旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

今年はどうなる … 人

2014-01-13 10:55:45 | 時局雑感


 人の人生は、その人を取り巻く“人”が彩る。酒にしても旅にしても、そこにかかわる人が新たな味わいを添えてくれる。
 一人酒、ひとり旅という言葉はある。しかし、一人で味わう酒にもその造りり手(米を作る農夫も含めて)の顔が浮かぶし、ひとり旅人も食や宿りをはじめ無数の人と袖を触れ合う。
 去年もたくさんの人と出会った。全く新しく出会った人も多く、思いもかけない新鮮な関係を残してくれた。
 今年はまたどんな出会いがあるのだろうか?

 人生の清算期に入ると、過去の出来事とそこに絡まる人が様々に想い出される。むかし親しくつき合って、何十年も会わない人と会ってみたくなる。
「あいつとあんな議論をしたが未だ決着がついてない。今どう考えているだろうか?」 
「あの時相談されたことに中途半端な返事をしたままだ。あれはどう処理されたのだろうか?」
 今年の年賀状の数名に「おれも先が短くなった。一度会うか」と書き添えた。いずれも昔は親しく付き合い年賀状は交わしているが、何十年も会ってない人たちだ。未だ返事が来てないが、相手も何か考えているかもしれない。

 今年新たにどんな出会いが生まれ、過去の出会いがどんな決着を見るのだろうか?


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