストランもある。ずんだ餅のお店もあり買って来た。


ずんだ餅ぷち(420円)




いただきます♪

やっぱりずんだ旨い。実に旨い。以前から仙台駅にある店舗でこれを買って食べているのだ。


ずんだ茶寮 仙台空港店 (宮城県名取市下増田字南原 仙台空港2F)

ごちそうさまでした。



萩の月も旨い。山口県には似たような月でひろった卵というお菓子がある。


仙台・宮城観光PRキャラクター むすび丸

駐車料金が200円の一時間で済むよう、そろそろ空港を後にする。料金は屋外の駐車場ではなく空港内等の事前精算機で支払う。駐車券はなく、精算機に車両番号を入力すると入庫時の画像が映し出されて間違いないか確認する事になる。料金を支払い駐車場に向かう。精算後30分以内に出庫して下さいとの事。敦賀では再課金されたが、30分もあれば大丈夫でしょう。





空港を出発。名取市より岩沼市に入る。工業団地などがある広々とした場所を宮城県道20号仙台空港線は通る。また名取市に戻り仙台東部道路仙台空港ICの入口を通過。国道4号に入ろうと思っていたが陸橋で国道と東北本線を越えてしまう。何とか国道に出て泊っていたホテルの前を通る。県道に入り名取駅の北側で東北本線を越えて結局西側へ。サッポロビールの工場が見える。右折して北上すると東北新幹線の高架がありE5系を見掛ける。仙台市に入る。左折して山形方面へ。県道などを走っているが最終的には国道286号に出たい。また名取市に入る。時刻は正午を過ぎた。


市道熊野堂柳生線 (宮城県名取市高舘熊野堂岩口上付近)

この先で無事に国道286号に入った。国道の中央に仙台南道路の高架が通る。名取川を渡りまた仙台市へ。東北自動車道仙台南ICの前を通る。仙台南道路もここで東北道に接続する。国道は往復4車線で交通量も多いが、秋保温泉方面への県道が分岐すると往復2車線となり、交通量も少なくなる。名取川を渡ると支流の碁石川に沿う。柴田郡川崎町に入る。ダム湖があり湖上の橋を国道が通る。なかなか景色がいい。碁石川の釜房ダムで、ダム湖は釜房湖という。川崎町の市街地で直進すると山形自動車道宮城川崎ICに至る交差点で国道286号は右折方向へ進む。国道457号の分岐する交差点を通過。この先は蔵王の御釜に行った帰りに通っている。この先の笹谷峠は冬季閉鎖となっている。もとより峠を越すつもりはなく山形道笹谷IC-関沢ICを利用する。ところがこの区間、雪で冬用タイヤ規制が出ている。レンタカーを予約する時にスタッドレスとあったはず。笹谷ICより山形道に流入。タイヤのチェックがあるかなと思ったが、そのまま本線へ。雪道は走りたくないが、小雪がちらつく程度で路面は問題はない。笹谷トンネル(3,286m)に入る。こちらは下り線だが、上り線のトンネルは昭和56年に有料道路笹谷トンネルとして開通。平成10年に高速道路の山形道に編入されている。国境の長いトンネルを抜け宮城県柴田郡川崎町より山形県山形市、陸前国より羽前国に入る。関沢ICで流出。軽自動車等のETC料金(休日)は110円と格安だった。しかし高速道路に編入されては今世紀中の無料開放はあるまい。国道286号に戻る。高速から流出してからの道路状況が気になっていたが雪の心配はなかった。山形市街地に出てお目当てのお店に入る。


そば処つる福 本店 (山形県山形市南栄町)

夏に冷たい肉そばを食べたつる福さん。前回は山形駅前店を訪れたが、今回は本店に。


肉そば(800円) とりめし(250円)

前回は名物冷たい肉そばを食べた。今回は暖かいのを注文。また売り切れで食べられなかったとりめしも注文。少々待ってお蕎麦ととりめしが到着。


見た感じは冷たいのと同じでおつゆは澄んでいる


鶏肉♪


お蕎麦はこんな感じ♪

暖かい肉そばも美味しい。しかし冷たい方が好みかな。おつゆの味もその方があっている気がする。お店のウェブサイトを見ると「冷たいのがおすすめです」とある。とりめしは実に旨かった。寒い季節でも冷たい肉そばにとりめしにすればよかったかな。近くの席を見ると、げそ天もしくはとり天もりそばを注文している。車の運転がなければ、これでお酒を飲むのも旨そう。ごちそうさまでした。



