朝日新聞が偏向しているとは、いまさら言うのも当たり前すぎてかえって
いい辛いが、各県の地方紙にニュース配信をするいわばニュースの
卸商のような共同通信も偏向では朝日に負けてはいない。
共同通信は東京新聞、中日新聞を始め全国地方紙のほとんどを
カバーし、我が琉球新報、沖縄タイムスも勿論その配信の恩恵に浴して
いる。
配信するのは、国際、国内ニュースは勿論、解説記事からマンガまでも
配信する。
さすがに社説までは配信しないが、重要問題のときは「模範回答」のよう
な社説の見本を配信して各地方紙の論説委員がそれを換骨奪胎して
自社独自の社説を書くという。
その結果、時々そっくりの社説が配信各紙で掲載される時がある。
ところでその共同通信配信先の中日新聞が、共同通信社長が北朝鮮
ナンバー2との会見したと報じた。
勿論中日新聞だけの特ダネではなく配信先各紙、勿論琉球新報にも
同じ記事が出た。
中日新聞2006年10月12日
核実験継続は米次第北朝鮮ナンバー2が見解
【平壌=共同】北朝鮮の金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長は11日、平壌で共同通信と会見、核実験を引き続き行うかどうかについて「米国のわが国への(今後の)政策に関連する。引き続き圧力を加えるなら、物理的措置を講じざるを得ない」と述べ、米国の対応次第で再実験などもあり得るとの立場を示した。国交正常化をうたった2002年の日朝平壌宣言については、安倍晋三政権発足後も「有効だ」と言明した。
安倍政権発足と核実験実施発表後、北朝鮮の国家元首にあたる序列2位の最高幹部が核実験や対日関係で見解を表明したのは初めて。核実験が米国に政策転換を迫る狙いであることを明確にしたといえる。
核実験について金委員長は「核戦争抑止力のため」と自衛的措置との立場を強調、北朝鮮が核兵器を保有することで「北東アジアの力の均衡が維持される」と主張した。
6カ国協議への復帰問題では「米国の態度にかかっている。ブッシュ政権は6カ国協議を通じ核問題を解決する意思がない」と批判、核実験実施発表後も金融制裁さえ解除されれば同協議に復帰する用意があるとの考えを示した。
さらに、国内は安定しているとし、「敵対勢力の経済封鎖、制裁の強化にもかかわらず、経済は上昇軌道にある」と強調、国際社会の制裁は効果がないと自信を示した。
また、平壌宣言履行には「それぞれの条項について尊重する基本的な姿勢と立場を堅持することが必要」とした上で、「これは宣言に言及された内容と、実際に日本で論議されている拉致問題などを念頭に置いての発言だ」とも述べた。拉致問題で何らかの打開を図る必要があるとの認識を抱いていることを示唆したとみられる。 会見は万寿台議事堂で、共同通信の石川聡社長らとの間で行われた。
この時期(核実験直後)に、この場所(万寿台議事堂)で国交の無い国・北朝鮮のナンバー2と日本の通信社の社長が会見を行った!
敢えて記事内容には触れない。
この記事自体がニュースだ!
