旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

よい旅を与えてくれた人々

2007-10-04 17:26:44 | 

 

 お世話になったドイツの友人M一家と,フランスの友人セルジュ一家はもちろん、この旅では親切な人にたくさん会って助けてもらった。
 成田を飛び立つとまもなく、隣席の青年と親しくなった。ニュールンベルグの大学生で、日本で研究を続けており、母国のお父さんのところへ帰る途中だ。実に好青年で、東京で会う約束をした。
 リヨンでは昼食のレストランでリヨン市長と隣の席となり、セルジュ君が引き合わせてくれた。親しく会話を交わしたあと、リヨンと横浜は姉妹都市であるので来浜の際は会う約束まで出来た。
 リヨンからフランクフルトへ帰る飛行機では、ハイデルベルグのお母様のところに帰る30歳のパイロットと隣り合わせになり、一時間の飛行中話し続けた。最後は、迷路のような広大なフランクフルト空港を出口まで案内してくれた。彼は私たちがドイツの友人と会うのを見届けて後、自分のバッゲージを取りに行った。
 そのほか、たくさんの親切な人に会った。また、周囲の人を親切に助ける多くの若者の姿を見た。半ば不安な気持ちを常に抱く旅人にとって、何よりも心の支えになった。
 これらを糧に、今後を生きていくことにしよう。
                               2007年10月4日                             


ドイツ最後の夜

2007-10-04 05:14:07 | 

 

 あっという間に2週間が過ぎた。最初に訪ねたミュンヘンのことなどは、2~3ヶ月前のことのような気がする。 さまざまな記憶が重層的に脳裏をよぎる。  

ミュンヘン
 清楚なノイシュバンシュタイン城と燃え盛るオクトーバーフェスト(ビール祭り)、中でも狂乱とも言いたいホフブロイハウスの飲みっぷり。  

ロンドン
  交通渋滞の中で垣間見ただけの名所の数々…ただミュージカル「サウンドオブミュージック」は好調なテンポで小気味よかった。 それに、オックスフォードのパブと、猫ちゃんの案内してくれた英国庭園「ミル・デーン・ガーデン」も印象的。
 
リヨン 
 前回のブログに書いたとおり。それ以上何も書かない。  

フランクフルトとその周辺
 ゲーテとヴェツラー、ライン下り、オペラ「ドンカルロ」の迫力、ラインガウワインの美味しさ、最後に訪問したハイデルベルグの威厳と落着き…

  何よりも2週間お世話になった友人一家のもてなしで、この旅は生涯忘れられないものとなる。 
 明日日本に帰る。以降、この旅の詳細を書き続けることになるだろう。
                      07年10月3日


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