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狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

奈良市の長期病欠職員 虎の尾を踏んだみのもんた

2006-10-23 09:11:42 | 県知事選

みのもんたが今朝の「朝ズバッ!」で奈良市職員の長期有給病欠の件で吼えていた。

この問題の影に潜む日本のタブーに果敢にもカメラとマイクを突きつけた。

 これまで日本のメディアが敢えて避けてきた日本の闇に光を当てようとしているのだ。

これは下記転載の朝日記事のような単なる市の杜撰な職員管理体制による「税金無駄使い」の問題ではない。

なるほど5年間に実働8日程度で2700万円もの収入を得ていたとなる杜撰な職員管理、税金の無駄使いに焦点が当てられるだろう。

朝日は敢えて問題の焦点をずらしているが、光を当てるべきは当該長期病欠職員の名刺の裏に記された肩書きにある。

 この種のお役所の不始末の度に繰り返されるように「このような病気休暇の制度があったことが問題だった。

今後、規則を速やかに改正しなくてはいけないと思っている」と幹部が謝罪して、シャンシャンと済ましてもらっては困る。

 長期病欠、新たに2人 給与ほぼ満額支給 奈良市 asahi. com 2006年10月22日  

奈良市環境清美部収集課の男性職員(42)の長期病欠問題で、ほかにも同部の男性職員2人がここ約5年9カ月間に、様々な病名で100回から200回近くも不自然な病気休暇・休職を繰り返し、給与のほぼ全額を受け取っていたことが22日、分かった。
同市の規則では、一つの病名で90日間まで有給の病気休暇を認めており、別の病名で診断書が提出し直されれば、新たな休暇を取得できる。同市は規則を改正したいとしている。
 同市人事課によると、42歳の職員の問題発覚後、市長部局の2152職員の05年の勤務実績を調査。
病気休暇・休職を繰り返したり、勤務日数が少なかったりした職員について、記録が残る01年1月から今年10月13日までを調べ直し、2職員についても把握した。
 1人の職員は二つの病名で休暇・休職を100回繰り返し、期間中の出勤日数は182日間。もう1人は五つの病名で187回繰り返し、出勤日数は423日間だった。
短期間の出勤と休暇を繰り返していたケースが目立つという。
   同市の規則では、病気休暇中の給与は満額支給。90日間を超えると休職処分になるが、給与は2割削減で支給され、減額分の大半は同市職員互助会が補填(ほてん)する仕組み。
 同市では今月に入って、42歳の職員が病気を理由に同期間に8日間しか出勤せず、休み中に庁舎内で親族業者の工事受注の口利き活動などを頻繁にしていたことが発覚、市は処分を検討している。
 藤原昭市長は「このような病気休暇の制度があったことが問題だった。
今後、規則を速やかに改正しなくてはいけないと
思っている」と話している。

 みのもんたは「朝ズバッ!」がマイクとカメラを突きつけた件の長期病欠職員の名刺の裏の肩書きに開放同盟支部長と公表した。

 インタビューに答える一般市職員は件の病欠職員のことは皆知っていながら見て見ぬ振りをしていた模様。

 みのもんたが腰砕けせずに何処までタブーに迫れるか。

 問題は、現代の日本において一種のタブーであると言われる。

そのためマスメディアなどで正面から取り上げられることは少なく、また公の場で問題を語ることは大きな論争の原因となることが多い。

 「」という言葉自体も、事実上の放送禁止用語となっており、出演者が「集落」の意味でのという言葉を使った時でさえ、すぐに謝罪訂正(ニュース・生放送などの場合「集落ですね」などとその場で言い換える場合がある)が流される。

 あの筑紫哲也でさえ「ニューヨークの街も多分場だね」と番組で発言をしたため、抗議を受けて、「場」という言葉の使い方が不適切であったとして翌日に謝罪をした。しかし一部の屠場労組から抗議があり、解放同盟も加わっての糾弾会が行われた。