お蕎麦屋さんを出発。国道13号に入り南下する。山形市より上山市、南陽市、東置賜郡高畠町を経て米沢市に入る。東北中央自動車道米沢北ICより福島JCT料金所まで新直轄区間で無料で通行出来る。もちろん東北中央道に流入する。しかし無料区間に休憩施設はない。次の米沢中央ICに隣接して道の駅があるのですぐに流出する。


道の駅 米沢 (山形県米沢市川井)

仙台空港では晴れていたのに米沢は雨。奥羽山脈を越えると天気も変わる。セブン-イレブンがあったのでコーヒーを飲み小休止。


いずれも令和6年11月30日撮影



道の駅を出発。米沢中央ICより東北中央道に流入。交通量は多い。栗子トンネル(8,972m)を抜けて山形県米沢市より福島県福島市、羽前国より岩代国に入る。高速を走っている時に燃料残量警告灯が点灯。すぐにガス欠とはならないが不安である。福島大笹生ICで流出する。次は福島JCT料金所なので有料区間に入る。それより早く給油したい。インターチェンジ近くに給油所はありそうなものだが見当たらない。国道13号に入る。東北道福島飯坂ICの前を通る。農協の給油所があり二千円分給油。事なきを得る。



給油所を出発。国道13号福島西道路を経て国道4号に入る。日も暮れてきた。道の駅安達(二本松市)で休憩。国道4号は交通量が多く夜間の運転は疲れる。須賀川市で国道4号を離れ、県道を経て国道118号に入る。阿武隈川を渡り岩代国より磐城国に入る。福島空港(FKS RJSF)に程近い道の駅たまかわ(石川郡玉川村)で休憩。国道118号に戻り南下する。福島県最南端の東白川郡矢祭町からは国道394号に入る事が多いが、そのまま国道118号を水戸方面へ向かう。紅葉を見に来た事のある矢祭山駅付近を通り、峠もなく久慈川に沿ったところで福島県より茨城県、磐城国より常陸国に入る。久慈郡大子町、常陸大宮市、那珂市の市街地を通る。夜間だから流れはよいが日中なら渋滞もあるかも知れない。国道394号は常陸太田市、那珂市を通るが市街地から少し離れた往復4車線のバイパスで抜けるから、通過するなら国道394号の方がよさそう。まだ時間が早いので茨城県を彷徨っていたが、利根川を渡り茨城県より千葉県、常陸国より下総国に入ったのは日付が変わる前である。令和6年12月1日日曜日を迎える。香取市のセブン-イレブンで夜食を購入。成田市より国道464号北千葉道路の威力を堪能。鎌ケ谷市以西も早く整備して欲しい。道の駅いちかわ(市川市)で小休止。



深夜なのに(深夜だからか)駐車マスがひとつも空いてない。急を要するので無難なところに停めて用を足したが、長時間そのまま停めたくない。レンタカーは24時間返却出来るので返してもよいが、自宅まで寒い中を延々歩いて帰る事になる。朝になればバスもある。気になっていた道の駅があるので行ってみる。かつての東葛飾郡沼南町にある道の駅しょうなん(柏市)。沼南とは手賀沼の南にあるから。道の駅は湖畔にある。大きな通りに沿っている訳でもないが混雑している。駐車マスの空きはあったので駐車する。エンジンを止め仮眠するが寒すぎる。寝られたものではない。エンジンをかけたままの車も見られる。



夜も明けようかというところで出発する。朝焼けの手賀沼を見る。初めて目にするが大きな沼である。これでも干拓で面積は減っている。一度帰宅して荷物を下ろし、給油してからレンタカーを返却した。夜中に茨城県と千葉県を彷徨ったので、今回の走行距離は1,006kmとまた1,000kmを越えてしまった。そして四度も給油した。 (おわり)

・レンタカー料金(免責補償料を含む) 48h 11,256円
・レギュラーガソリン(171円) 11.70L 2,000円(福島県福島市)
・レギュラーガソリン(166円) 6.03L 1,000円(茨城県小美玉市)
・レギュラーガソリン(166円) 6.03L 1,000円(千葉県我孫子市)
・レギュラーガソリン(163円) 19.25L 3,138円(千葉県松戸市)