旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

目の見えるうちに観ておこう

2014-07-10 16:09:12 | 時局雑感


 今年も折返して既に10日、後半の行事に期待をつなぐ。視力を失いつつあることが心の重荷となっていたが、昨日の検査で何とか踏みとどまっていることを自覚すると、新たな意欲もわいてくる。見えるうちに何でも見ておこう、といういやしい根性だ。
 今月は19、20日と志賀高原に行く。どのくらい遠望が効くかわからないが、良い空気をいっぱい吸って来よう。24,25日は娘のオペラ『ラ・ボエーム』だ。娘の企画では初めての字幕スーパー付きだが、映画でもこれが見えなくて困る。こちらは字が読めなくても良い音楽をいっぱい聴こう。
 8月は国立劇場の歌舞伎。稚魚の会と歌舞伎会という若手役者の合同公演で『菅原伝授手習鑑』だ。これも役者の顔を見定めなくても、歌舞伎独特の舞台の美しさを味わえばそれでいい。続いて9月は大相撲秋場所を狙っている。どうせならマス席で迫力あるところを満喫したいと、ひそかな思いを巡らせている。
 10月には四国の高知訪問の計画がある。大学のゼミナリステンの会で、今年は恩師の墓参り(高知市)に行って、鰹のタタキで四国の酒を飲もうというわけだ。そういえば弟が「今を時めく『獺祭』の蔵を訪ね、ついでに山口県の蔵をいくつか廻ろう」と言っている。この計画を入れる余裕があるか?
 見えるうちに…、となると急に忙しくなってきた。


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