共同通信・石川社長は、何時の間に、この緊急時に北朝鮮入りをしていたのか。
共同電では報じられなかったが、実は北朝鮮が核実験を行った日(9日)の二日前、共同通信社代表団が平壌入り していた。(朝日新聞)
≪2006年10月07日20時03分
朝鮮中央通信によると、石川聡社長を団長とする日本の共同通信社代表団が7日、平壌に到着した。≫
更にzakzakの報道によると共同通信は9月上旬には将軍様のお許しを得て平壌に支局設置を許可されていた。
既にその時から 「報道の自由の無い国」で「北からの情報の垂れ流し」に利用されないかとの懸念をもたれていた。
体のいい将軍様のスポークスマンである。
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_08/t2006082433.html
特派員常駐せず、現地採用で運営
共同通信社が9月上旬に北朝鮮で平壌支局を開設することが24日、わかった。日本のメディアで初の進出となる。ただ、北朝鮮は「報道の自由のない国・地域」として世界的に有名なだけに、永田町や霞が関では「北からの情報垂れ流しにならずに、どこまで報道の自由を確保できるのか」と、支局開設の意義を疑問視する声も出ている。
政府関係者によると、支局には日本からの特派員は常駐せず、現地採用の職員による運営となる見通しだという。
北朝鮮といえば、「国境なき記者団」による報道の自由度ランキングでも139位と最下位。
これまで、支局を開設していたのは中国国営の新華社通信、人民日報、ロシアのイタルタス通信など。今年5月、米AP通信の映像部門の系列会社「APTN」が旧西側メディアとして初めて支局を開設している。
平壌支局をめぐっては、日本の複数の報道機関が開設に意欲をみせているとされる。
なかでも共同通信社は今年4月、加盟新聞社の代表23社の幹部をつれて訪朝していた。
同社総務局は夕刊フジの取材に対し、「その件についてはお話できる状況にはない」と話している。 (ZAKZAK 2006/08/24)
「お話できる状況にはない」というが朝日新聞は誇らしげ次のように報じている。
更に、この日本からの屈朝記者団は将軍さまの命令で14日、故・金日成主席の生家である万景台を訪問し、記念撮影している。
なおこの万景台訪問・金日成墓参は記者団全員参加の将軍様指令が出ていたという。
修学旅行団よろしく並んで記念写真を撮る間抜け面を韓国・中央日報が報じている。 恥ずかしーい!
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=74832&servcode=500
そのときのマスコミ各社の将軍様への手土産は確か日本酒の銘酒セットだったそうだが、これだけの数の銘酒セットを飲み干して将軍様も酔っ払ったのか翌日5日にはミサイル乱射をしている。
そういえば今回の核実験も共同通信社長一行が朝鮮入りした7日の翌々日に核実験をしている。
北の将軍様は世界の注目を浴びるようなミサイル乱射」とか核実験とかをしでかす時は必ず直前に将軍様のスポークスマンになる記者団を北朝鮮に呼び入れている。
これって何かあった時の人質にはならないの。
チュチェ思想の同志を人質にしてもしょうがないか。
以下北朝鮮への朝貢旅行を誇らしげに報じる朝日新聞記事。
asahi.com 2006年7月4日
本社記者含む取材団、平壌入り
http://www.asahi.com/national/update/0704/TKY200607040500.html
2006年07月04日20時06分
本社記者を含む日本のマスコミの取材団が4日、平壌に入った。在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の提案を受けて実現した。8日まで滞在の予定で、北朝鮮側は4日、横田めぐみさんの夫だったとされる韓国人拉致被害者、金英男(キム・ヨンナム)さん(44)や北朝鮮外務省で日朝問題を担当する宋日昊(ソン・イルホ)大使らとの会見に応じる方針を取材団に伝えた。北朝鮮側としては、拉致問題は「解決ずみ」とし、日朝を含む対外関係の改善につなげる狙いと見られる。
今回の取材には本社のほか、読売新聞、共同通信、NHK、TBS、テレビ東京などが参加。本社の場合、5月末に朝鮮総連側から「拉致問題を含む日朝問題を中心に北朝鮮当局者の取材が可能」だとして、取材団受け入れの提案があった。
本社は、拉致問題のほか、北朝鮮の核やミサイル問題、日朝交渉などについて多数の政府高官への取材希望を伝えているが、平壌に入るまで、北朝鮮側から取材対象や日程に関する具体的な回答はなかった
韓国・中央日報:「日本マスコミ社長団が万景台訪問」
(日本マスコミ朝貢団が14日、故・金日成主席の生家である万景台を訪問し、記念撮影している。)
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=74832&servcode=500