旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

気になるトルコの大雨

2009-09-12 10:48:22 | 

 一昨日(9月10日)、JTBさんからトルコ旅行の「旅のしおり」ほか諸資料が届いた。それを機に同行者のうちのK氏親娘と三人で、美味しい日本酒を飲みながらトルコへ向けて気炎を上げたことは、昨日のブログのとおりである。

 ところで、届いたのは旅の資料だけでなく、目的地トルコの洪水のニュースだ。当地で8日ごろから降り始めた雨は80年ぶりの大雨とかで、イスタンブールは大半水につかり、トルコ北西部で30人以上の死者が出ていると言う。幹線が一気に冠水し車中に水がなだれ込み、死者のほか多数の怪我人が出ている模様だ。
 私は何年か前のニューオルリーズのハリケーン被害を想起した。「もう一度行きたい街」の一つに挙げているあの美しい街は、今も原状に復帰していないらしい。ハリケーンと大雨とは違うであろうが、二週間後に訪れる夢にまで見ている歴史遺産「美しい(であろう)イスタンブール」は失われたのではないか? という不安がよぎる。
 街は失われないまでも、清掃や修復で目指す遺跡を見ることができないのではないか? 道路が修復できず予定の日程がこなせないのではないか? 様々な不安が次々と浮かぶ。

 まあしかし、不安ばかり抱いても仕方ない。イスタンブール見学は27、28日で今から20日ある、ビザンティン文化を支え、オスマン帝国を築いてきた偉大なトルコ人は、私たちの着くまでに、綺麗に洪水の後片付けを済ましてくれるだろうと期待している。
                            


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