 ちなみに沖縄では「」と言う言葉はタブーではない。

 それどころか居酒屋などの集まりなどで「昨日はの運動会で走ったので筋肉痛だ」とか「成人式は単位でも祝ってくれる」とか公衆の面前で大声で「」を連呼しても誰も気にも止めない。

 ただし酔ってあまり声が大きくなると「カシマサン!」(かしましいーうるさい!)と別の酔っ払いに怒鳴られるかも知れないのでご用心。

いずれにせよ、みのもんたは虎の尾を踏んでしまった。

 何処までがんばれるか

 ◆問題http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%83%A8%E8%90%BD%E5%95%8F%E9%A1%8C

【追記】11:45

大手メディアがビビッテいるのに2チャンネルでの批判の嵐をライブドアニューが伝えていた。

以下引用。

休職中も給与満額支給 奈良市職員愛車は「白いポルシェ」!

休職中も給与満額支給 奈良市職員愛車は「白いポルシェ」!
2ちゃんねるでも非難の嵐

   奈良市環境清美部に勤める40代男性職員が、2001年からの5年9カ月余りで8日しか出勤しないにもかかわらず、給与が満額支給されていたことが問題になっている。そんな中、期間中に職員が「白いポルシェ」で勤務先の市役所に来ていたことがわかった。ネット上では「畜生、公務員になりゃあ良かったよ」「こんな税金泥棒は死刑だろ」などといった怒りのカキコミが続いている。

休職中に市役所に白いポルシェで

   新聞各紙の報道によれば、男性職員は05年12月下旬に約2年ぶりに出勤し、以後1日も出勤していない。06年は2~8月までに計4回、別の病名の診断書を提出し、病気休暇扱いを受けている。同市の規則では、一つの病名で90日間の病気休暇を認めており、給料は満額支給されているのだという。しかし、06年10月20日の奈良新聞共同通信によると、「この職員が頻繁に市の建設部などに出入りしていたほか、解放同盟奈良市支部協議会副議長として、部課長らとのセクション別交渉や担当課との協議など、公式の場にたびたび出席していたことが分かった」という報道があり、男性職員は実は元気で、ほかの仕事をしていたことになる。
   しかも、高級外車の所有が目撃されている。J-CASTニュースが奈良市役所人事課に聞いたところ、担当者は、

「休職中に市役所に白いポルシェで来ていたのを何人もの職員が見ています」

と証言した。

   一方、Q&Aサイトの「オウケイウェイヴ」には06年10月18 日18時47分にこんな質問が掲載された。『本人はピンピンしていてポルシェに乗っています。(質問)どうしてこんなことが許されてきたのか教えてください』。06年10月20日12時現在2つの回答が寄せられ、質問者は「談合や贈収賄の問題にも発展することも考えられます。なにしろポルシェですもんね」「今回の事件はどういうわけで、上司が放っておいたのか、まったくわけがわかりません。役所の管理がいくらずさんといっても、ちょっと想像の域を超えますね」と「お礼」を書いている。

2ちゃんねるでも非難の嵐

   2ちゃんねるには06年10月18日17時34分51秒に、「"給料は満額支給" 奈良市職員、5年間で出勤8日…病気を理由に」と題するスレッドが立てられた。

「5年だと総額給料2500万くらいかつうか日給300万円かよw」
「|*゜Д゜)ノ 日給で500万円くらいですかね?」
「これはふざけすぎだろ。全額返済しろや」
「フェラーリ・ポルシェ・ベンツetc.車7台 腕時計はフランクミューラー700マン円 税金泥棒!」「ニートの方がマシなんじゃね?w」
「自分も公務員だけど、こういう人が権利を乱用するおかげで。。。ちきしょう」
「これはひどい。半年休んで半年もらうって手はよく聞くけどな」
「もう税金とか払わなくていいよね」

など、非難の嵐だ。


2006年10月20日15時56分 J-CASTニュース提供元一覧

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