スーパーの食肉コーナーで探すと、調理済みでレトルトパウチされた惣菜を見かけることが
ありますが、たいてい「要冷蔵」品なので、フィールドでの使用は難しいんですよね。
ところが今回、「常温保存」できるのが売り物のハンバーグを見つけましたので、ここに
ご紹介します。プリマハム製の「ソースで食べるハンバーグ」シリーズで、私が買ったのは
マッシュルーム入りデミグラスソース味です。ほかに和風ソースとトマトソース味の計三種類
ラインナップされていて、いずれも一個98円(税込み105円)でした。
さっそく昨夜調理、試食してみましたので、感想を述べますと、まずパウチしている素材が
丈夫そうなので、よほど鋭利なもので突き刺しでもしない限り破れそうになく、このまま
パッキングしてもまず問題なさそうです。熱湯で3分煮沸と、レトルトカレー並みの簡単な
調理なので、この点も問題なし。逆に丈夫な分、パウチから中身を取り出すのに少々てこずりました。
それなりに力が要るのですが、力を入れすぎてあまりに勢いよく破ってしまって、下手すると
ソースが飛び散らないか心配です。狭いテント内では要注意。野外では、土の上に中身を
撒き散らす悲劇だけは避けたいですよね。(あとで気がついたけど、ハサミを使って
切り取るような点線がありますね。私のアーミーナイフにはたしかハサミがついているけれど、
ハサミにソースがつきそうでヤだし、ふつうハサミを持っていない人のほうが多いよな、山上では。)
あと、盛り付けに皿(私の場合はコッヘルのふた)を一枚使わなければならないのが欠点か。
レトルトカレーは直接アルファ米の容器にぶち込むので、汚れ物がでなくていいんです。
ミートボールなら何とかなっても、この大きさのハンバーグを直接アルファ米にふりかけるのは
ちょっと難しそうです。山ライフでは、原則汚れはペーパーでふき取ることしか出来ないので、
臭いのきついもの、油ものなどは、できるだけコッヘルにつけたくないんですよね。
肝心要の味は「うまくない」。かろうじてソースのうまみでごまかして食べるしかないって感じです。
100円で山の上で肉(なんの肉なんだろう?)を食べられるんですからね、少々は我慢我慢。
300円くらいしてもいいから、もうちょっと中身を充実させてくれるとうれしいんですがね。
夕飯の時間が待ち遠しくなるようなのをお願いしますよ、明日への活力。
山の上では基本カレーばかりの私。いろいろ試してみたけど、結局、総合力でカレーを越える
食材には巡り合わないんですよ。体力を消耗しきると、無性に肉を食いたくなるシチュエーションが
多々あるので、変化球的に次回これを採用する可能性はあります。
北海洋さんも一度試してみてくださいね。
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