旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

早くも春を待つ心

2014-01-22 15:41:57 | 時局雑感


 厳しい寒さが続いたが、このところ最高気温10度前後に戻ってきた。24節気では大寒の時節にあたる。
 暮12月22日の冬至を境に、明けて1月5日が小寒、この22日が大寒、これから2月4日の立春までが大寒とされ、一年で一番寒い時節と言われる。
 寒さも小から大に向かうのだろうが、逆に「小寒の氷、大寒に溶ける」という言葉もある。つまり、2週間もすれば立春であり、日々春に向かっているのである。昔の人は季節の変化を微妙なニュアンスを込めて言い表してきたのであろう。

 新聞やテレビは毎日暗いニュースや嫌な事件を伝えている。4月には消費税引き上げなど今年も辛い情勢が待ち受けている。しかし、暖かくなれば何か良くなるのではないかと期待もする。
 「春が来れば……」と人は夢を抱き続け、苦しい冬を生きてきたのだ。
 希望を持って春を待とう。


  
     キンカン? (散歩の道筋で)
       
              松沢病院脇のけやき

 


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