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前に書いた「哀しきオヤジギャグ」よりの抜粋です。
≪◆昔感銘した哲学者・「トイレの哲人」の言葉を想いだす。
当時私は大学生だった。
必要に迫られて大学のトイレに入った。
しゃがんだ真正面の落書きを見て驚き感銘した。
そして、自分も束の間の哲学者になった。
「七つ八つ 音はすれども 空吹きの
実の一つだに 出ぬぞ悲しき」
これほど作者の心情を赤裸々に吐露した名歌を私は知らない。
そして次のような感想歎が添えてあった。
「トイレとは思考(シッコ)し空想(クソ)する
場所なり」
私はこの天才的歌人にして哲学者である人物の尊顔を見たく思い、学校の掲示板で作者を捜し求めたが・・・・・・
結局、読み人知らずに終わった。
私はこの作者を密かに「トイレの哲人」と尊称した。≫哀しきオヤジギャグ
◆人はトイレに入ると「考える人」、或いは「哲学者」になるという。
沖縄ではトイレに行くことを「ムヌカンゲー」しに行くと言うくらいだ。
「ムカンゲー」とはそのまま「物考え」と書けば自ずとその意味はわかる。
人は自分の分身が己の身から離れ落ちる瞬間頭の考えが閃くらしい。
トイレで新発見をしたという話を良く聞くがトイレから出た瞬間それが単なる「空想(クソ」だったことがわかる。 トイレでケツ別したた我が分身を「新陳代謝の結末」という哲人もいる。
だが、冒頭に引用したようにトイレの落書きに己の英知の結晶を書き連ねる哲人が存在するのは事実だ。
あえてトイレに落書きをするのは、トイレを出てしまったら何もかも忘れてしまうのだろう。
色即是空の境地か。
色といって世俗のイロ事ではなく、人生の煩悩全て(空想も含めて)を色で表す。
◆ある男、トイレで小用を足そうとしたら、
目の前に張り紙がある。
「一歩前。
君のはそんなに、長くはない。」
【追記】08:35
「一歩」の一言で空想が宇宙を一飛びして月面まで行ってしまった。
アポロ11号アームストロングが月面に足を踏み入れたときに発した有名な言葉を思い出してしまった。
検索でその有名な言葉を見つけた!
"That's one small step for man,
one giant leap for a toilet-cleaner."
“小さな一歩ですが
トイレ清掃人にとっての偉大なる飛躍です”
失礼!実際のアームストロング船長の言葉は次の通りでした。
"That's one small step for man,
one giant leap for mankind."
“小さな一歩ですが
人類の偉大なる飛躍です”
◆これもある公衆トイレでのおなじみ?の話。
しゃがんでフンばっていると、
目の前に、
「右を見よ」と落書きがある。
右を見ると、
「左を見よ」
左を見ると、
「便所の中でキョロキョロするな。」
さすがにこの哲人も「上を見よ」迄は書けなかったようだ。
しゃがんだまま上を仰いだら、
「しゃがんだまま上を仰ぐのはきついだろう。ゴクロウさん。」
・・・とでも書いてあったらケツ作だが、最近のデパート等の公衆トイレでは、天井の落書きは不可能だろう。 それでもと強行したらって?
掃除のおばさんに見つかって、不審者として通報されるのがオチだ。
◆これも公衆トイレでの話し。
用を済ましてふと見ると、
トイレットペーパーが切れている。
ポケットを探ってもティッシュの持ち合わせがない。
切羽詰まったところで紙の、・・・じゃない、神の声を聞いた。
壁の落書きいわく。
「汝、カミに見放されし時、ウンは自らの手でツカミ取れ!」
うーん、ウンチク、・・・じゃなく、ガンチクがある!
だが、哲人は一人だけはなかった。
もうひとつの落書き。
「たとえカミに見放されてもうろたえるな! そのまま乾くまで待て!
人生は長い!」
◆トイレの落書きの主をトイレの哲人と尊称しているが、必ずしも落書きでなくともトイレで哲人がふと呟いた一言が口伝となって語り継がれた例もある。
長い間便秘に悩んでいた男。
やっと便りがありそうになってトイレでフン張っていたところで隣が火事の模様。
火の手は激しくトイレまで類焼しそうだが、目下快調に1週間分の納税中。
やっと出かかったモノだ!
途中で止める訳には行かない。
隣から「便所が火事だー!」の声。
火事で逃げるには「フン切り」がつかない。
男はしゃがんだまま唸った。
こうなったら「ヤケクソ・・・だ!」
◆ヤケたクソはどんな匂いがするのだろう。
匂いと言えば、日曜日(10月1日)の琉球新報の住宅の広告に、宣伝商品とは全く関係のない面白い広告があった。
≪尻(ちび)のあくび
沖縄では屁のことを、
尻(ちび)のあくびとか、
歯無(ハーモー)ラッパと表現する。≫
≪屁のくささは、
幽霊も悪霊も苦手だってさ
(略)
でも、これだけは、いくら知っていても、
すぐに出すことは出来ないよね。≫
これが住宅の宣伝だから面白い。
◆≪すぐに屁を出すことは出来ない≫というが、世の中には変わった人がいるもの。
今度は屁を自由自在に操る男の話。
この男いつでも自由に屁をひることが出来るようになったので、調子に乗って、屁で音階、つまり♪ドレミ♪を奏でる荒業に挑戦した。
努力と訓練の結果何とかドとレまでは成功したが次のミが中々難しい。l
やっと成功したので会社の宴会で余興に社長の前でこの芸を披露することになった。
無事ド・レまで来たがいつものようにミで詰まってしまった。
「社長の前だ、絶対成功させよう」
思い切って気張ったら「ミ」は出ないで「実」が出てしまった。
その後のこの男のウン命はって?
その後理由不明で左遷されたと言うが、何で左遷されたかミに覚えが無いと言い張っているそうだ。
最後は上品に決めてみよう。
あるトイレの小用便器の前に張ってあった歌。
心して 支えて振れよ
棹しずく
傍に散らすな 朝顔の露
【蛇足】
引用した哲人達の箴言の数々は全て「詠み人知らず」故、著作権は発生していないものと解釈します。
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