高原温泉沼めぐり くもり時々小雨、のち晴れ
この日からヒグマ情報センターがオープンすると聞いてやってきたものの、今日からスタッフが
センター入りして、実際に運営が始まるのは明日からだった。
下見のつもりでやってきたのに、自身の体調も良くなく、天気も予報どおりに悪いので、「さて、どうしようか?」
と迷っていたら、士幌のOさんが仲間を引き連れ三笠新道を登るためにやってこられ、Oさんがあとから
きてくださるなら心強いと歩き始めた。というのも、センターがまだ始まっていないということは、道標(目印)がなく、
道迷いが心配だったからだ。
今年は雪が少ないようで、倒木などがそのまま放置されているので多少歩きづらかったものの、
最初の沼「土俵沼」まではそれほど問題なくたどり着けた。しかし、雪の多い年には、そのはるか手前から
夏道がまったくわからないこともあるようだから、雪慣れず、ルートファウンディングできない私のような者は、
むやみに立ち入らないほうがいいのかもしれない。
状態のいい水芭蕉を切り取った写真。大部分は巨大化して、見頃を過ぎていた。
「空沼(からぬま)」への右回りコースを過ぎたあたり。ここから雪の上を歩くことが多くなったが、
ルートははっきりしていた。
激流に咲く キュウリンカ。
最初の沼「土俵沼」に至る最後の登りの階段が崩壊していた。山歩き経験のある人ならともかく、
このままではツアー客は入れないだろう。
「芭蕉沼」。三割くらい解けていて、名前の通りの水芭蕉がほとりに咲いていた。
「滝見沼」のシンボル? 手前の松が折れていた。「撮影に邪魔!」の声多数の松?
滝見沼はすでに八割くらい雪解けが進んでいた。